2018年4月22日 放送

サンタアニータ競馬場 東京シティカップ&ジャパンファミリーデー

4月8日日曜日、アーケディア市のサンタアニータ競馬場で 「東京シティカップ」レースとジャパンファミリーデーが開催されました。サンタアニータ競馬場は1995年に、東京シティ競馬と友好交流提携を結びました。以来、毎年春に「東京シティカップ」、夏に大井競馬場で「サンタアニータ・トロフィー」として記念レースを開催し、交流を深めています。1.5マイルの長距離コースで賞金総額10万ドルを競う重賞(じゅうしょ う)レース、東京シティカップは今年もトップクラスのサラブレッドが出走。結果はフラヴィエン・プラット (Flavien Prat) 騎手のホッパーチュニティ​(​Hoppertunity)が​、後ろから追い抜きをかける、トゥウェンティトゥウェンティ・ヴィジョン(​Twentytwentyvision​)を振り切り優勝。ウィナーズサークルでは、東京シティ競馬の代表者、馬主らとともに記念撮影、勝利の祝杯をあげました。また、レースと同時に開催された「ジャパンファミリーデー」では、様々な日本文化が紹介されました。たこやき、おこのみやき、などの日本食フードブースが立ち並んだほか、ポップカルチャーの紹介や空手、相撲などのデモントレーションも行われました。この日はおよそ1万5千人が来場。家族そろって春ののどかな休日を楽しみました。

日系弁護士協会 第42回役員就任式並&アワード ガラ ディナー

4月4日水曜日、ダウンタウンロサンゼルスで、日系弁護士協会による第42回役員就任式並びアワードガラディナーが開かれました。日系弁護士協会は日系人の市民権獲得や日系の法律家のサポートを主な目的として設立されました。コミュニティー活動も活発に行っており、日本語による無料法律相談を年に数回開催。また第二次世界大戦中の収容所体験ののち、法曹界で活躍した日系人らを記念した奨学金プログラムで、法律を学ぶ若者を支援しています。今年はライアン・岩坂(いわさか)さんが会長に就任。ライアンさんは「自分達の両親や祖父の歴史をきちんと次世代に伝えていきたい」と意気込みを語りました。ガラディナーのメインイベントとなるキーノート・スピーチには、エリック・ガーセッティ、ロサンゼルス市長が招かれました。市長は講演の中で日系人収容の歴史にふれ「人権問題に対しては、人々の団結が最も大事」などと訴えました。また、今年のコミュニティ功労賞は、ナスカー(NASCAR)で活躍する日系4世のレースドライバー、カイル・宮田・ラーソンさんが選ばれました。カイルさんはレースのため会場に来れませんでしたが、家族の歴史を紹介したり、本人に記念の盾を手渡す様子がビデオ上映されました。

南加日系商工会議所 第2回ビジネスミキサー

月22日木曜日、南加日系商工会議所が主催する、第2回ビジネスミキサーがガーデナで行われ、参加者がお互いに交流をはかりました。南加日系商工会議所は、日系企業間の交流促進や日米親善活動などを行う非営利団体で、このイベントは、ビジネスを通じた日系コミュニティの活性化を目的に毎月行っています。今回は、南カリフォルニア倫理法人会、着物文化を伝える「なでしこ会」、日系男性合唱団「メンズグリークラブ」などの協力のもと、ロサンゼルスやオレンジカウンティの 駐在員 やビジネスオーナーなど、40名が集まりました。参加者は、お互いに名刺交換をしたり、自己紹介のスピーチをするなどして、交流を深めました。次回のビジネスミキサーはオレンジカウンティで予定されています。

Keiro助成金プログラム受賞ランチョン

4月14日日曜日、リトル東京の全米日系人博物館で、Keiro(けいろう-敬老)助成金プログラムの受賞ランチョンが行われました。Keiroは日系アメリカ人および、日本人コミュニティの高齢者とその介護者の生活の質を向上させることを目的に設立されたNPO団体です。現在、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティに在住する、65歳以上の日系アメリカ人、日本人はおよそ7万3千人で、そのうちの97パーセントが自宅で暮らすことと、在宅看護を希望していると言われます。こうした状況において、Keiroは、地域コミュニティに根ざしながら、高齢者へのサービスを提供する、小・中規模の非営利団体に助成金を提供しています。2年前に始められたこのプログラムは、毎年、コミュニティ内から選ばれた14名の審査員たちによって審査され、今回は41団体が助成金を受け取りました。Keiroの代表 レオナ・ヒラオカさんは、「各団体とのパートナーシップは、今後ますます重要になってくるだろう」と話しました。またこの日は、Keiroが、医療機関のプロビデンス・ヘルス・アンド・サービスと提携し、患者、そしてその周りの人々の、肉体的、精神的苦痛や負担に対する援助を行う「 癒しケア(Iyashi Care)」サービスの説明も行われました。

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