2020年2月23日 放送

2020年2月23日 放送

2020年2月23日 放送

南加庭園業連盟65周年式典

2月2日日曜日、モンテベロで、南加庭園業連盟の65周年式典が行われました。

南加庭園業連盟は、南カリフォルニア各地の14の庭園業組合が加盟する非営利団体で、1955年に発足しました。
会員同士の助け合いや、社会奉仕活動を主に行っています。

式典には115名が出席。
まず、今年度の新役員が発表され、岩下ひさもり会長をはじめとする7名が就任宣誓を行いました。

その後は、特別功労者表彰が行われ、連盟への貢献に対し、山中まちこさん、堀尾せいじさん、ロイ・今津(いまず)さんなど8名が表彰されました。

また、各日系諸団体の代表者らによるお祝いのスピーチが行われたほか関三脚(せき さんきゃく)さんによる講演が行われました。関さんは戦前から続く日系ガーデナーの歴史を、写真と川柳を交えて説明しました。

南加庭園業連盟は戦後におよそ6000名いた会員も、現在は570名までに減り、平均年齢は75歳。
職業団体としての役目も機能しにくくなり、今後の組織存続が危ぶまれています。

南加県人会協議会 新年会 / 役員就任式

2月9日日曜日には、南加県人会協議会による2020年度の新年会と役員就任式が行われました。

南加県人会協議会は、1964年に設立された非営利団体で、38の都道府県による県人会とその会員達で構成されています。

会員同士の助け合いをはじめ、奨学金の支給、被災地支援など、日米間の相互理解のために活動しています。

まず、今年度の新役員による就任宣誓が行われ、続投で2期目となるハッピー水谷会長をはじめとする、18名が紹介されました。

水谷会長は就任の挨拶で、県人会の高齢化に伴う世代交代と会員の減少について触れながら「新しい時代の流れに対応していきたい」と話しました。

続いて、武藤あきら在ロサンゼルス日本国総領事ほか、日系諸団体の代表者によるあいさつ。

最後は恒例の各県人会会長によるお国自慢が行われました。
今年のお題は県出身の有名人。
各県 25秒の時間限定です。

和食レクチャー&デモンストレーション

日本食の魅了を紹介するイベントが、ロザンゼルスで開催されました。

これはミシュラン一つ星を獲得した、東京、青山にあるレストラン「てのしま」の林りょうへいシェフを招いて行われたもので、在ロサンゼルス日本国総領事館とHISインターナショナルツアーズらの共催です。

イベントはロサンゼルス3ヶ所で3日間に渡り行われました。
初日となった2月3日はダウンタウン・ロサンゼルスの、やはりミシュラン一つ星の日本食レストラン、「シブミ」が会場となりました。

「シブミ」のデビッド・シュロッサー(David Schlosser)シェフと林シェフは、共に京都の老舗日本食レストラン「菊乃井(きくのい)」で修行した兄弟弟子です。

この日の1回目のイベントには、およそ40名のレストラン関係者や一般客が参加。
林シェフは3種類のだしのテイスティングによる「うまみ」のレクチャー。
そして、シュロッサー シェフとのコラボによるコース料理を提供しました。

2月の最初に行われる日本の行事「初午(はつうま)」にちなみ、そのとき食されるいなり寿司をコースに取り入れるなど、日本文化の紹介にも努めました。

また、シュロッサーシェフは日本の農林水産省から本年度の「日本食普及の親善大使」にも任命されています。

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2020年2月9日 放送

2020年2月9日 放送

2020年2月9日 放送

2020年 JBA 賀詞交歓会

1月22日、トーランスでJBA、南カリフォルニア日系企業協会による賀詞交換会が行われました。
これは毎年JBAが、新たな年に会員同士の交流をはかる目的で行っています。

JBAは、南カリフォルニアで事業を営む日系企業およそ440社が加盟する非営利団体で、 日米間のビジネスにおける相互理解と、地域社会への貢献を目的に活動しています。
今年の賀詞交歓会のテーマは東京オリンピック。
オープニングでは聖火ランナーが登場し会場を沸かせました。

式典では挨拶に立ったJBAの中島会長、そして在ロサンゼルス日本国総領事館の松尾主席領事は東京オリンピックのコンセプトにならい、多様性と調和(Unity in Diversity)にフォーカスした年にしたいと話しました。

乾杯のあと、およそ500名の参加者たちは、お雑煮やおせち料理を楽しみながら、互いに挨拶をしたり、名刺交換をしたりしました。

この日はスペシャルゲストとして、オリンピック、パラリンピックを目指す日本のアスリートたちが招かれました。
それぞれがデモンストレーションを披露し、大会への意気込みを語るとともに、競技活動への支援を呼びかけました。

最後は恒例のラッフルが行われ、当選者らは豪華商品を受け取りました。

ジャパニーズ・フード・エキスポ

1月25日、ハリウッドでジャパニーズ フード エキスポが開催されました。

このイベントは日本食文化の普及を目的に活動するJapanese Food Culture Associationによって主催され、14回目となりました。

今年は、ミューチュアルトレーディングなどの現地大手食品商社や日本各地からの業者をあわせ、およそ60社が出展し、それぞれの商品をアピールしました。

らーめん。たこやき。ちらし寿司など今やおなじみとなった日本食に加え、各県の特産品ブースでは、参加者が興味深そうに試食をしていました。

一方、酒ブースでは、地酒、焼酎、ビールなどが紹介され、日本食とのマッチングを楽しみました。

このほかステージでは、巨大マグロの解体ショー。
日本ならではの洋食、オムライスのデモンストレーション。
キャラ弁作りコンテスト。メガロール作り、などが行われました。

また、観光ブースも設けられ「食」を切り口として、参加者に日本への旅行をプロモーションしました。

イベントには、およそ2000名が来場し、賑わいました。

「飛騨の木工文化」展

ハリウッド・ハイランドのジャパンハウス・ロサンゼルスで、「飛騨の木工文化」展が開催されています。

この展示会では、岐阜県の飛騨地方に伝わるモノづくりを紹介しています。

飛騨は豊かな森林に囲まれた地方で、1300年の歴史を持つ「飛騨の匠」と呼ばれる職人たちが貴重な木工文化を受け継いでいます。

この展示会では、飛騨の老舗家具メーカーが、 家具材料としては扱いにくいとされる杉を加工する技術やものづくりのコンセプトを紹介しています。

また、使われなくなった杉の有効活用や、長く使えるモノを作る、という側面から、環境問題にも焦点をあてています。

HIDA -“A Woodwork Tradition in the making”は4月12日までジャパンハウス・ロサンゼルスで開催されています。

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2020年1月26日 放送

2020年1月26日 放送

2020年1月26日 放送

2020年 成人式

1月12日日曜日、トーランスで成人式が行われました。

このイベントは、海外でも日本の成人式を体験できるようにと、「日本文化振興協会なでしこ会」によって始められ、8回目を迎えました。
今年は年度内に20歳を迎える、または成人式への参加を希望する20代の男女27名が参加し、男性は、はおり、はかま。
女性は振り袖で着飾りました。

式典では、参加者一人一人が家族、来賓を前に挨拶をしました。

参加者の一人、ナターシャ・ヒロミ・ショーズさんは、盲目で生まれ、今年成人式を迎えました。

また、在ロサンゼルス日本国総領事館の萩原(はぎわら)領事。
そしてパトリック・フューリー トーランス市長が祝いの言葉を伝えました。

このほか、新成人を代表して、オオビラキ ミライさんによるスピーチ。
和太鼓演奏やダンスパフォーマンスなどが披露され、最後は、家族来賓一同でそれぞれの門出を祝いました。

平和の午後 : 広島と長崎が経験したこと

2月22日土曜日、リトル東京のアラタニ日米劇場で総合芸術舞台「平和の午後、広島と長崎が経験したこと」が上演されます。それに先立ち、そのリハーサルがメディアに公開されました。

これは広島と長崎の被爆体験を後世に伝える活 動を続ける非営利団体「シャドウズ・フォー・ピース」と日米文化会館が共催し、2017年に初上演された舞台です。

原爆の悲惨さ、平和の尊さを、音楽、ダンス、歌、語り、映像、そして祈りで伝えるもので、戦後75年を迎える今年、再上演が決まりました。

2018年12月に亡くなった、写真家で「シャドウズ・ フォー・ピース」の創設者、リチャード・フクハラさんの遺志を引き継ぎ、今回はエミー賞受賞のフィルムメイカー、ロバート・ホースティング(Robert Horsting) さんが製作総指揮と監督をつとめます。

総合芸術舞台「平和の午後 – 広島と長崎が経験したこと」は2月22日、リトル東京のアラタニ日米劇場で上演されます。

アジアン・アメリカン・エキスポ 2020

アジア系の商品やビジネスが集まるアジアン・アメリカン・エキスポが1月18日と19日、ポモナで開催されました。
毎年、旧正月の時期に合わせて開かれるこのイベント。
元々はチャイニーズ・アメリカン・エキスポとして1982年に始まったものですが、今では日系を含む1000以上のアジア各国のベンダーがブースを設けるイベントとなりました。

屋外には中国系、韓国系、日系など様々なストリートフードの屋台が並び、訪れた客は各国の料理を食べ比べていました。

また7つの展示会場では、自動車。化粧品。健康器具。食品など、あらゆる商品のブースが並び、特別価格で販売が行われました。

アジア系のイベントを積極的に行なっているテメキュラのペチャンガ・リゾート・カジノは、毎年恒例となっている旧正月大抽選会のプロモーションを展開しました。

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2020年1月12日 放送

2020年1月12日 放送

2020年1月12日 放送

2020年 お正月 イン リトル東京

新年を迎え、リトル東京では様々なお正月行事が行われました。

1月1日開催されたのは、「お正月 イン リトル東京」。
日本のお正月風情を体験できるこのイベントは今年で22回目を迎えました。

オープニングセレモニーでは、イベントを主催する南加日系商工会議所の川田薫(かわたかおる)会頭。
そして、在ロサンゼルス日本国総領事館の武藤あきら総領事らが新年のあいさつにたちました。

その後は、日系諸団体の代表者らによる鏡開き、そして、もちまきが行われました。

また、米国書道研究会の生田ひろこ会長は、今年の干支、「子年(ねずみどし)」の書き初めを披露するなど、ステージでは新春らしいパフォーマンスが続きました。

オニヅカストリートには、たこやき、やきそば、おもち、甘酒など様々な日本食の屋台が立ち並び、ミニ神社では新年の開運祈願も行われました。

一方、米国高野山別院では元旦法要が行われました。

今年も各地から家族連れの参拝客が訪れ、それぞれ、新年の無事と平安などを祈願した後、おみくじをひいたり、お守りを買うために行列を作っていました。

この日は穏やかな天候に恵まれ、およそ1万人の参加者がお正月の催しを満喫しました。

2020年 事始め

1月5日日曜日にはアラタニ日米劇場で「事始め」が行われました。

毎年恒例のこのセレモニーは、日米文化会館により主催され、今年で37回目となりました

新年を祝い、JACCCのマスターアーティスト、小阪ひろかずさんによって手がけられるこの舞台は、東西の芸術文化が融合するロサンゼルスならではの演目です。

今年も、ロサンゼルスを拠点に国内外で活躍する様々なアーティスト達が参加しました。

洗心(せんしん)仏教会のキンナラ・グループによる雅楽と舞楽。

ユバル・ロン(Yuval Ron)さんと、アジズ(Aziz)さんによるイスラムの宗教儀礼の一つ、スーフィーの回転舞踊。(Sufi whirling)

琉球国 祭り太鼓。(Ryukyukoku Matsuri Daiko)

そして、中村てつやさんとユバル・ロンさんの演奏に合わせてロサンゼルス弓道会による初矢の儀式が行われました。
パフォーマンスの後は昨年9月に館長に就任したパトリシア・ワイアットさんが挨拶。
関係者らとともに鏡開きと乾杯をしました。

また、日米文化会館では地下一階のトシゾウ・ワタナベ・クリナリー・カルチュラルセンターの完成と、1階ギャラリーの南加いけばな教授会による生け花展示会を祝うセレモニーが行われ、
来場者に甘酒が振る舞われました。

生け花の展示会は1月19日まで行われています。

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2019年12月22日 放送

2019年12月22日 放送

2019年12月22日 放送

ハリウッド クリスマスパレード

12月1日日曜日、ハリウッドクリスマスパレードが行われ、今年もLAねぶたが参加しました。
このパレードは、映画やテレビのセレブリティやキャラクター達が登場するロサンゼルスの冬の風物詩で、88回目を迎えました。
ねぶたの参加は5年目で地元の「LAねぶた囃子(ばやし)保存会」のメンバーに加えて、日本各地からもハネトらが応援にかけつけました。

いよいよパレードがスタート。今年のグランドマーシャルは、エンターテイメント・ジャーナリストで俳優のマリオ・ロペスさん。

マーチング・バンド、映画やテレビのヒーローたちやセレブリティらが続きます。

そして、ねぶたです。
今年は、2015年に初お披露目された「津軽海峡、義経渡海(よしつねとかい)」が再登場。

ドルビー・シアター前ではお囃子にあわせて、ハネト達が元気よく跳ね回りました。

その後、LAねぶたはハリウッドの中心、3.2マイルを練り歩き、およそ10万人の観客たちの声援に応えました。

大日本農会令和元年度農事功績表彰

日本の公益社団法人 大日本農会(だいにほんのうかい)は毎年、国内外において、農業の発展に貢献した人物を表彰しています。

南加支会から今年は、中西和彦(なかにしかずひこ)さんと、重田克己(しげたかつみ)さんが選ばれともに緑白綬有功章(りょくはくじゅゆうこうしょう)を受賞しました。

12月10日、総領事公邸で表彰伝達式が行われ武藤あきら総領事から、二人にそれぞれ表彰状と勲章が手渡されました。
重田かつみさんは2006年、長野県にあるホクトキノコ株式会社の北米現地法人を立ち上げ、キノコの生産をはじめました。
その後、まだ海外では馴染みのなかった日本のキノコの販路拡大に尽力し、全米一の生産規模に至りました。

中西かずひこさんは1962年から庭園業の仕事を続ける一方、バンナイズ市の水芳園(すいほうえん)や、ハンティントン・ライブラリーの日本庭園での奉仕活動を続けてきました。
最近ではグレンデール市の フレンドシップガーデンと ジャパニーズ・ティーハウスの修復に携わっています。

表彰伝達式には家族友人ら42名が出席。
代表者による祝いの挨拶や記念撮影が行われ、それぞれの受賞を讃えました。

ペチャンガ – SoFiスタジアム パートナーシップ

テメキュラ市のペチャンガ リゾートカジノがイングル ウッド市のSoFi(ソフィ)スタジアムとパートナー契約を結び、その発表記者会見が17日行われました。

ソフィ スタジアムはアメリカンフットボールチーム、ロサンゼルス・ラムズとロサンゼルス・チャージャーズの本拠地で、2020年7月完成を目指し、現在ハリ
ウッドパーク競馬場跡地に建設中です。
記者会見は、その建設現場で開かれ、ペチャンガ リゾートカジノを所有するルイセノ族ペチャンガ バンド、そしてソフィスタジアム、ラムズ、チャージャーズ、ハリウッドパークの代表者らが出席しました。

また、ホリデーシーズンにちなみ、会場では援助を必要とするベテランなど、50名を招いたチャリティーイベントも開催。食事や日用必需品が提供されました。

同時にイングルウッド市の学校やホームレス支援団体などにペチャンガ バンドから10万ドルが寄付されました。

ペチャンガの代表者はソフィスタジアムでリゾートカジノのブランディングを行うと共に、地域貢献にも力を入れていきたいと語りました。

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2019年12月8日 放送

2019年12月8日 放送

2019年12月8日 放送

LAオートショー 2019

11月22日から12月1日まで、ロサンゼルス コンベンションセンターで、LAオートショーが開催されました。
LAオートショーは、毎年行われる自動車業界の展示会で、各企業が最新のモデルやテクノロジーを発表しました。
トヨタが発表したのはカムリの四輪駆動モデル。 これは北米専用のモデルで、トヨタが導入してい る、TNGA -「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ」システムにより、地域ごとに、その場所のニーズにこたえた車の開発がしやすくなったとのことです。

人気SUV車 RAV4(ラブフォー)のプラグイン・ハイブリッドモデル RAV4 Prime (ラブフォープライム)も発表されました。エンジンとモーターを合わせ、302馬力を達成。時速60マイルまで5.8秒で加速可能です。
そして水素燃料電池車 Mirai(ミライ)の新モデルも発表されました。
こちらもTNGAを使い、デザインが一新されています。
マツダは「CX-30(シーエックス・サーティ)」の米国仕様車を発表。
独自の「魂動 (Kodo)」デザインで、エレガントさとSUVの力強さを兼ね備えた、コンパクトクロスオーバーとして注目を集めました。
マツダが手がけるスカイアクティブ テクノロジーにより、低燃費かつ快適な走りも実現させています。
ホンダは「CR-Vハイブリッド」を発表。
アメリカのホンダでは初の電動SUVとして販売を開始します。
このほか世界中の自動車メーカーによる60台以上の最新モデルが発表されました。

アメリカン フィルム マーケット & アジアン ワールド映画祭

11月は映画産業に関するイベントがロサンゼルス各地で行われました。

11月6日から13日の8日間、サンタモニカ で、AFM – アメリカン・フィルム・マーケットが開催されました。
AFMは、毎年世界各国から7,000名を超える映画関係者が参加する、北米最大の映画の見本市です。

日本からも制作・配給会社が参加し、最新作のプロモーションを展開しました。
こちらの会社は、日本が舞台でアメリカ人を主人公にしたホラー映画を用意。

一方は、ドラマからアニメまで、様々なジャンルの作品を揃えました。

一方、11月6日から14日までの9日間、
カルバーシティでは、アジアン・ワールド映画祭が開催されました。
初日のオープニングセレモニーでは、ハリウッドで活躍するアジア人俳優を称える授賞式が行われ、真田広之さんが特別賞を受賞しました。

今年は日本文化をテーマとした作品も上映されました。
川端康成原作の「古都(The Old Capital)」。
LA在住の曽原三友紀(そはらみゆき)監督による「はんなり(Hannari)」。
福本莉子(ふくもとりこ)さん主演の「幸せのマスカット(The Grapes of Joy)」最終日は、新海まこと監督による「天気の子」が上映されました。

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2019年11月24日 放送

2019年11月24日 放送

2019年11月24日 放送

米日カウンシル アニュアル・カンファレンス

11月2日から5日まで、ハリウッドで米日カウンシル主催のアニュアル・カンファレンスが開かれました。
これは「日米協力の現状と未来」をテーマに、開催地を変えて毎年行われており、今年で10回目となりました。
米日カウンシルはワシントンDCに本部をおく教育的非営利団体で、より良い日米関係を築き、それを恒常的なものにするための国際的リーダーの育成を目的としています。

カンファレンスには政府や民間から日米関係を担うリーダーたちが参加し、日米間における、文化、社会、経済の展望などについて話しあいました。

本会議では、ソニーのシニア・アドバイザー、平井かずおさんと元駐日アメリカ大使のジョン・ルースさんが、国と国をつなぐ経営者のあり方について話しました。

分科会ではイノベーションと起業家、女性のリーダーシップ、そしてフード関連のプロジェクトの可能性など、様々なテーマで個別にディスカッションが行われました。

特にこのカンファレンスがハリウッドで行われたことから、日本人やアジア系アメリカ人とエンターテイメント業界をテーマとした会合では、活発な意見交換が行われました。

また、次世代の日米交流のリーダーとなる若者の育成 をサポートする「トモダチ・イニシアチブ」は東日本大震災をきっかけにはじまったもので、これまで、およそ8000人が参加。
カンフェレンスでも元参加者が、日系コミュニティの発言力を高める方法について意見を述べました。

日本帰国セミナー

引越し業務で知られる、日本通運(にっぽんつうう ん)による「日本帰国セミナー」が10月26日、トーレンスで開かれました。

これは日本への完全帰国を考えている永住権や市民権 保持者を対象にした無料セミナーです。
帰国の際、気をつけなければならないポイントを専門 家が解説するというもので、今回で12回目となります。

この日はまず、不動産の専門家が、アメリカの持ち家処分のタイミング。売るべきか 貸すべきか。日本のどこに住むのか、など、住まいについて帰国前に考えておくべきことを説明しました。

次は日通による引越しの話。特に、いらない家具の処分のサポートや、アメリカと日本での荷物の1時保管のサービスなどに参加者は注目していました。

そして最後が、税金の話。税法上でのアメリカ居住者、非居住者の意味。家を処分するタイミングによる税金の違い。永住権や市民権を保持したまま帰国する場合のメリットとデメリットなど、事前によく検討しておかなければならない税務上の事柄を講師がわかりやすく解説しました。

それぞれの話の中で各講師が強調していたのは、早めに準備を始める事。

このセミナーは、ロサンゼルス、サンディエゴ、ラスベガスなどで、今後も年に4回程度開催されるとのことです。

NIPPONの47人 クラフト展

ハリウッドのジャパンハウス ロサンゼルスで、日本の工芸品を集めた展示会が開かれています。

これは、日本の47都道府県から一人づつ選ばれた、若手の工芸作家の作品を紹介するものです。

それぞれの地域の伝統技術や素材を使ったクラフトが展示され、北は北海道から、南は沖縄まで、順番に並べられた作品を見ているうちに、日本の文化や風土、伝統工芸の多様性を感じることができる構成になっています。

また、特徴となっているのは、実際に普段の生活で使うことができる作品が集められていることです。

「ニッポンの47人クラフト展」はハリウッド・ハイランドのジャパンハウス ロサンゼルスで1月5日まで開催されています。入場は無料です。

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2019年11月10日 放送

2019年11月10日 放送

2019年11月10日 放送

名古屋デー ロサンゼルス

ロサンゼルスと名古屋市は姉妹都市関係を結んでから今年で60周年を迎えました。

それを記念するイベントが10月26日土曜日、センチュリーシティのショッピングモールで行われました。

これはロサンゼルス名古屋 姉妹都市委員会によって主催され、日本から河村たかし名古屋市長、ロサンゼルスからエリック・ガーセッティ市長らが出席しました。

名古屋市とロサンゼルス市はいずれも国際貿易港を有する国内の主要都市であることから、1959年、姉妹都市関係を結びました。

オープニングセレモニーでは、両市長はそれぞれ祝いの言葉を述べ記念品を交換しました。

会場には、プロモーショングッズや旅行案内、名古屋コーチンの試食ブースなどが設置され、ステージでは名古屋のアイドルグループ Delaがパフォーマンスを披露。

また、ティーセレモニー。
和菓子づくり。
絞り染めなど文化体験コーナーも用意され、来場者に名古屋、そして中部地方をPRしました。

イベント終了後にはVIPゲストが出席するディナーパーティが開かれ、日米の企業、文化団体などの代表者が出席する中河村市長が乾杯のあいさつに立ち、華やかに60周年を祝いました。

ジャパンカッツ ハリウッド映画祭

11月1日金曜日から3日間、ハリウッド・ハイランドのTCLチャイニーズシアターズで、ジャパンカッツ・ハリウッド映画祭が開催されました。

この映画祭は、南加日米協会とJapan Houseロサンゼルスにより共催され、優れた日本映画の数々が上映されました。

初日はオープニングを記念し、レッドカーペットが行わ れ、参加作品の監督や出演者ほか、映画祭の関係者らが参加しました。

オープニング作品は「今日も嫌がらせ弁当」。
これは八丈島を舞台に、シングルマザーが反抗期の娘とお弁当を通じて交流するという内容で、主演の篠原涼子さんと塚本れんぺい監督が日本から参加しました。

上映後は、塚本れんぺい監督と篠原涼子さんが参加してのQ&Aも行われました。

このほか映画祭では、是枝裕和(これえだひろかず)監督の総合監修による『十年 Ten Years Japan』、蜷川実香(にながわみか)監督、小栗旬主演の『人間失格』など、3日間で短編と長編をあわせ全14作が上映されました。

米国書道研究会 書画展

リトル東京の日米文化会館で書道展が開催されています。

これは、米国書道研究会が主催し、日米で活躍する女流書家6名の作品が展示されています。

10月5日土曜日にはオープニングセレモニーが行われ日系諸団体の代表者が出席するなか、書道研究会の書家や、生田博子(いくたひろこ)会長らよるデモンストレーションも行われました。

米国書道研究会は1965年に発足し、アメリカにおける書道の普及のために活動しています。
展示会では、若手書家による作品の数々も紹介されています。

書道展は、日米文化会館1階ドイザキギャラリーで来週末10月20日日曜日まで行われています。

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2019年10月27日 放送

2019年10月27日 放送

2019年10月27日 放送

叙勲伝達式

日本政府は令和元年 春の叙勲受章者を発表し、 10月15日総領事公邸で叙勲伝達式が行われました。
毎年、日本政府は国家または社会に対する功労者に勲章を授与しており、令和元年春の叙勲受章者として、在ロサンゼルス日本国総領事館管轄区から、ヘンリー・タケイさんが選ばれました。
ヘンリーさんは、旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)を受章し武藤あきら総領事より、表彰状と勲章が授与されました。
ヘンリータケイさんは元UCLA歯学部教授で、これまで歯周病学分野の発展に寄与してきました。
特に若手研究者の育成に力を入れ、UCLAと日本の大学との学術交流プログラムや、講義活動を継続的に続け、日米で活躍する多くの教員や歯科医たちを指導してきました。

式典には家族や友人らが出席し、代表者がお祝いの言葉を述べ
ヘンリーさんの功績をたたえました。

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2019年10月13日 放送

2019年10月13日 放送

2019年10月13日 放送

2019 ジャパニーズフード & レストラン エキスポ

9月28日土曜日、パサディナ・コンベンション・センターでジャパニーズフード・アンド・レストランエキスポが開催されました。
これは共同貿易が日本食業界関係者を対象に毎年開催するもので今年で31回目を迎えました。

日本食関連のビジネスショーとしてはアメリカ最大規模のこのエキスポには、今年135社が出展し、それぞれの商品をPRしました。

食品ブースでは、大衆料理として人気の高いラーメン、カレー、たこやき、からあげ、チャーシューなどのほか、調味料、お菓子、加工品も紹介されました。

また高級食材からは、超低温冷凍技術ULTSを用いた新鮮な魚や、宮崎和牛などが注目を集めました。

共同貿易からは、魚のすりみを使ったトルティーヤなどが、日本食材を使った新しい試みとして紹介されました。

今年は「地球環境」をテーマとし、ゴミを減らす工夫として、試食用に箸、フォーク、おちょこなどが来場者に配られたほか、環境を意識した様々な提案も行われました。

一方、酒パビリオンでは、地酒、焼酎、ビール各種が紹介されたほか、スパークリング サケとチーズのペアリングのデモ。
そして日本産ワインの特設ブースも設置されました。

今年はおよそ2700名が来場し、終日賑わいました。

武藤顕総領事着任レセプション

武藤あきら総領事の着任レセプションが10月3日木曜日、総領事公邸で行われました。

武藤あきら総領事は、8月16日、先任の千葉明総領事に代わって在ロサンゼルス日本国総領事館に着任しました。

武藤総領事は1985年外務省に入省。
海外ではモスクワ、ワシントンDCの大使館で要職に就き、在ボストン総領事館総領事も勤めました。

冒頭の挨拶では、令和時代となった今、日米間のさらなる平和と調和に尽力したいと述べ、さらに優れた日本の環境技術をこのカリフォルニアで活かしたいなどと抱負を語りました。

また、市や州政府関係者がそれぞれ歓迎のあいさつをし、日系企業や団体の代表者らとともに、総領事の着任を祝いました。

米国書道研究会 書画展

リトル東京の日米文化会館で書道展が開催されています。

これは、米国書道研究会が主催し、日米で活躍する女流書家6名の作品が展示されています。

10月5日土曜日にはオープニングセレモニーが行われ日系諸団体の代表者が出席するなか、書道研究会の書家や、生田博子(いくたひろこ)会長らよるデモンストレーションも行われました。

米国書道研究会は1965年に発足し、アメリカにおける書道の普及のために活動しています。
展示会では、若手書家による作品の数々も紹介されています。

書道展は、日米文化会館1階ドイザキギャラリーで来週末10月20日日曜日まで行われています。

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2019年9月22日 放送

2019年9月22日 放送

2019年9月22日 放送

敬老の日

日本で毎年、9月の第3月曜日は「敬老の日」です。
これにあわせ、日系コミュニティでも高齢者をうやまうためのイベントが行われました。

9月13日金曜日、ボイルハイツにあるリタイアメントホーム、サクラガーデンズでは敬老の日昼食会が行われました。

現在、桜ガーデンズには132名の居住者がおり、このうち61名が90歳以上です。

この日のお弁当は日系高齢者向けの福祉サービスを行うKeiroによって寄付されました。

今年の最高齢者は、11月に100歳になるオチ・タダシゲさんです。
オチさんは趣味の詩吟を元気よく披露しました。

翌日9月14日土曜日は、リトル東京の日米文化会館前で「第2回敬老の日フェスティバル」が開催されました。

このイベントは、Keiroと日米文化会館により共催され、会場には高齢者向けサービスを提供する企業や団体の各種ブースが設置されました。

また、 ステージ上では、様々なパフォーマンスが披露されました。

ランチタイムは、事前登録をした60歳以上の参加者に無料のお弁当が配られました。

今年は各地から送迎バスを利用するなどして、1000名以上が参加し、それぞれ敬老の日を楽しみました。

2020年国勢調査

来年2020年に国勢調査が行われます。これに先立って、9月12日に、パサデナで記者会見が行われました。

アメリカ合衆国憲法では合衆国下院の議席数を地域に再割り当てするために、10年に一度の人口調査を義務付けています。

また、このデータで、地域の学校、病院、道路整備、雇用などに年間6,750億ドル以上の連邦予算をどう振り分けるかが決められます。

来年3月にすべての世帯に国勢調査の案内が届きます。

質問は、その住所に滞在している人の数、人種、性 別、年齢などの8つの項目で4月1日が回答期限となります。
回答期限を過ぎた場合はコミュニティの国勢調査員が各家を訪問し、回答の手伝いをします。

市民権やビザの種類を問わず、全ての人が対象になります。 回答を怠った場合はペナルティが課せられますので注意が必要です。

国勢調査局に提出された個人情報は、政府機関を含め外部に漏れることはありません。

今回の国勢調査では、電話と郵送に加え、オンラインでの回答もできるようになりました。
オンラインサービスは3月12日から開始され,日本語のウェブサイトも開設されます。

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2019年9月8日 放送

2019年9月8日 放送

2019年9月8日 放送

ジャパン・ハウス ロサンゼルス 一周年

ハリウッドハイランドにあるジャパン・ハウス・ロサンゼルスが全館開館してから1周年を迎えました。

ジャパン・ハウスは、日本と世界の文化交流を深めることを目的に外務省が企画したプロジェクトで、昨年、ロンドン、サンパウロについでここロサンゼルスにオープンしました。

5階フロアにはライブラリーとコミュニティーのイベントなどに活用される多目的スペース、そして日本食レストランがあります。

また2階フロアのギャラリーでは、これまで、ハイテクから伝統工芸まで、様々な分野での日本の創造力をテーマとした企画展示が行われてきました。

現在、開催されてされているのはBAKERU(化ける)展です。

これは東北地方に伝わる「なまはげ」「鹿踊(ししおどり)」「加勢鳥(かせどり)」「早乙女(さおとめ)」の4種類の伝統行事をモチーフとした体験型のアートです。

スクリーンの前でお面をつけると、自分のシルエットが「神の使い」に変化し、それが人びとにもたらす恵みを表現します。

この展示は、東北の震災の影響などもあり、郷土芸能の継承がより難しくなる中、世代や地域を超えてその文化を分かりやすく伝えようと、仙台のデザインスタジオによって企画されました。

Bakeru展は10月6日まで開催されています。入場は無料です。

JCC 総理大臣杯チャリティゴルフトーナメント

8月26日月曜日、パロスバーデスで総理大臣杯チャリティゴルフトーナメントが行われました。

このゴルフ大会は、毎年、日系商工会議所財団によって主催され今年で21回目。
小渕(おぶち)元首相によって寄贈された総理大臣杯をかけて行われます。

今年は南カリフォルニアの日系企業、団体から120名が参加しました。

まずは全員で記念撮影。
パターコンテストが行われた後にショットガンスタート。

およそ200社の協力により行われた大会はニアピン賞やホールインワン賞などで様々な商品が提供されました。

穏やかな天候の元、各グループのメンバー達は、時々ジョークを飛ばし合ったりしながら、それぞれプレイを楽しみました。

ホールアウト後は、クラブハウスでアワードディナー。

今年の上位入賞者が発表され、優勝はスコア71.2の柴田せいいちさんでした。

また、ラッフルやサイレントオークションも行われました。

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2019年8月25日 放送

2019年8月25日 放送

2019年8月25日 放送

2109 二世ウィーク : グランドパレード

今年も日系最大のお祭り、第79回二世ウィークがリトル東京で開催されました。

8月10日と11日は、今年で11回目となったロサンゼルス七夕祭りが開催され、各団体が制作した大小様々なかざりが人々の目を楽しませました。

11日日曜日は、メインイベントとなるグランドパレードが行われました。

第二次世界大戦や、朝鮮、ベトナム戦争で活躍したベテラン達を先頭にパレードがスタート。

様々な文化活動や政治、ビジネスなどコミュニティーの幅広い分野からそれらを代表する顔ぶれが集まりました。

三篠流(さんじょうりゅう)の振り付けによる「 三太郎音頭(さんたろうおんど)」と「桜音頭」。

今年のグランドマーシャルは、日系パイオニアで今年100歳になった三宅(みやけ)あけみさん。

パレードマーシャルは、ロサンゼルス・クリッパーズ。

そしてLAねぶた。

最後は、今年の二世ウィーククイーンとコートらを乗せたフロートが登場し、華やかにパレードをしめくくりました。

2109 二世ウィーク : 「美少年」

ところで今年の二世ウィークで注目を浴びたのが、日本から参加したジャニーズ事務所のアイドルグループ「美少年」

10日には、日米文化会館前プラザでのフリーパフォーマンス。11日はパレードに参加した後、高野山米国別院でチャリティーコンサートを行いました。

これは今年7月に亡くなったジャニーズ事務所の創立者で日系2世のジャニー喜多川さんの父親が戦前ここの僧侶であったことから実現したもの。

「美少年」たちは力強いパフォーマンスで、集まったファンたちの熱い声援に応えました。

2109 二世ウィーク : ギョーザ早食い大会

そして8月17日、開催されたのがデイリーフーズ主催の「ギョーザ早食い大会」。
前座試合として、コミュニティー代表者による早食い競争。

二人羽織による県人会対抗戦。

ロサンゼルス消防局とロサンゼルス市警の対決が行われた後、いよいよ本番。

国際大食い競技連盟、メージャーリーグ・イーティングの公認イベントに指定されているこの大会は10分間で食べるギョーザの数を競います。

今年は18人のフードファイターが参加。
大会で使われたギョーザ一皿につき、デイリーフーズ商品1ケースがロサンゼルス地域のフードバンクに寄付されます。
注目は一昨年、去年と2連勝中の、世界ランキング第一位のジョーイ・チェストナットさん。
果たしてその結果は…
チェストナットさんが314個を食べ、みごと大会三連覇を果たしました。

今年の二世ウィークは8月18日の盆踊りとクロージングセレモニーでその幕を閉じました。

くら寿司USA ナスダック上場

8月1日、回転寿司チェーンの「くら寿司USA」が、アメリカの証券取引所ナスダックに上場し、その記念イベントがリトル東京店で開かれました。
「くら寿司USA」は日本や海外で450以上の回転寿司店を展開する「くら寿司」の子会社。
今回の上場で、外食産業でIPO上場した初めての日系企業になるということです。
イベントでは、記念うちわを配布したり、居合わせたお客さんにドリンクを無料提供し、乾杯するなどして、記念の日を祝いました。

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2019年8月11日 放送

2019年8月11日 放送

2019年8月11日 放送

叙勲伝達式

7月12日金曜日、令和元年春の叙勲で旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)を受章した、坂本安子(さかもとやすこ)さんへの叙勲伝達式が在ロサンゼルス日本国総領事公邸で行われました。

毎年日本政府は春と秋に、国家や社会への功績が認められた個人に対し勲章を授与しています。

坂本さんは福島県いわき市の出身で、明治学院大学で社会福祉を学び、1976年に渡米。
リトル東京サービスセンターの最初のスタッフとなり、以来、日英バイリンガルソーシャルワーカーとして、日系の高齢者たちをサポートや多くのソーシャルワーカーの育成に尽力してきました。

2018年には南カリフォルニア大学において、社会福祉の功労者としての殿堂入りを果たしました。

また、2016年7月に着任した千葉明総領事がその任期を終え、日本への帰国が決定しました。

新しい総領事は、今月着任の予定です。

2019 ジャパン フィルム フェスティバル

7月25日土曜日、ウエストロサンゼルスのテラサキ・ニベイ・ファウンデーションでジャパン・フィルム・フェスティバルのプロモーションが行われました。

ジャパン・フィルム・フェスティバルは、優れた日本映画を海外に紹介する映画祭で14回目となる今年は長編、短編をあわせた18作品が上映されます。

また、フェスティバルでは日本映画に限らず、日系コミュニ ティーと関連するアメリカで制作された映画も紹介されます。

それらの作品の一つが、ドキュメンタリー、「夢は咲く(Dream Blossoms)」。

この作品は、戦後間もない1950年代、貧窮にあえいでいた鹿児島の若者のために、アメリカへの移民運動に尽力した内田善一郎(うちだぜんいちろう)と、いわゆる「排日移民法」の壁を乗り越え、彼と一緒にアメリカへ渡ってきた日本人開拓者たちのストーリーです。

「花は咲く」は明後日の13日火曜日に、テラサキ・ニベイ・ファンデーションで先行上映されます。
このほか、日米が注目する作品が揃うジャパン・フィルム・フェスティバルは、17日と18日リトル東京とコスタメサで開催されます。

サケ アンド フード エキシビション

8月3日土曜日、アナハイィズメタック エイジアンフーズによる第12回 酒 アンド フード・エキシビションが開催されました。

ウィズメタック エイジアンフーズは日系の食品と酒類の卸売会社で、小売店、飲食店経営者など、業界関係者を対象に商品のPRを行いました。

各企業のフードブースでは、スシやラーメンなどに加え、今年は健康志向をテーマとした商品が数多く紹介されました。

トーフを使ったドーナッツ。
キヌアを使ったサラダ感覚のご飯。
また、ビーガン向けの寿司ネタとして、 トマトを使ってマグロに似せたものやナスを使ってうなぎに似せた商品も紹介されました。

一方、酒コーナーでは各酒造メーカーによる純米、吟醸、大吟醸、ビールなどブースのほか、特に焼酎と泡盛の魅力を伝えるためのカクテルブースが設置されました。

専門家がゆず、とうがらし、けずり節など日本の食材を使っ た14種類のカクテルを作り、ステージではそのデモンスト
レーションも行われました。

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2019年7月28日 放送

2019年7月28日 放送

2019年7月28日 放送

二世ウィーク開幕

リトル東京の全米日系人博物館で、7月14日日曜日、 二世ウィークのオープニングセレモニーがおこなわれました。

二世ウィークは、日系社会最大の夏祭りで、今年で79回目。

式典ではまず、JBA、南カリフォルニア日系企業協会から二世ウィーク・ファウンデーションに5千ドルの寄付が手渡されました。

祭りの花形、グランドパレード。
今年のグランドマーシャルは、日系パイオニアの三宅(みやけ)あけみさん。
パレード・マーシャルはロサンゼルス・クリッパーズ。

音頭の振り付けは、今年の春に亡くなった、三條かんぎくさんに敬意を表し、三条流が担当します。

そして、金光(こんこう)チャーチ・オブ・ロサンゼルスにより、お祭りの安全と、成功祈願が行われたあと、今年の女王候補7名が紹介されました。

二世ウィークは、8月10日に七夕まつり。
11日にメインイベントとなるグランドパレード。
17日は、デイリーフーズ主催による餃子の早食いコンテスト。
19日にクロージングセレモニーが行われます。

このほか、今年も盛りだくさんの二世ウィークの詳細はWebsiteで確認できます。

「ザ・プレミアム・モルツ」試飲会

7月23日、トーランスのミヤコ ハイブリッドホテルでサントリーのビール、「ザ・プレミアム・モルツ」の試飲イベントが開かれました。

これは南カリフォルニアで業務用「ザ・プレミアム・モルツ」の販売が5月から始まったことに合わせ行われたもので、レストランなど飲食店関係者が参加しました。

今回はビンや缶ではなく、ディスペンサーを使う樽生(たるなま)のみの発売のため、イベントでは美味しい生ビールの注ぎ方を紹介。

美味しい生ビールを提供する秘訣は:
「ディスペンサーを毎日洗浄すること。」
「樽は低温で保管し、揺らさないこと。」
「樽の中のガスの圧力を適正に管理すること。」
の3つのルール。

それに加え、「洗って自然乾燥させたグラスを使い、正しい手順で注ぐ。」
という二つのこだわりであるとし、日本から招かれたドラフトマスターが デモンストレーションを行いました。

ビールの90%は水、ということから「ザ・プレミアム・モルツ」は日本国内の良質な天然水が取れる場所に工場を設置し、作られています。
そのため現地生産ができず、品質を守るための細心の注意を払って日本から輸入されています。

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