2018年3月4日 放送

JBA南カリフォルニア日系企業協会 創立57周年記念レセプション

2月20日、日本国総領事公邸でJBA南カリフォルニア日系企業協会による創立57周年記念レセプションが開かれました。JBAは1960年にアメリカにおいて最も日系企業が進出する南カリフォルニアに創立された経済団体です。現在およそ500社の会員企業が所属し、日米のビジネスにおける事業環境の改善や、地域社会への貢献を目的に活動しています。レセプションには会員のほかに、地元コミュニティや政府機関の代表者ら150名が参加し、お互いに親睦をはかりました。ロサンゼルス市、経済・労働力開発局のジャン・ペリーさんは「ロサンゼルスカウンティと、カリフォルニア州にとって、日系企業はなくてはならない存在です」と話し世界貿易センターロサンゼルス事務所の、スティーブン・チェン所長は「日系企業が多大な雇用を創出しているという事実が、地域社会との密
接な関係を証明している」と話しました。JBAは日系企業に対する港湾ストや地元企業との摩擦などが生じる1960年代、お互いの協力により問題の解決をはかり、変動為替相場に移った70年代は、税制度の修正とビジネス環境の改善につとめ、また寄付、奉仕活動により、地域社会への貢献につとめてきました。

アカデミー賞ノミネート者のための激励会

2月26日月曜日、総領事公邸でアカデミー賞にノミネートされた日本人、日系人の激励会が行われました。今回の第90回アカデミー賞では、メーキャップ&ヘアスタイリング賞で辻一弘さん、短編アニメ賞で桑畑かおるさん、長編アニメ賞でラムジー・アン・ナイトウさんの3名がノミネートされました。短編アニメ賞候補の「ネガティブ・スペース」は、父親が息子にスーツケースの荷造りの方法を教える様子から親子の絆を描きだしたストップモーションアニメで、夫と共同で監督をつとめた桑畑かおるさんは作品のノミネートについて、「今年選ばれた数少ない女性候補の一人となったことを光栄に思う」と話しました。「ボス・ベイビー」は 知能は大人の赤ちゃん重役の活躍を描いた長編アニメで、プロデューサーのラムジー・アン・ナイトウさんは「人間にとって大切な、思いやりや理解といったメッセージを感じてほしい」と話しました。「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」で主演のゲイリー・オールドマンをチャーチルに変身させる特殊メイクを担当した、辻一弘さんは「主演のゲーリー・オールドマンさんとともに、ノミネートされたことがうれしい」と話しました。辻さんはアカデミー賞におけるノミネートは今回で3回目となりました。

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