2018年6月24日 放送

2018年6月24日 放送

2018年6月24日 放送

ゲーム見本市 E3

世界最大のコンピュータゲームの見本市、E3 (イースリー)が6月12日から14日までの3日間、
ロサンゼルスコンベンションセンターで開催されました。
今年は新型ゲーム機の発表はなく、200社以上が出展する中、新作のソフトに注目が集まりました。
ソニーは、プレイステーション4用に「メタルギア ソリッド」シリーズのゲームクリエーター、
小島秀夫(こじまひでお)さんがてがける新作のトレーラーや、マーベルなどと協力して制作した「スパイダーマン」などを発表。
ニンテンドーは、「スイッチ」向けに様々なゲームキャラクターが戦う、「大乱闘スマッシュブラザーズ・スペシャル」を披露。
このほか、アメリカの大手ゲーム会社による人気タイトルや、バーチャルリアリティー・ゲームが注目を集め、来場者たちはデモプレイを見たり、アトラクションに参加するなどしました。
もともとE3は業界関係者を対象としたものでしたが、昨年から一般の入場もできるようになりました。
主催するESA(イーエスエー)は、ファンたちに直接、ゲームをプレイしてもらうことにより、ソーシャル・ネットワークなどを通じて、その発信力を強める方針です。
イベントには3日間でおよそ7万人が来場しました。

叙勲祝賀会

6月10日日曜日、モンテベロのクワイエットキャノンで、叙勲祝賀会が行われました。
この祝賀会は、毎年、南加日系商工会議所が主催し、在ロサンゼルス日本国総領事館 管轄内における叙勲受章者を祝って行われています。
キティ・サンキさんは2017年度秋の叙勲で旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)を受章。
東京生まれの日系3世で、ロサンゼルス統一学区で教員を務めながら、日系アメリカ人の人権活動に貢献。
2016年には、南加日系商工会議所における初の女性会頭に就任しました。
アーネスト・ドイザキさんは、2018度春の叙勲において、旭日双光章を受章。
ロサンゼルス生まれの日系3世で、アメリカン・フィッシュカンパニーの社長として日本食の普及に貢献。
また、全米日系人博物館の設立に尽力し,理事長をつとめるなどしました。
他にも、2017年度秋の叙勲ではテルマ・プレスさんが旭日双光章を受章。
2018年度春の叙勲でエリス・クラウスさんが旭日中授章(きょくじつちゅうじゅしょう)を受章しましたが、この日は出席できませんでした。
受章者には南加日系商工会議所のジェフ山崎会頭から、それぞれ記念の盾が手渡されました。

サクラガーデンズ「居住者ピクニック」

6月9日土曜日、ボイルハイツにあるリタイアメントホーム、サクラガーデンズで「居住者ピクニック」が行われました。
このピクニックは、サクラガーデンズのスタッフとボランティアたちが協力しあい、施設で暮らす居住者たちにランチタイムを楽しんでもらおうと毎年行われているものです。
サクラガーデンズを運営するノーススター社のCEO、リック・ジェンセンさんは冒頭の挨拶で、「皆さんと一緒にランチを楽しむことができてうれしいです」と話しました。
また、ボランティアグループ愛友会の元会長ベティ・ユモリさんは「ボランティアスタッフたちの協力に感謝します」と話しました。
ランチには、ジョセフ&ヨシエ・ヒラタ夫妻によるドネーションと、KEIRO(ケイロー)のサポートにより、Habit(ハビット)のハンバーガーとグリーンビーンズの天ぷらなどが提供されました。
また、ダンスやカラオケのエンターテイメント、ドアプライズなども行われ、居住者たちおよそ120名がイベントを楽しみました。
現在、サクラガーデンズの居住者の半分は日本語を第一言語とする新一世です。
施設の運営は2年前にKeiroからノーススター シニアリビングにかわりました。

二世ウィーク ねぶた

ロサンゼルス日系社会の夏祭り、二世ウィークへ向けた練習が始まっています。
リトル東京にある南加青森県人会館では、LAねぶた囃子(ばやし)保存会によるお囃子(はやし)の練習が始まっています。
ねぶたは毎年、二世ウィークの目玉の一つとして、お祭りを盛り上げています。
本場青森との協力で2007年に始まったねぶたも今年で12年目になりました。
メンバー達は今回、これまで以上に練習に力を入れているようです。
その理由は、新たに制作したこの「金時(きんとき)」です。
昨年10月、LAねぶた囃子保存会はねぶた師の竹浪比呂央(たけなみひろお)さんと協力し、LAねぶたとしては2代目の、この「金時」を制作しました。
「金時」は昨年末のハリウッドクリスマスパレードで初お披露目され注目を集めました。
8月の二世ウィーク グランドパレードには、1代目の「義経」とともに、2台での参加となります。

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2018年5月27日 放送

2018年5月27日 放送

2018年5月27日 放送

セミナー「日系ビジネスと社会貢献」

4月30日月曜日、トーランス市のトヨタミーティングホールで、「日系ビジネスと社会貢献」と題したセミナーが開催されました。
これは、社会福祉やコミュニティ開発を行う非営利団体、リトル東京サービスセンターが主催したものです。
スピーカーとして、マイクロソフトジャパンの平野拓也(ひらのたくや)社長が日本から招かれ、NHK ロサンゼルス支局長(NHK Los Angeles Bureau Chief)の飯田(いいだ)かおりさんと対談しました。
平野さんは、社会貢献に積極的な企業として知られるマイクロソフト社が考える、企業と社会とのつながりについて、自身のキャリアや経験を交えながら話しました。
またセミナー第二部のパネルディスカッションでは、戦後に渡米した「新一世 (Shin-Issei)」と呼ばれる世代で、ロサンゼルスを拠点に活動するビジネスパーソンら3名も参加し、自身の考える社会貢献のあり方を語りました。
セミナーには、LA各地からコミュニティメンバーや、ビジネスマンらおよそ250名が参加しました。

子供の日 フィエスタ・マツリ(Fiesta Matsuri)

5月6日日曜日リトル東京で、子供の日 フィエスタ・マツリ(Fiesta Matsuri)が開催されました。
このお祭りは日米文化会館が毎年子供の日を祝い、行っています。
会場には、各文化団体による、ワークショップやキッズゲームなどのブースが出され、こどもから大人までが一緒に楽しみました。
七夕まつりのブースでは、飾り制作が行われ、子どもたちが丁寧に作り方を教わりました。
七夕まつりは、宮城県仙台発祥のお祭りです。
ロサンゼルスでは2009年から毎年二世ウィークにあわせて開催され、個人、企業、団体による大小様々な飾りが、来場者の目を楽しませています。
10周年となる今年のテーマは「こころを一つに」。東日本大震災の年には人々の関心を多く集めたものの、最近では新しい参加者が減りつつあるとのことです。
七夕飾りの作り方が学べるワークショップは毎週土曜日リトル東京の交番で8月4日まで開かれています。
どなたでも参加できます。

映画「ダウンレンジ(Downrange)」のプレミア公開

4月24日火曜日、ビバリーヒルズの映画館で映画「ダウンレンジ(Downrange)」のプレミア公開が行われました。
「ダウンレンジ」は北村龍平監督による作品で、昨年のトロント映画祭でのワールドプレミアを皮切りに各国の映画祭で上映されてきました。
北村監督は、2001年の映画「ヴァーサス(VERSUS)」で国際的な評価を得、その後「ゴジラ・ファイナルウォーズ」「ルパン三世」などいくつもの大作を手がけています。
現在はロサンゼルスを拠点にしながら、日本とハリウッドで映画制作を続けています。
ハリウッドでの作品としては3本目となる「ダウンレンジ」は、車が壊れ、人里離れた場所で立ち往生した若者たちが、何者かに狙撃されるという、北村監督の持ち味が活かされた、サスペンス・ホラー映画です。
上映後はスタッフ、キャストらを交えたQ&Aが行われ、北村監督が映画制作にまつわる様々なエピソードを語りました。
「ダウンレンジ」はホラー映画専門のストリーミングサービス「シャダー(Shudder)」で配信中です。

1型糖尿病の治療を支援するためのガラディナー

5月12日土曜日、ビバリーヒルズで1型(いちがた)糖尿病の治療を支援するためのガラディナーが開かれました。
このイベントを主催するJDRF(ジェイ・ディー・アール・エフ)は1型糖尿病患者のサポートと治療法研究を行う機関で、このディナーで得られた資金を、それらの活動にあてています。
生活習慣の影響で発病する2型糖尿病と違い、1型糖尿病は免疫系の異常による病気で、完全な治療法はまだ発見されていません。
JDRFは、毎年その活動に貢献する個人や企業を表彰しており、今年はアンディ・ベールズさんと、アメリカンホンダが選ばれました。
アンディ・ベールズさんは、ロサンゼルスでホームレスの支援活動をする慈善事業家で、自身が1型糖尿病患者であることから長年JDRFをサポートしてきました。
アメリカンホンダは、今年、パサデナで行われたローズ・パレードのフロートに、KTLAのニュースアンカー、フランク・バックレー( Frank Buckley )さんと長男で1型糖尿病患者のベン・バックレー( Ben Buckley )さんを招待し、JDRFの活動をアピールしました。

JFC Sake Expo & Food Show

5月19日土曜日、JFC Sake Expo & Food Showがコスタメサで開催されました。
これは日系食料品の輸入、卸業者、JFCインターナショナルが開催し、北米市場における販路拡大を目的に毎年行っています。
飲食業界関係者を対象にしており、日本酒、食品メーカーなどが多数出展し、それぞれの商品をアピールしました。
日本酒メーカーのブースでは、純米・吟醸・大吟醸、焼酎、梅酒などが紹介され、来場者はそれぞれを飲み比べていました。
解体ショーに使われたマグロは、愛媛県で3年半をかけて育てられた完全養殖マグロです。
日本食メーカーのブースでは餃子やからあげ、そしてポン酢など、居酒屋メニューに関連した食材。
また、アロエ・ヨーグルトを使った焼酎のカクテルなどお酒との相性を考えた、あらゆる食材が紹介されました。
今年は例年を上回る盛況ぶりで、 日本食文化に触れるとともに、お店の新メニュー開発に役立てるなどして、イベントを楽しみました。

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2017年10月15日 放送

2018年4月22日 放送

2018年4月22日 放送

サンタアニータ競馬場 東京シティカップ&ジャパンファミリーデー

4月8日日曜日、アーケディア市のサンタアニータ競馬場で 「東京シティカップ」レースとジャパンファミリーデーが開催されました。サンタアニータ競馬場は1995年に、東京シティ競馬と友好交流提携を結びました。以来、毎年春に「東京シティカップ」、夏に大井競馬場で「サンタアニータ・トロフィー」として記念レースを開催し、交流を深めています。1.5マイルの長距離コースで賞金総額10万ドルを競う重賞(じゅうしょ う)レース、東京シティカップは今年もトップクラスのサラブレッドが出走。結果はフラヴィエン・プラット (Flavien Prat) 騎手のホッパーチュニティ​(​Hoppertunity)が​、後ろから追い抜きをかける、トゥウェンティトゥウェンティ・ヴィジョン(​Twentytwentyvision​)を振り切り優勝。ウィナーズサークルでは、東京シティ競馬の代表者、馬主らとともに記念撮影、勝利の祝杯をあげました。また、レースと同時に開催された「ジャパンファミリーデー」では、様々な日本文化が紹介されました。たこやき、おこのみやき、などの日本食フードブースが立ち並んだほか、ポップカルチャーの紹介や空手、相撲などのデモントレーションも行われました。この日はおよそ1万5千人が来場。家族そろって春ののどかな休日を楽しみました。

日系弁護士協会 第42回役員就任式並&アワード ガラ ディナー

4月4日水曜日、ダウンタウンロサンゼルスで、日系弁護士協会による第42回役員就任式並びアワードガラディナーが開かれました。日系弁護士協会は日系人の市民権獲得や日系の法律家のサポートを主な目的として設立されました。コミュニティー活動も活発に行っており、日本語による無料法律相談を年に数回開催。また第二次世界大戦中の収容所体験ののち、法曹界で活躍した日系人らを記念した奨学金プログラムで、法律を学ぶ若者を支援しています。今年はライアン・岩坂(いわさか)さんが会長に就任。ライアンさんは「自分達の両親や祖父の歴史をきちんと次世代に伝えていきたい」と意気込みを語りました。ガラディナーのメインイベントとなるキーノート・スピーチには、エリック・ガーセッティ、ロサンゼルス市長が招かれました。市長は講演の中で日系人収容の歴史にふれ「人権問題に対しては、人々の団結が最も大事」などと訴えました。また、今年のコミュニティ功労賞は、ナスカー(NASCAR)で活躍する日系4世のレースドライバー、カイル・宮田・ラーソンさんが選ばれました。カイルさんはレースのため会場に来れませんでしたが、家族の歴史を紹介したり、本人に記念の盾を手渡す様子がビデオ上映されました。

南加日系商工会議所 第2回ビジネスミキサー

月22日木曜日、南加日系商工会議所が主催する、第2回ビジネスミキサーがガーデナで行われ、参加者がお互いに交流をはかりました。南加日系商工会議所は、日系企業間の交流促進や日米親善活動などを行う非営利団体で、このイベントは、ビジネスを通じた日系コミュニティの活性化を目的に毎月行っています。今回は、南カリフォルニア倫理法人会、着物文化を伝える「なでしこ会」、日系男性合唱団「メンズグリークラブ」などの協力のもと、ロサンゼルスやオレンジカウンティの 駐在員 やビジネスオーナーなど、40名が集まりました。参加者は、お互いに名刺交換をしたり、自己紹介のスピーチをするなどして、交流を深めました。次回のビジネスミキサーはオレンジカウンティで予定されています。

Keiro助成金プログラム受賞ランチョン

4月14日日曜日、リトル東京の全米日系人博物館で、Keiro(けいろう-敬老)助成金プログラムの受賞ランチョンが行われました。Keiroは日系アメリカ人および、日本人コミュニティの高齢者とその介護者の生活の質を向上させることを目的に設立されたNPO団体です。現在、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティに在住する、65歳以上の日系アメリカ人、日本人はおよそ7万3千人で、そのうちの97パーセントが自宅で暮らすことと、在宅看護を希望していると言われます。こうした状況において、Keiroは、地域コミュニティに根ざしながら、高齢者へのサービスを提供する、小・中規模の非営利団体に助成金を提供しています。2年前に始められたこのプログラムは、毎年、コミュニティ内から選ばれた14名の審査員たちによって審査され、今回は41団体が助成金を受け取りました。Keiroの代表 レオナ・ヒラオカさんは、「各団体とのパートナーシップは、今後ますます重要になってくるだろう」と話しました。またこの日は、Keiroが、医療機関のプロビデンス・ヘルス・アンド・サービスと提携し、患者、そしてその周りの人々の、肉体的、精神的苦痛や負担に対する援助を行う「 癒しケア(Iyashi Care)」サービスの説明も行われました。

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2018年3月25日 放送

2018年3月25日 放送

JNTO 観光PRイベント

3月12日、ハリウッド・ハイランドのドルビー・シアターで政府観光局JNTOによる、PRイベントがおこなわれました。JNTOは、海外からの訪日外国人旅行者の誘致活動を行う独立行政法人です。JNTOによると、昨年、日本を訪れた海外からの旅行者数は2800万人。消費額は4.4兆円で過去最高に達しました。日本政府は東京オリンピックが開催される2020年までに旅行者数4000万人、消費額8兆円を達成することを目標にしています。これにあたり、今年から欧米を中心としたキャンペーン、「Enjoy My Japan」を実施し、日本を旅行先として意識していない層をターゲットに、日本の魅力をPRしていく方針です。JNTOロサンゼルス事務所では、今年ハリウッド・ハイランドにオープンするJapan Houseなどと協力し、イベントや広報活動などを通じて、観光客を誘致することを発表しました。

JBA南カリフォルニア日系企業協会 総会

3月16日、JBA南カリフォルニア日系企業協会の総会とJBAが運営する日本語補習校あさひ学園の総会、並びレセプションがトーランスのミヤコ・ハイブリッドホテルで開催されました。この日の総会ではJBAの2018年度の常任理事が選出され、新会長にスミトモ・コーポレーション・オブ・アメリカの大川智さんが就任しました。大川さんは2016年度に続き、2度目の会長就任となります。


「宮中歌会始の儀」入選祝賀会

3月18日、今年の「宮中歌会始の儀」の一般公募で自作の短歌が入選したオレンジ・カウンティー在住の鈴木敦子さんの入選祝賀会が、トーランスのミヤコ・ハイブリッ
ド・ホテルで開催されました。「宮中歌会始」は750年ほど前から続くと言われる、皇室の正月行事。天皇陛下がお催しになり、共通のお題で詠んだ歌を披露しあいます。 2018年度のお題は「語」、言葉でした。鈴木さんは、アメリカで育った子供たちとの日本語の会話の中で、時に言葉のニュアンスがうまく伝わらないもどかしさを歌に込め、2万以上の応募な中から選ばれる10首の一つとして入選しました。鈴木さんはエッセイストとして活躍するとともに、短歌の会も主催。祝賀会に集まった、コミュニティーの代表者や友人、短歌の仲間らを前に「歌会始の儀」の一部始終、また皇后陛下と拝謁(はいえつ)した時のエピソードを語りました。

オニヅカ・スペースサイエンスデー

3月10日土曜日、トーランスのエルカミーノカレッジでオニヅカ・スペースサイエンスデーが行われ、今年も宇宙科学に興味をもつ、地元の子どもたちが集まりました。毎年ホンダが主催するこのイベントは、32年前にスペースシャトル・チャレンジャー号の事故で亡くなった日系人宇宙飛行士、エリソン・オニズカさんの功績をたたえて行われています。 今回、キーノートスピーカーとして参加したのは、NASAの宇宙飛行士、シェーン・キンブローさん。シェーンさんは、2016年から2017年にかけて行われた国際宇宙ステーションにおけるミッションで、合計189日間の長期滞在を経験。宇宙での生活や様々な実験、またサンドイッチの作り方など興味深いエピソードを語りました。そのあとのQ & Aでは子どもたちが、シェーン宇宙飛行士に思い思いの質問をなげかけました。また、レクチャー後に行われた体験教室では、子どもたちがそれぞれ興味のある課題に取り組み、楽しみながら科学を学びました。

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2018年3月18日 放送

2018年3月18日 放送

Love to Nippon

3月11日日曜日、ダウンタウンのロサンゼルス市警本部で東日本大震災の追悼集会、Love to Nipponが開催されました。Love to NipponはLA在住の鵜浦まさこさんが、日本での被災体験をきっかけに立ちあげた震災復興支援プロジェクトで、今年で7回目となりました。東北被災地の各県人会による観光PR、また日米の協力団体が災害における情報や防災グッズの紹介などを行ったほか、和太鼓、書道とダンス、ジャズのパフォーマンスなども行われました。追悼法要は、ロサンゼルス仏教連合会、 リトル東京日系宗教連盟 によりとりおこなわれ、参列者はそれぞれ被災者への祈りを捧げました。ロサンゼルス郡消防局のデイビッド・リチャードソン消防副司令は「7年前の災害発生時に、我々のチームが支援に向かった。災害の教訓で言えることは常に備えを怠らず、地域コミュニティと協力することが大事」と話しました。このほか南加日米協会のダグ・アーバー会長、在ロサンゼルス日本国総領事館の松尾ひろき首席領事らが挨拶し、最後はUnion Church of Los Angeles and Friends が復興支援ソングら2曲を合唱しました。

ペチャンガ・リゾート・アンド・カジノ 新施設紹介イベント

テメキュラにあるペチャンガ・リゾート・アンド・カジノの施設拡張工事が終了し、3月8日、アジア系メディアに向けての新施設紹介イベントが開かれました。ペチャンガ・リゾート・アンド・カジノはインディアン居留地に位置するカリフォルニア州最大のカジノリゾートで、ルイセーニョ族のペチャンガ・バンドが所有、経営を行なっています。今回の施設拡張工事は2015年にスタート。およそ3億ドルを投じ、568室のホテルタワー。17のセラピールームを備えた2階建てスパ。4.5エーカーのリゾートプール・エリアなどが新設されました。式典ではペチャンガ・バンドの経済的発展を目的に設立され、このリゾートカジノを経営するペチャンガ・デベロップメント・コーポレーションのエディス・アトウッド社長が挨拶。ペチャンガが生み出す経済効果が、部族や地元コミュニティーの生活基盤を支えていると述べました。また、ペチャンガ・リゾート・アンド・カジノはアジア系の顧客に向けたサービス、イベントを数多く展開しており、この日は財産と幸運をもたらす伝説上の生き物「ひきゅう」をあしらったアジアコミュニティー向けのロゴも披露されました。

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2018年3月11日 放送

2018年3月11日 放送

オレンジ郡日系協会 2018年度の新役員就任式と功労者表彰式

2月25日日曜日、アナハイムのホテルで、オレンジ郡日系協会による2018年度の新役員就任式と功労者表彰式が行われました。オレンジ郡日系協会は1986年に設立された非営利団体で、様々なイベントのほか、文化、教育、福祉サービスなどを通じて、地域社会への貢献活動を行っています。イベントではまず今年度の新役員が紹介され、今期で6年目の就任となった会長の藤田きみこさんは「過去皆さんに支えられて今の自分があります。今後もよろしくお願いします」と話しました。続いて、日系諸団体の代表者らがそれぞれ挨拶。そして功労者表彰が行われました。今年は、書道同好会を主宰する高橋まさひろさんと高齢者の福祉サービスを行うKeiroに対して感謝状が贈られ、功労賞では、iPadセミナーの世話役、吉村ゆきのりさんと、ロサンゼルスやオレンジ郡で日本食レストランを運営する本多屋Incが表彰されました。会場には会員を中心に151名が出席し、元LAPD副本部長のテリー原さんによるキーノートスピーチや、いけばなのデモンストレーションなども行われました。

ジャパニーズ・フード・フェスティバル

3月2日と3日の2日間、ダウンタウンロサンゼルスでジャパニーズフードフェスティバルが開催れました。このイベントはアメリカにおける日本食文化の普及を目的に活動するJapanese Food Culture Association主催によって毎年行われており、今年も大勢の日本食ファンで賑わいました。バラエティーに富んだ食品とお酒を用意した、大手の日系食品卸会社。そしてからあげ、たこやき、お好み焼き、ラーメンなどのカジュアルフードの人気ブランドなど合計64の企業や団体が出展しました。イベントでは、一般客向けの試食・PRのほかに、業界関係者を対象とした、ワークショップやセミナーも行われました。ステージ上では巨大マグロの解体ショー、メガロール作りなどが披露。そして、今回も日本各地の地産品に焦点があてられ徳島、豊橋、浜松市などがそれぞれの名物を紹介したほか、旅行関連業者が観光PRを行いました。2日間行われたイベントには3,500人以上が来場しました。

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2018年3月4日 放送

2018年3月4日 放送

JBA南カリフォルニア日系企業協会 創立57周年記念レセプション

2月20日、日本国総領事公邸でJBA南カリフォルニア日系企業協会による創立57周年記念レセプションが開かれました。JBAは1960年にアメリカにおいて最も日系企業が進出する南カリフォルニアに創立された経済団体です。現在およそ500社の会員企業が所属し、日米のビジネスにおける事業環境の改善や、地域社会への貢献を目的に活動しています。レセプションには会員のほかに、地元コミュニティや政府機関の代表者ら150名が参加し、お互いに親睦をはかりました。ロサンゼルス市、経済・労働力開発局のジャン・ペリーさんは「ロサンゼルスカウンティと、カリフォルニア州にとって、日系企業はなくてはならない存在です」と話し世界貿易センターロサンゼルス事務所の、スティーブン・チェン所長は「日系企業が多大な雇用を創出しているという事実が、地域社会との密
接な関係を証明している」と話しました。JBAは日系企業に対する港湾ストや地元企業との摩擦などが生じる1960年代、お互いの協力により問題の解決をはかり、変動為替相場に移った70年代は、税制度の修正とビジネス環境の改善につとめ、また寄付、奉仕活動により、地域社会への貢献につとめてきました。

アカデミー賞ノミネート者のための激励会

2月26日月曜日、総領事公邸でアカデミー賞にノミネートされた日本人、日系人の激励会が行われました。今回の第90回アカデミー賞では、メーキャップ&ヘアスタイリング賞で辻一弘さん、短編アニメ賞で桑畑かおるさん、長編アニメ賞でラムジー・アン・ナイトウさんの3名がノミネートされました。短編アニメ賞候補の「ネガティブ・スペース」は、父親が息子にスーツケースの荷造りの方法を教える様子から親子の絆を描きだしたストップモーションアニメで、夫と共同で監督をつとめた桑畑かおるさんは作品のノミネートについて、「今年選ばれた数少ない女性候補の一人となったことを光栄に思う」と話しました。「ボス・ベイビー」は 知能は大人の赤ちゃん重役の活躍を描いた長編アニメで、プロデューサーのラムジー・アン・ナイトウさんは「人間にとって大切な、思いやりや理解といったメッセージを感じてほしい」と話しました。「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で主演のゲイリー・オールドマンをチャーチルに変身させる特殊メイクを担当した、辻一弘さんは「主演のゲーリー・オールドマンさんとともに、ノミネートされたことがうれしい」と話しました。辻さんはアカデミー賞におけるノミネートは今回で3回目となりました。

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2018年2月25日 放送

2018年2月25日 放送

2018年2月25日 放送

南加県人会協議会 2018年度 役員就任式・新年会

2月11日日曜日、モンテベロのクワイエットキャノンで、南加県人会協議会による2018年度の役員就任式と新年会が行われました。南加県人会協議会は、1964年に設立された非営利団体で、同じ県にゆかりのある人同士が集まる、39の県人会で構成されています。県人会同士の助け合いをはじめ、奨学金の支給、被災地の支援、日米間の相互理解促進など、様々な活動をしています。新年会には、各県人会のメンバーや、日系諸団体の代表者ら、およそ150名が出席。まず各県人会の会長が紹介され、それぞれが、お国自慢をまじえながら、元気よく挨拶をしました。その後は、今年度の新役員11名が紹介され、弁護士の立ちあいのもと、就任宣誓を行いました。今年度から、西元和彦さんにかわり、芥川よしのりさんが新会長に就任しました。芥川さんはこれまで広島県人会の会長や南加県人会協議会の役員などを歴任しており、今回の就任にあたって、「会員の高齢化や、県人会自体の存在感が薄れていく問題を、皆で一緒に考えていけるようにしたい」と話しました。また、県人会協議会の活動に貢献したとして、前会長の西元さんが表彰されました。

同志社校友会アメリカ西部支部 2018年新年会・総会

2月17日、同志社校友会アメリカ西部支部の2018年新年会、総会がダウンタウンロサンゼルスのレストランで開かれました。同志社校友会は同志社大学とその系列校の卒業生、教職経験者らによって構成され、アメリカ西部支部にはおよそ150名の会員がいます。この日はまず総会として新役員の選出が行われ、新会長にゴードン・ミツコさんが就任。挨拶で南カリフォルニアだけではなく、全米に広がる同志社会との交流を深めたいと語りました。また今年は学校法人 同志社の 八田英二総長が日本からゲストとして招かれ、講演を行いました。八田総長は1971年に同志社大学を卒業。経済学部教授、同志社大 学長などを経て、2017年より総長と理事長を兼任しています。講演会の後は食事と懇談会。八田総長も各テーブルをまわり、出席した会員 およそ60名と交流を深めました。

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2018年2月18日 放送

2018年2月18日 放送

トヨタ・モーター・ノース・アメリカ 本社新社屋

トヨタ・モーター・ノース・アメリカが2017年7月に北米本社の新社屋をテキサス州にオープンしてからおよそ半年が経ちました。トヨタは2014年に全米に分散していた生産、販売、金融などの機能を一つの拠点に集約する「北米ワン トヨタ」活動を発表。テキサス州プレイノ市に新社屋が建設されることになり、ニューヨーク州、ケンタッキー州のグループ会社と共に、トーレンス市の米国トヨタ自動車販売株式会社も本社を移転しました。ダラスの北に位置するプレイノ市はアメリカでも教育や安全面など生活環境の良さで知られており、多くの大企業が本社を設置しています。中国系を中心にアジア系の住民も多く、日系のスーパーやレストランの進出も進んでいます。トヨタの新本社ビルはダラス/フォートワース空港からおよそ20マイルの場所にあります。現在の従業員はおよそ4100名。そのうちトーレンスからの移転はおよそ2000名です。テキサスの自然を生かした中庭を囲んで7つのビルが建ち、そこに主要機能をまとめ、仕事の効率化をはかっています。トヨタは今回の集約化で、各部門が情報や問題をより迅速に共有、判断できるようになるため、それを顧客サービスに反映させていきたい、との事です。

ブロードウェイミュージカル「アリージャンス」

ブロードウェイミュージカル「アリージャンス」のリトル東京公演を前に2月8日、記者会見が行われました。「アリージャンス」は、一昨年、ニューヨークでの公演が好評を博したミュージカルです。今回、日米文化会館と、イースト・ウエストプレーヤーズの協力により、ロサンゼルでの公演が実現しました。ストーリーは、第二次世界大戦中、12万人の日系アメリカ人が強制収容所に送られた歴史をテーマとしており、その中で生き抜く、家族の愛と葛藤を描いています。この作品は、今回も出演する俳優、ジョージ・タケイさんの体験がベースとなっています。タケイさんは、イースト・ロサンゼルスで生まれ、自身とその家族も収容所に送られました。「アリージャンス」は、リトル東京のアラタニ日米劇場で、21日水曜日から、4月1日まで公演されます。

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2018年2月11日 放送

2018年2月11日 放送

南加日系商工会議所 役員就任式

1月28日、アルハンブラのアルマンサー・コートで南加日系商工会議所による、2018年度、役員就任式が行われました。南加日系商工会議所は、現在170名の会員からなる非営利団体で、企業間の交流促進とサポート、日米親善、地域奉仕活動などを行っています。この日は、会員ほか、関係者ら223名が出席する中、まず今期役員の就任宣誓が行われました。今期2期目の就任となった、ジェフ・ヤマザキ会頭は「今年はネットワークイベントを毎月開催し、会員の増加をはかることで、コミュニティの活性化につなげたい」と話しました。また、日系諸団体の代表者らによる挨拶の後は、功労賞の授賞式が行われました。コミュニティ功労団体賞を受賞した南加詩吟連盟は、1990年に創立され、現在6流派からなる団体で詩吟の伝統をアメリカ社会に伝えています。日系スピリット賞は2名。西元みよこさんは、1980年代からオレンジ郡をはじめ、様々な日系主要団体でのボランティア活動を続けています。ヘレン太田さんは、1989年から、二世ウィークでボランティアを始め、主にエンターテイメントを通じて、コミュニティ活動を続けています。

南加庭園業連盟 新役員就任式

2月4日、モンテベロのクワイエットキャノンで、南加庭園業連盟による新年会と新役員就任式が行われました。南加庭園業連盟は、南カリフォルニア各地の16の組合が加盟する非営利団体で、会員同士の助け合いや、社会奉仕活動を行っています。会員や日系諸団体の代表者125名が出席する中、まず、今年度の新役員が発表され、新会長となった岩下寿盛さんをはじめとする7名が就任宣誓を行いました。岩下さんは、過去に南加鹿児島県人会、南加県人会協議会などの主要団体の会長を歴任しており、今回の就任にあたって「わからないことがまだ多くあるが、連盟の存続のために全力で頑張ります」と抱負を語りました。今年の功労者表彰では2名が選ばれました。べイシティ地区組合の藤谷征一さんは、2016と2017の2期にわたり庭園業連盟の会長をつとめ、組織の存続のために貢献しました。また、元ベイシティ地区組合の白澤まことさんは、一般の参加者向けに行われている野菜セミナーの講師を7年間つとめ、地域社会に貢献しました。南加庭園業連盟は1955年に発足、第二次世界戦後の最盛期は、およそ6000名いた会員も、今では670名にまで減りました。

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2018年2月4日 放送

2018年2月4日 放送

CES 2018

世界最大規模の家庭用電気製品、テクノロジーの見本市、CESが1月8日からの四日間、ラスベガスで開かれました。グーグルの大規模なブースが象徴するように、今年のCESの主役は人口知能、AI。この技術を搭載した様々な商品、そしてロボットが注目を集めました。ここ数年、CESで欠かせない存在となった自動車関連メーカーも、AIを利用した自動運転や交通システムの技術を発表。トヨタはカーシェアの時代を見据えた新しいコンセプトカー、「e-Palette」を発表した他、 AIがドライバーの感情を読み取って運転をサポートする技術「Concept-i」搭載のコンセプトカーを新たに2台、展示しました。一方、こちらは「大手企業がベンチャー企業をサポートする形で、グループでCESに出展する」というコンセプトで日本企業12社が集まった「Japan Tech」パビリオン。独自の発想と技術を生かした、ユニークな商品を紹介しました。今年のCESは世界各国から3,900社以上が参加。未来の生活を垣間見る展示会となりました。

NAMM 2018

一方こちらは世界最大の楽器の見本市、NAMMショー。1月25日から28日まで、アナハイムコンベンションセンターで開催されました。NAMMショーもCES同様に業界関係者を対象としたもので、今年は国内外からおよそ2000社が出展し、7000以上のブランドが最新モデルを発表しました。来場者は、実際に音楽機器に触れたり、ライブパフォーマンスを聞いたりしながら、情報あつめをしました。日本からは今年も、静岡県浜松市が地方公共団体として出展し「楽器の街、浜松」をPRしました。浜松市には、YAMAHA、Roland、Kawaiなどの大手メーカーが拠点を構えています。同時に楽器や関連物の製造販売を行う、多くの中小企業も存在しており、今回は地元から7社が参加し、個性的な商品や技術を紹介しました。日本を代表するギターメーカー、ESPでは、オーダーメイドによって作られる様々なエレキギターが紹介されました。また、アコースティック・ギター、エレクトリックアコースティックギターの製造メーカー、タカミネによる最新モデルも紹介されました。今年のNAMMショーは4日間の開催で、昨年を上回る11万5千人が来場しました。

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2018年1月28日 放送

2018年1月28日 放送

ANREALAGE 「A LIGHT UN LIGHT」

ハリウッドにあるジャパンハウス ロサンゼルスのギャラリーがオープンし、日本のファッションブランド「アンリアレイジ」の作品展が開催されています。ジャパンハウスは日本の文化、技術の発信拠点として世界3箇所で建設が進んでいる、日本の外務省のプロジェクトです。ギャラリーのオープンは、今年夏にグランドオープンするジャパンハウス ロサンゼルスのソフトオープニングと位置づけされるもので、一般公開に先立つ1月18日、関係者らを招いたプレビューが行われました。「アンリアレイジ」はデザイナーの森永邦彦さんが設立したブランドで、その独創的なコンセプトで知られています。「A LIGHT UN LIGHT」と題された今回の展示会では、光と影をテーマに、光に反応して模様が変わる服。光を浴びるとパターンが浮き出る服。など、日本の最新技術をファッションに取り入れた作品を中心に、「アンリアレイジ」の代表作らが展示されています。「アンリアレイジ」展は入場無料。ハリウッド・ハイランド2階のジャパンハウス ギャラリーで3月21日まで開催しています。

JBA賀詞交歓会

1月17日水曜日、トーランスでJBA南カリフォルニア日系企業協会による新年の賀詞交歓会が行われました。JBAは、南カリフォルニアで事業を営む日系企業およそ500社が参加する非営利団体で、日米のビジネスにおける相互理解と、地域社会への貢献を目的に活動しています。この日の会は、オレンジカウンティ・フレンドシップ・クワイヤによる合唱で幕開け。セレモニーでは日系コミュニティを代表して、千葉あきら総領事が「日本企業の南カリフォルニアにおける海外直接投資は国別で最も多く、これは大変素晴らしい事です」と話し、JBAの石川ひとし会長は「昨年JBAで行った活動には、のべ6000名以上の人たちの参加、協力があったことがわかり、改めて今後の活動に自信が持てた」と話しました。この日はおよそ500名の会員が出席し、振る舞われたおせち料理や寿司をつまみながら、互いに名刺を交換しあったり歓談したりしながら交流しました。最後は、恒例の抽選会。各企業提供の様々な豪華賞品が用意され、一等賞の当選者は、デルタ航空による往復航空券を手にしました。

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2018年1月21日 放送

2018年1月21日 放送

アジアンアメリカンエキスポ

アジアンアメリカンエキスポが、1月13日と14日の2日間、ポモナで開催されました。このイベントは、アジアンコミュニティにおける新年の恒例行事で、今年で37回目を迎えました。もともとは中国系の地元コミュニティが旧正月を祝い始めたもので、年をおうごとに規模が拡大。今ではアジア各国が参加する一大イベントとして、毎年10万人以上が来場しています。会場には食品、化粧品、電化製品、アニメグッズなど、国内外のありとあらゆる分野の企業、1000社以上が参加。日本企業からもキッコーマン、カルピコ、Toyotaなどが出展し、新商品を紹介しました。日系を含むアジア系の顧客が多い、ペチャンガ・リゾート&カジノは、旧正月に合わせた2月の抽選会と、2億8千5百万ドルを投じ、3月はじめに完成を予定している新施設のプロモーションを行いました。このほか、屋外では各国料理の屋台が立ち並び、ステージでは、ライオンダンス、マーシャルアーツ、ファッションショーなど各国のパフォーマンスが行われるなどして、終日賑わいを見せていました。

成人式

1月14日日曜日、トーランスで成人式が行われました。このイベントは、日本文化振興協会なでしこ会によって主催され、年度内に20歳、または成人式への参加を希望する20代の男女が出席しました。日本では20歳を成人年齢として、各市町村では主に1月の成人の日に祝いの行事を行いますが、ここロサンゼルスでは、5年前からNPO団体の「なでしこ会」が日本の着物文化の普及を目的に毎年成人式を開催しています。今年は24名が参加し、男性は、はおり、はかま、女性は振り袖で、それぞれが華やかに着飾りました。式典では家族や来賓を前に、参加者一人ひとりが今後の目標を話し、来賓を代表して、千葉明総領事がお祝いの言葉を伝えました。このほか、成人を祝い、和太鼓演奏、日本舞踊、書道のパフォーマンスなどが披露され、最後は、来賓一同が、一人ひとりに励ましの言葉を送り、新成人の門出を祝いました。

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2018年1月14日 放送

2018年1月14日 放送

事始め

新年恒例の「事始め」が1月7日日曜日、リトル東京のアラタニ劇場で行われました。毎年、日米文化会館が新年を祝って行うこのイベントは、今年で35年目を迎えました。今年のテーマは「初空」で、LAを拠点に活動するアーティストや芸能文化団体によるそれぞれのパフォーマンスが披露されました。演目は、まじきな本流による琉球舞踊。川本 旭鶴さんによる琵琶演奏。そして、ロサンゼルス仏教連合会による法要。最後に行われたロサンゼルス弓道会による清めの儀式では、この舞台の芸術監督をつとめる、小坂ひろかずさんにより「初矢」が放たれました。矢は見事的中。華やかにフィナーレを飾りました。また、日米文化会館1階のドイザキギャラリーでは、こちらも恒例となった「色紙展」がオープンしました。一般参加者や著名人が、新年へ向けた思いを自由に描く色紙展は今年で20周年。それを記念し、第一回目からの作品およそ1000点が展示されています。この色紙展は入場無料。来月2月4日まで行われています。

平成29年度秋の叙勲伝達式

平成29年度秋の叙勲で旭日双光章を授章したキティ・サンキさんへの叙勲伝達式が昨年11月29日総領事公邸で行われました。毎年、日本政府は春と秋に国や社会に対する個人の功績に対して勲章を授与しています。キティ・サンキさんは、東京生まれの日系3世。ロサンゼルス統一学区で教員を務めるかたわら、日系人の地位向上と日米友好のため積極的に活動してきました。JACLロサンゼルス支部の会長として、戦後の日系アメリカ人の人権活動に貢献。2016年には、南加日系商工会議所 初の女性会頭に就任したほか、主要な日系婦人団体などでも指導的な役割を果たしてきました。式典には、キティさんの家族友人ら50名が出席し、キティさんは「自分の祖父や両親の世代から受け継いだ貴重な伝統をもとに、日本人、日系アメリカ人の橋渡しになれた事に感謝しています。」とはなしました。今回の叙勲では、在ロサンゼルス日本国総領事館管轄区から、サンキさんの他、姉妹都市活動に尽力したテルマ・プレスさんも授章しました。

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2018年1月7日 放送

2018年1月7日 放送

お正月・イン・リトル東京

元日を迎えたリトル東京で、お正月イベントが開催されました。南加日系商工会議所によって主催されたこの行事は、今年で20回目。日系コミュニティにおける恒例の新年行事となっています。まずウェラーコート内のオープニングセレモニーで代表者らによる挨拶と鏡割りが行われました。続いて、太鼓演奏と共に獅子舞が登場。二世ウィーククイーンとコートらが、餅まきを行い、お正月気分を盛り上げました。オニヅカストリートでは、餅つきや、ミニ神社のご祈願のほか食べ物の露店が立ち並び、やきそば、たこやき、お好み焼きなどを買い求める人々で賑わいました。フランシス・ハシモトプラザでは、ゲームコーナーが設置され、子供たちが、けん玉やベーゴマ、折り紙相撲などの遊びを体験しました。リトル東京の活性化と、日本の伝統を若い世代に伝えるために始まったこのイベントも、今では、新年のロサンゼルスにおける風物詩となりました。また、高野山米国別院では修正会が行われ、参拝客は おみくじを引いたり、お守りを受けたりしました。この日は、穏やかな天候にめぐまれ、およそ15,000人の来場者が、正月らしい一日を過ごしました。

ローズパレード

新年恒例の、ローズパレードが1日、パサデナで行われました。アメリカにおける新年の幕開けを象徴するこのイベント、今年で129回目を迎えました。コロラドブールバード沿いには朝から大勢の観客がつめよせ、色とりどりのバラがあしらわれたフロートや、マーチングバンド、騎馬隊などがパレードを盛り上げました。今年のローズ・パレードのテーマは”Making A Difference”「世界を変えよう」で、スポンサーであるホンダのフロートが先頭を担いました。長さ34メートル、高さ6メートル。様々な花があしらわれたこの フロートは、”Power of Dreams Express”と名付けられました。フロートには、障害を持つ子どもたちを支援する様々な団体の代表者たちも乗り、ニュースアンカーのフランク・バクレーさんと長男のベンさんが糖尿病の支援団体の代表として参加しました。パレードには、市や企業、コミュニティを代表する合計88のグループが参加し、新年の幕開けを華々しく飾りました。

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