2020年2月23日 放送

南加庭園業連盟65周年式典

2月2日日曜日、モンテベロで、南加庭園業連盟の65周年式典が行われました。

南加庭園業連盟は、南カリフォルニア各地の14の庭園業組合が加盟する非営利団体で、1955年に発足しました。
会員同士の助け合いや、社会奉仕活動を主に行っています。

式典には115名が出席。
まず、今年度の新役員が発表され、岩下ひさもり会長をはじめとする7名が就任宣誓を行いました。

その後は、特別功労者表彰が行われ、連盟への貢献に対し、山中まちこさん、堀尾せいじさん、ロイ・今津(いまず)さんなど8名が表彰されました。

また、各日系諸団体の代表者らによるお祝いのスピーチが行われたほか関三脚(せき さんきゃく)さんによる講演が行われました。関さんは戦前から続く日系ガーデナーの歴史を、写真と川柳を交えて説明しました。

南加庭園業連盟は戦後におよそ6000名いた会員も、現在は570名までに減り、平均年齢は75歳。
職業団体としての役目も機能しにくくなり、今後の組織存続が危ぶまれています。

南加県人会協議会 新年会 / 役員就任式

2月9日日曜日には、南加県人会協議会による2020年度の新年会と役員就任式が行われました。

南加県人会協議会は、1964年に設立された非営利団体で、38の都道府県による県人会とその会員達で構成されています。

会員同士の助け合いをはじめ、奨学金の支給、被災地支援など、日米間の相互理解のために活動しています。

まず、今年度の新役員による就任宣誓が行われ、続投で2期目となるハッピー水谷会長をはじめとする、18名が紹介されました。

水谷会長は就任の挨拶で、県人会の高齢化に伴う世代交代と会員の減少について触れながら「新しい時代の流れに対応していきたい」と話しました。

続いて、武藤あきら在ロサンゼルス日本国総領事ほか、日系諸団体の代表者によるあいさつ。

最後は恒例の各県人会会長によるお国自慢が行われました。
今年のお題は県出身の有名人。
各県 25秒の時間限定です。

和食レクチャー&デモンストレーション

日本食の魅了を紹介するイベントが、ロザンゼルスで開催されました。

これはミシュラン一つ星を獲得した、東京、青山にあるレストラン「てのしま」の林りょうへいシェフを招いて行われたもので、在ロサンゼルス日本国総領事館とHISインターナショナルツアーズらの共催です。

イベントはロサンゼルス3ヶ所で3日間に渡り行われました。
初日となった2月3日はダウンタウン・ロサンゼルスの、やはりミシュラン一つ星の日本食レストラン、「シブミ」が会場となりました。

「シブミ」のデビッド・シュロッサー(David Schlosser)シェフと林シェフは、共に京都の老舗日本食レストラン「菊乃井(きくのい)」で修行した兄弟弟子です。

この日の1回目のイベントには、およそ40名のレストラン関係者や一般客が参加。
林シェフは3種類のだしのテイスティングによる「うまみ」のレクチャー。
そして、シュロッサー シェフとのコラボによるコース料理を提供しました。

2月の最初に行われる日本の行事「初午(はつうま)」にちなみ、そのとき食されるいなり寿司をコースに取り入れるなど、日本文化の紹介にも努めました。

また、シュロッサーシェフは日本の農林水産省から本年度の「日本食普及の親善大使」にも任命されています。

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