2019年5月26日 放送

2019年5月26日 放送

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ウーマン オブ ザ イヤー 2019

5月5日日曜日、モンテベロのクワイエットキャノンでWoman of the Year の授賞式が行われました。

これは、日系市民協会ダウンタウン・ロサンゼルス支部と南加日系婦人会が共催し、毎年、日系社会で顕著な活躍を見せる女性を表彰しています。

57回目となる今年の受賞は5名。

サンフェルナンド・ヴァレー・日系コミュニティセンターの明治クラブ会長、エリザベス・ドゥーミーさん。

リトル東京サービスセンターでソーシャルワーカーとして活躍する、マーガレット・シマダさん。

日系パイオニアセンターで絵手紙と川柳クラスを主宰する、森田のりえさん。

実業家ジョージ・アラタニさんの次女で、文化・教育の支援団体アラタニ ファンデーションを運営するリンダ・アラタニさん。

そして、北米沖縄県人会で、次世代の教育と沖縄文化の継承に取り組むジョーン・スミコ・カネシロ・オオシロさん。

この日は、各受賞者の家族、友人ら 470 名が出席し、それぞれの活躍を称えました。

リサイクルショップ「エコタウン」オープン

5月17日金曜日、ファウンテンバレーに、中古品の買い取り・販売を行うリサイクルショップ、「エコタウン」がオープンしました。

親会社のハードオフ コーポレーションは系列のリサイクルショップを含め、日本国内でおよそ900店舗を展開。ハワイの2店舗に次いで、アメリカ本土における初の出店となりました。

取り扱うのは、家具や家電、衣類、アニメグッズ、ブランド品など幅広く、各商品は買い取り後に、修理やクリーニングが施されてから販売されています。

この日は開店と同時に、多くの地元客が訪れ、気に入った商品をさっそく購入していました。

開店セレモニーには、日本から山本よしまさ社長が出席し、市や政府の関係者らから感謝状が贈られました。

エコタウンは、今後オレンジカウンティに10店舗。
その後もカリフォルニア州を中心に店舗展開をしていく予定です。

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2019年5月12日 放送

2019年5月12日 放送

2019年5月12日 放送

モントレーパーク桜祭り2019

4月27日と28日の2日間、モントレーパークで桜まつりが開催されました。

これはモントレーパーク桜まつりコミッティーにより主催され今年で22回目。
地元の人々に様々な日本文化が紹介されました。

初日のオープニングセレモニーでは、ABC7 Eye Witness Newsで活躍中の日系人、キミ・エバンスさんが表彰され、続いて在ロサンゼルス日本国総領事館の松尾ひろき首席領事ほか、市や州の議会議員らがあいさつをしました。

会場では着物ファッションショー。
和太鼓のパフォーマンス。
七夕飾り作りのデモンストレーション。
屋内では生け花の展示や、 ティーセレモニーなどが行われました。

この桜まつりはワシントンDCで毎年春に行われる「全米桜祭り」にあわせて1970年代初頭に始まりました。
しかし、主催者の高齢化にともない80年代に一時中断。再開が望まれる中で1997年、若い日系3世たちによりコミッティーが再結成されました。

梅川壱ノ介ワークショップ

4月8日月曜日、舞踊家の梅川壱之介さん (うめかわ いちのすけ) によるデモンストレーションとワークショップが行われました。

このイベントは国際文化交流事業を促進する、 ジャパンファウンデーションによって主催され、親日家や、業界関係者らおよそ50名が参加しました。

梅川壱之介さんは、東京バレエ団に入団後、日本の伝統芸能に目覚め、国立劇場 歌舞伎俳優養成所を経て歌舞伎俳優になりました。

その後、2016年に舞踊家に転身し、坂東玉三郎さんと出会いました。

梅川さんは、坂東玉三郎さんの教えを受け継ぎながら古典と現代アートとを融合させたスタイルの舞踊を目指しています。

今回は、歌舞伎の人気演目である「連獅子(れんじし)」のほか、古典とバレエの動きを取り入れたショスターコビッチの「チェロソナタ」を披露しました。

最後は、観客達と一緒に「元禄花見踊り」を踊り、盛り上がりました。

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2019年4月28日 放送

2019年4月28日 放送

2019年4月28日 放送

2019年日系弁護士会 ガラディナー

4月5日金曜日、ダウンタウンロサンゼルスで日系弁護士会による43周年ガラディナーが行われました。

日系弁護士会は1970年代に設立された団体で、現在の会員は425名。
アジア系コミュニティーでのリーガルサービスを通じた社会貢献や、若い弁護士たちの育成を目的に活動しています。

ディナーでは、今年会長に就任したマイク・マドコロさんがまずあいさつをしました。

次にコミュニティーに貢献する企業、団体、個人の表彰式が行われました。
ダイバーシティー・リーダーシップ・アワードは北米における販売が今年で60周年を迎えたホンダ・ノース アメリカが受賞。
コミュニティー・サービス・アワードはリトル東京の和菓子の老舗、風月堂の経営者、ブライアン・キトウさんが受賞。

続いて インスピレーション・アワードは今年で結成40周年を迎えるフュージュージョンバンド、ヒロシマが受賞しました。

そして、日米間のリーダーを育成する非営利団体、米日カウンシルの会長、アイリーン・ヒラノさんがユニティー・リーダーシップ・アワードを受賞しました。

アイリーンさんは、日米間と日系社会の今後をテーマにスピーチも行いました。
ディナーには、550名が出席し、奨学金受賞者の発表や、奨学金のファンドレイズ・ラッフルなども行われ、会員やゲストは互いに親睦を深めました。

日本の現代陶芸に見る景色展

ハリウッドハイランドのジャパン・ハウス ロサンゼルスで、陶芸展が開催されています。
これはサンディエゴ在住の収集家、ゴードン・ブロッドフュアーさんによるコレクションで現代陶芸作品60点以上が展示されています。
展示品は、ブロッドフュアーさんがおよそ10年かけて日本各地を旅しながら集めたもので、今回、ロサンゼルス郡立美術館への寄贈を前にその一部が公開されています。

作品は、備前(びぜん)、瀬戸、信楽(しがらき)、丹波(たんば)など日本六古窯(にほんろっこよう)の陶芸家53人によるもので、それぞれの花瓶や食器など、ブロッドフュアーさん本人が実際に使っていたもの。

また、写真家 伊藤たいじろうさんの作品も同時に展示されており、日本の現代陶芸の世界における、自然との関係や職人技を見ることができます。

一般公開前日の4月16日には、ゲストを招いたプレビューが行われ、親日家やアーティストらが参加しました。

「ブロッドフュアーコレクション、日本の現代陶芸に見る景色展」は、6月9日までジャパン・ハウス ロサンゼルスで開催されています。

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2019年4月14日 放送

2019年4月14日 放送

2019年4月14日 放送

サクラガーデンズ 「スシ・デー」

3月23日土曜日、ボイルハイツのさくらガーデンズで、居住者に握りたてのお寿司を提供する「寿司デー」がJRA米国日系レストラン協会の協力で行われました。

JRA米国日系レストラン協会は日本食レストランの経営者、食品業者などからなる非営利団体です。

この日使われた食材は、協力業者8社から無料提供され日本食レストラン「Katsu-Ya」と「鮨元」の寿司シェフ達が協力しあい、160人分の寿司を用意しました。

JRAによる「寿司デー」は、さくらガーデンズの前身となる「敬老リタイアメントホーム」の頃からはじめられ、今年で20年になりました。

できあがったお寿司は、居住者達が作ったお皿に盛り付けられました。

食事の前に、この日携わった寿司シェフたちが紹介されさくらガーデンズからJRAに感謝状が贈られました。

さくらガーデンズのダイニングルームは今年1月に改装工事が終わり、これは新しくなったホールで行う初めてのイベントとなりました。

JRAの職員、シェフ、さくらガーデンズのボランティアスタッフたちはそれぞれのテーブルをまわり、「ありがとう」という言葉をかけながら、一人ひとりにお寿司を配りました。

シェフたちが感謝の気持ちを込めて作ったお寿司。みんな、美味しそうに食べていました。

Keiro 介護者カンフェレンス

3月30日土曜日、パサデナ仏教会で、介護者カンファレンスが行われました。

このカンファレンスは日系コミュニティに向け、 高齢者福祉サービスを提供するKeiroが主催し、高齢者を介護する人々のための実用的な情報やノウハウを共有するために行われました。
現在、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティ在住の日本人、日系人のおよそ1/4が65歳以上で、その97パーセントが現在、または将来において在宅介護を希望していると言われています。

基調講演では、ハンティントン・ホスピタルの看護師、パティ・ワトソン・スワンさんが「介護者のストレス管理」をテーマにスピーチを行いました。

このほか、「モバイルアプリを活用した介護」のセミナー。

現役で活躍する看護師による「実践介護」のデモンストレーション、なども行われました。

このカンファレンスはKeiroとメンバーの高齢化がすすむパサデナ仏教会ほか、地元の日系諸団体との協力で行われました。

会場では高齢者を支援する非営利団体や企業が参加するリソースフェアも開催され、参加者たちは問題を相談したり、必要な情報を共有しあったりしていました。

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2019年3月24日 放送

2019年3月24日 放送

2019年3月24日 放送

東日本大震災追悼 2019

3月10日日曜日、ダウンタウンロサンゼルスのLAPD本部で、東日本大震災の追悼式典が行われました。

この集会はLove to Nipponにより主催され、今年で8回目。およそ330名が集まり、犠牲者を悼みました。

Love to Nippon はロサンゼルス在住の鵜浦 (うのうら)まさこさんが震災復興支援と、防災への意識向上を目的に始めたプロジェクトです。
うのうらさんは、2011年、岩手県滞在中津波に遭遇し、九死に一生を得ました。

式典はロサンゼルス仏教連合会とリトル東京日系宗教連盟によりとりおこなわれ、仏教、ユダヤ教、キリスト教の代表者らがそれぞれ追悼の言葉を述べました。

今年は「ロサンゼルスにおける自然災害に備えよう」をテーマとして、ロサンゼルス郡消防局が災害対策についてスピーチしました。

また、岩手県大船渡市(おおふなとし)で救助活動を行った消防局隊員に対し、大船渡市長からの感謝状と、来年夏の訪問を歓迎する招待状が手渡されました。

そして、日本語学園協同システムの子どもたちが復興支援ソング「花は咲く」などを歌い、参加者達が焼香をしました。

また、同じ日の夜、日本での地震発生時刻に合わせた、 追悼キャンドルの祈りもサンタモニカビーチで行われました。

ハート型に飾られたキャンドルのまわりで、集まったおよそ25名が輪を作り、祈りを捧げました。

鵜浦まさこさんは今年9月、アメリカ人による視察団を結成し、福島県の被災地を訪問する予定です。

オレンジ郡日系協会新役員就任式

2月24日日曜日、アナハイムでオレンジ郡日系協会による2019年度の新役員就任式と功労者表彰式が行われました。

オレンジ郡日系協会は1986年に設立された非営利団体で現在の会員はおよそ350名。
オレンジ・カウンティを中心に文化、教育、福祉サービスを提供しています。

まずは、鏡開きと乾杯。

そして今年度の役員が紹介され、就任宣誓を行いました。

今年で就任7年目となった藤田きみこ会長は「皆さんのおかげで様々なアクティビティを催したり、会員を増やせたことがうれしい。」と話しました。

続いて、日系諸団体の代表者がそれぞれ挨拶。
続いて今年の団体、個人の功労者が発表されました。

まず、長年の日系コミュニティーへの貢献に対しマフレ保険会社に感謝状が贈られました。

功労賞は3名に。
OCJAAの役員で、キリスト教牧師の松下ひろしさん。
同じくOCJAAの役員で、日系の各団体で活動するリチャード・渡辺さん。
そして古都レストランのオーナーシェフ、松木やすおさんに、それぞれ記念の盾が手渡されました。
会には173名が出席し、若柳(わかやぎ)流の若柳ひさめさんによる日本舞踊。
池坊(いけのぼう)による生け花の展示。
さらにラッフルやオークションも行われるなどして華やかに新年を祝いました。

JBA 創立58周年記念レセプション

2月27日水曜日、ハリウッドのジャパン・ハウスでJBA、南カリフォルニア日系企業協会の創立58周年記念レセプションが開かれました。
JBAは1960年に設立された非営利団体で、南カリフォルニアで事業を展開する日系企業で構成されています。
現在の会員数はおよそ500社で、ビジネス環境の改善や地域社会への貢献などに取り組んでいます。

レセプションには、会員の他に地元コミュニティーや政府機関の代表者ら125人が参加。

式典で挨拶に立った大川さとしJBA会長は、地域社会の長年にわたる日系企業へのサポートに感謝の言葉を述べました。

続いて政府関係者や地元各地の商工会議所の代表らが祝辞を述べ、南カリフォルニアの外資系企業の中でも、その数や雇用者数が一番である日系企業の地元経済への貢献と、その努力を讃えました。

レセプションではジャパンハウス内にあるレストラン「INN ANN (隠庵)」の日本食が提供され、参加者は食事を楽しみながら親睦をはかりました。

北米百働会 新春親睦会

3月10日日曜日、モンテベロ市のクワイエットキャノンで北米百働会(ほくべいひゃくどうかい)の新春親睦会が行われました。
百働会は「100歳まで健康に働く」をモットーに1956年、元広島大学学長で文部大臣の森戸(もりと)たつおさんにより日本で発足された親睦団体です。
北米では、1958年に森戸さんがロサンゼルスを訪問した際に会が発足され、今年で60周年を迎えました。
北米百働会の会員のほとんどは70歳以上で、それぞれが地域社会の発展や日米交流のために活動する日系諸団体の要職についており、日本政府による叙勲受賞者も多く所属しています。

マック宮崎さんの司会のもと、まずは世木錦光(せき・きんこう)さんが祝吟(しゅくぎん)を謡いました。
次に柴田のりこさんによる、会の庶務報告、芥川よしのりさんによる、会計報告の後、新役員が発表されました。
今年で8年目の就任となった会長のタック西さんは「いつまでも若々しく生きようとすることが大事です」と話しました。

そして、日系諸団体の代表者が、それぞれお祝いの挨拶をしました。

式典の最後は、川口よしのりさんが乾杯の音頭をつとめ、会に出席したおよそ80名は、互いに生涯現役で、社会貢献を続けることを誓い合いました。

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2019年2月24日 放送

2019年2月24日 放送

2019年2月24日 放送

南加県人会協議会 役員就任式

2月10日日曜日、モンテベロのクワイエットキャノンで、南加県人会協議会による2019年度の新年会と役員就任式が行われました。

南加県人会協議会は、1964年に設立された非営利団体で、加盟している38の都道府県の県人会と各県人会の会員、およそ9千名で構成されています。
県人会では地元会員同士の助け合いのほか、奨学金の支給、被災地支援など、日米の相互理解のための活動もしています。

イベントでは今年度の新役員による就任宣誓が行われ 昨年の会長を務めた芥川よしのりさんに変わって、ハッピー水谷さんが本年度の会長に就任しました。

ハッピー水谷さんは、これまで岐阜県人会の会長や県人会協議会の役員を歴任しており「大先輩のみなさんの力をお借りしながら頑張っていきたい」と話しました。
この後、日系諸団体の代表者による新年のあいさつが続き、前会長の芥川よしのりさんに感謝の楯が贈られました。

そしてそれぞれの県の日本一を紹介する恒例のお国自慢が各県人会代表により行われました。

会には145名が出席し、和やかに新しい年を祝いました。

JNTO ジャパンセミナー

1月30日水曜日、ハリウッドのジャパン・ハウスで政府観光局JNTOによる、日本を紹介するPRセミナーが行われました。

JNTOは海外からの訪日外国人旅行者の誘致活動を行なっている日本の政府機関です。
今回はジャパンプロダクトセミナーと題し、旅行代理店など観光業関係者を招いてプロモーションを行いました。
JNTOによると現在アメリカからの観光客の7割が、初めて日本を訪れる人々で、そのほとんどが大都市に集中しています。
今回のセミナーでは特に昨年台風や地震など自然災害を受けた関西エリアと北海道をフォーカス。
現在の状況を説明し、これらの地方の安全性やその魅力などを改めてPRしました。

また、JAL日本航空もプレゼンテーションを行い、3月31日から大阪行き路線などで新たに開始するサービスについて説明しました。

JNTOによると、昨年、日本を訪れた海外からの旅行者数は3000万人を超え過去最高となり、東京オリンピック開催の年となる来年2020年には4000万人を目標にするとのことです。

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2019年2月10日 放送

2019年2月10日 放送

2019年2月10日 放送

浦沢直樹: 漫画という芸術展

ハリウッドハイランドにあるジャパンハウス ロサンゼルスで「浦沢なおき、漫画という芸術展」が開催されています。
浦沢なおきさんは「Yawara」「モンスター」「20世紀少年」などで知られる日本を代表する漫画家の一人。
作品は国内で1億2700万部、海外では20ヶ国以上で出版されています。

浦沢さんの作品展は北米では初めてで、
1月22日、関係者を招いたプレビューイベントが、
会場となっているジャパンハウス2階ギャラリーで行われました。
イベントでは、浦沢さん本人によるツアーが行われ、
作品作りでのエピソードなどを披露しました。

ギャラリーには、原画などをふくめた400点以上が展示。
週刊連載の1話がそのまま展示されるなど原画で漫画を読む体験をすることができます。

また、ボブ・ディランのファンとして知られ、音楽活動も行なっている浦沢さん。
演奏しながらキャラクターを描くというライブペインティングのパフォーマンスを披露しました。

この展覧会は3月28日までJapan Houseロサンゼルスで開催。入場は無料です。
その後はロンドンとサンパウロのジャパンハウスを巡回する予定です。

アカデミー賞激励会

2月4日、在ロサンゼルス日本国総領事公邸で日本からのアカデミー賞受賞候補者の激励会が行われました。
今年度、第91回アカデミー賞には、日本映画2作品がノミネートされています。
外国語映画賞の「万引き家族」と長編アニメーション賞の「未来のミライ」です。
公邸には「万引き家族」の松崎薫(まつざきかおる)プロデューサーと、
「未来のミライ」の細田守(ほそだまもる)監督が招かれ、
記者会見と、日米の業界関係者らとのレセプションが行われました。

「万引き家族」は東京の片隅で生活のために犯罪を重ねる一家の姿を通して家族のあり方を問う人間ドラマです。
この作品は、昨年のカンヌ映画祭で、最高賞となるパルムドール賞を受賞しています。

「未来のミライ」は生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われたと思う4歳の男の子が、
時空を超えて未来から来た妹と出会い、家族の愛を知る物語です。
細田監督は自分自身の子供を主人公のモデルにしています。

第91回アカデミー賞受賞式は、2月24日にハリウッドのドルビーシアターで行われます。

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2018年1月27日 放送

2019年1月27日 放送

2019年1月27日 放送

JBA賀詞交歓会 2019

1月23日水曜日、トーランスでJBA南カリフォルニア日系企業協会による賀詞交歓会が行われました。

JBAは、南カリフォルニアで事業を営む日系企業およそ500社が参加する非営利団体で、
日米のビジネスにおける相互理解や、
地域社会への貢献などを目的に活動しています。

ステージでは千葉総領事によるあいさつの後、鏡割りと乾杯。
そして、会員企業から参加した538名が、 互いに名刺を交換しあい、交流を深めました。

場内ではおせち料理が振る舞われ、
各社が提供する賞品の福引や抽選会も行われるなどして参加者はイベントを楽しみました。

大日本農会農事功労章

日本の公益社団法人 大日本農会(だいにほんのうかい)は平成30年度の農事功績者を発表しました。

南カリフォルニアからは、
農業の発展や日米親善に貢献したとして、
当銘貞夫(とうめさだお)さんと、
中川勝城(なかがわかつしろ)さんの2名が緑白綬有功章(りょくはくじゅゆうこうしょう)を受章し1月22日、在ロサンゼルス日本国総領事館公邸で
伝達式がおこなわれました。

中川かつしろさんは、オンタリオ市にある富士ナチュラルフーズの4代目の社長で
オーガニックのモヤシの製造販売を続けています。

当銘貞夫さんは1970年に渡米後、ガーデナーとして長年働き、
1998年からは琉球新報の通信員として活動を続けています。

アジアンアメリカン エキスポ 2019

今年で38回目を迎えたアジアンアメリカンエキスポが、
1月19日と20日の2日間、
ポモナで開催されました。
アジア系の食品、化粧品、電化製品、
またアジア系の顧客をターゲットにしたビジネスなど1,000社以上が出展するこのイベント。

テメキュラにあるペチャンガ リゾート カジノは、
2月の旧正月イベントのプロモーションを行いました。

イベントには、2日間の開催でおよそ12万人が来場しました。

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January 13rd 2019 O.A.

2019年1月13日 放送

2019年1月13日 放送

Oshigatsu in Little Tokyo

新しい年を迎え、リトル東京で様々なお正月イベントが開かれました。
1 月1日は今年で21回目を迎えた「お正月 イン リトル東京」。
ウェラーコートでは、オープニングセレモニーが行われ、
新しく 会頭 に就任した南加日系商工会議所の川田薫さんがまずあいさつ。
日系諸団体の代表者らのあいさつが続き、関係者による鏡割りで式典を締めくくりました。
そのあとは、太鼓演奏と獅子舞などお正月らしいパフォーマンスがステージで披露されました。
さらに米国書道研究会の生田ひろこさんが今年の干支、「イノシシ」にちなみ「猪突猛進」と書き初めを行いました。

またオニヅカストリートには、たこやき、やきそばなどの食べ物やミニ神社などカルチャーを紹介するブースが立ち並びました。
ウェラーコートのほか、ジャパニーズビレッジプラザもイベント会場となり、多くの人が詰めかけました。

一方、米国高野山別院では元旦法要が行われ、今年も大勢の参拝客で賑わいました。

この日は終日良い天気に恵まれ子供から高齢者まで日本のお正月を楽しみました。

Kotohajime

1月6日にはこちらも恒例となった「事始め」が、リトル東京のアラタニ劇場で行われました。
今年のテーマは「初霞(はつがすみ)」で、 ロサンゼルスを拠点に活動するアーティストや芸能文化団体によるパフォーマンスが披露されました。
ロサンゼルスをベースに国際的に活躍するバイオリニスト、相曽堅一朗(さん。
*相曽堅一朗、英語名はKen Aiso”
ハーモニカ奏者、テックス・ナカムラ(Tex Nakamura)さんが、それぞれソロ演奏で観客を魅了しました。
“そしてこの二人のコラボ演奏と共に、
ロサンゼルス弓道会による「清めの儀式。」
この舞台の芸術監督をつとめる、小坂ひろかずさんにより
「初矢」が放たれました。”
(V. 初矢)
最後は「餅つき」のパフォーマンスと鏡割りで、イベントを締めくくりました。
また、日米文化会館1階のドイザキギャラリーでは、新年初のイベントとして「生け花展」がオープン。こちらは1月20日まで開催しています。

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2018年12月30日 放送

2018年12月30日 放送

2018年12月30日 放送

ハリウッド クリスマス パレード

11月25日日曜日、ハリウッドでクリスマスパレードが行われ、LAねぶたが登場しました。
ハリウッドクリスマスパレードは、テレビや映画のセレブリティやキャラクター達が多く登場することで知られる人気イベント。
今年で87回目を迎えました。

このパレードへのねぶたの参加は4年目。
「LAねぶた囃子 保存会」と地元ロサンゼルスの有志120名に加え、今年は日本各地から50名が参加しました。

前日は、リトル東京の南加青森県人会館で団結式を行い、本番を前に参加者一同で、気持ちをひとつにしました。

日本からの参加者は、毎年増え続けており今年は青森からの学生も参加しました。

パレードは今年のグランドマーシャルをつとめる、人気テレビ番組のホスト、ナンシー・オデールさんを先頭にスタート。
様々なマーチング・バンド、キャラクターバルーンなどが続き、観客たちの声援に応えます。

そして、ねぶたの登場。
日本からのお囃子グループやハネト達と一緒に、パレードを盛り上げます。

ねぶたは、昨年、青森のねぶた師とLAねぶた囃子保存会との協力で制作した「金時」です。

一行はエネルギッシュなパフォーマンスで、ハリウッドの中心、3.2マイルを練り歩き、10万人の観客の声援をあびました。

LAオートショー

さて、いよいよ今年も残りわずか。
12月9日までプレスデーを含む14日間、ロサンゼルスコンベンションセンターで開催されたLAオートショーの中から、2019年に注目の車をここで見ていきましょう。
まずトヨタから発表された2019年型プリウス。

また日本ですでにリリースされている四輪駆動システムが今回北米で初めてプリウスに追加されました。
市街地モードの燃費はマイル52ガロンとなり、4WDとしては最も燃費のいい車の一つとなります。
またバックシートを倒すことにより、さらにカーゴスペースも拡大されました。
SUV市場が拡大する中で、4WDセダン市場へのニーズに対応する車となっています。

そしてもう一つ注目の車が、トヨタの2020年型カローラです。
北米市場向けとしてはカローラで初めてのハイブリッドになります。
1.8リッターのエンジンを備えたハイブリッドカローラの燃費はマイル50ガロン。
レーダーで対象物を感知し衝突を避ける機能など、予防安全のパッケージ、トヨタセーフティセンスも標準搭載されています。
またエンターテイメントシステムも強化されています。

新型プリウスは2019年1月から、ハイブリッド型カローラは2019年春の発売を予定しています。
さて、こちらはトヨタと共同でアラバマ州に新工場を建設中のマツダ。

マツダが発表したのは、フルモデルチェンジした新型「Mazda3」、日本名アクセラで、今回世界初公開となりました。

マツダは「走る」「曲がる」「止まる」という車の基本性能を大きく高めながら、優れた環境・安全性能の両立を実現する独自のSKYACTIVE技術を追求しています。
「Mazda3」にはガソリンエンジンでありながら、燃費、トルクなどディーゼルエンジンの利点を取り入れた次世代エンジン「SKYACTIVE-X」を搭載。

デザインも日本ならではの美意識をとりいれることを目指した「魂動デザイン」をコンセプトに、ボディーをスムースな曲線でシンプルに構成し、 映り込む光や影で、車としての力強さを表現した、ということです。

新型「Mazda3」は2019年春頃発売の予定です。

天皇誕生日祝賀会

12月23日に85歳になられた天皇陛下の誕生日祝賀会が12月11日、在ロサンゼルス日本国総領事公邸で行われました。

天皇誕生日には世界各国の、日本の在外公館で地元の代表者らを招いてレセプションが行われていま す。ロサンゼルスでは23日がクリスマスの時期と重なるため、毎年早めに行われてきました。
式典では千葉明総領事がスピーチにたち、今年一年のロサンゼルスの日系社会を振り返りました。

そのあと、アル・ムラツチ カリフォルニア州下院議員ら、来賓が祝辞を述べました。
そして、日米の友好関係を祝した感謝状が政府代表者から総領事に手渡された後、ジョージ・タケイさんの音頭で乾杯が行われました。

出席した日系諸団体の代表者、市や政府関係者らおよそ480人の招待客は、振舞われた日本食やお酒。そして野点のデモンストレーションを楽しみながら歓談。
来年4月30日に退位される天皇陛下にとって、平成時代最後となる誕生日を祝いました。

2019年経済見通し

12月12日水曜日、サン・ゲーブル市で、バンク オブ ザ ウエストによる、来年2019年の経済見通しが発表されました。

バンク・オブ・ザ・ウエストは、サンフランシスコに本社を置く大手金融機関, BNPパリバ傘下の銀行で、アジア事業本部 パシフィック・リムは、毎年、翌年の経済の見通しについてプレス説明会を行っています。

チーフエコノミストのスコット・アンダーソンさんは、「アジア太平洋地域全体における経済成長は2019年も続くが、世界的な経済の冷え込みによりペースが遅くなるだろう」とし、 「 アメリカでは連邦準備金理事会が2019年度中に金利を2回引き上げるものの、国内経済の冷え込みにより利上げはそこで打ち止めになるのではないか」と発表しました。

一方、西尾ゆきのり、アジア事業本部長は「海外進出企業が、異なる文化を理解することはとても重要であり今後もお客様が直面する様々な問題の解決につながる努力を続けていきたい」と話しました。

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2018年11月25日 放送

2018年11月25日 放送

2018年10月28日 放送

Sushi & Sake Festival

11月4日日曜日、リトル東京で寿司を中心とした日本食各種と酒類が、食べ放題、飲み放題のイベント「食の祭典」が行われました。
これはJRAこと全米日系レストラン協会が主催するもので、今年で19回目となります。
オープニングセレモニーではまずロサンゼルスを訪れていた大菅岳史(おおすがたけし)外務報道官があいさつに立ち、会場を埋めた日本食ファンに来場の感謝の言葉を述べた後、関係者一同で鏡割りを行いました。
会場には様々な日本食が用意されていますが、一番人気はやはり寿司。
ずらりと並んだ人気レストランの寿司職人が次々と寿司を握っていきます。
他にも、うどん。そば。おでん。しゃぶしゃぶ。たこ焼き。
スイーツなど、多様化した日本食を表す品揃えとなりました。
方、食事ととも、日本の食文化で欠かせないのがお酒。
酒コーナーには人気銘柄に加え、スパークリング酒、フレーバー入りなど、こちらも様々なタイプの日本酒が用意され、会場中央に設置された酒のつまみとともに、参加者は飲み比べを楽しみました。
さらにアトラクションとしてステージでは巨大マグロの解体ショーが行われました。
手際よくマグロをさばく職人たちの手際に観客たちは釘付け。
もちろん切り分けられたマグロはその場でさくどりされ、握り寿司として提供されました。
JRAは1999年、日本食を扱う上での技術や衛生管理の向上などを目指し発足したもので、レストラン関係者や食品メーカーらの会員で構成されています。
当時は生ものを多く扱う日本食に対し、衛生面などでの誤解が一般のみならず専門家の間にもあり、この「食の祭典」も日本食、そして日本文化の魅力を広く一般にも届けようとJRA設立と共に開催されてきました。
今年の「食の祭典」は13のフードブースと、ビールと酒を取り扱う18社が出店し、およそ1000人が来場しました。

American Film Market

10月31日から11月7日までの8日間、サンタモニカで全米最大級の映画見本市、AFMことアメリカンフィルムマーケットが開かれました。
期間中世界およそ80カ国から7000人以上の業界関係者が訪れ、映画の買い付けや映画製作への出資などの取引が行われました。
日本貿易振興機構、JETROは今年もジャパンブースを設置。
映画会社10社の作品売り込みのサポートを行いました。
こちらの映画会社がプロモーションとして送り込んだのは、忍者。
女忍者を主役としたテレビ番組の出演者たちが、自ら作品のセールスを行いました。
JETROロサンゼルス事務所のカナザシ次長は、日本企業の海外進出支援という観点に加え、映画やテレビなどのコンテンツは、色々な場面が世界の人の目に触れることにより日本のイメージを形成する重要な手段となっている事から、サポートは欠かせないと語ります。
こちらは今回初参加となる東京フィルムコミッション。
また、エンターテインメントコンテンツを切り口とした日本文化の発信ということから、ジャパンブースでは日本酒や焼酎の試飲会も開催さ
れました。
これは食文化を紹介しながらブースへの集客を促し、商談のきっかけを作るという効果をあげていました。

Sou Fujimoto Exhibition

ハリウッドにある JAPAN HOUSE Los Angeles で建築家、藤本壮介(ふじもとそうすけ)さんの作品を紹介する展覧会が開催中です。
海外で活躍する日本人建築家は多くいますが、藤本さんはその代表格の一人。
人とその周りの空間や都市とのつながりを意識した建築デザインに特徴があります。
これは藤本さんのプロジェクトの一つで、現在フランスで建設中の複合施設。
バルコニーを多用して、住む人が自分たちを取り囲む街や自然と融合し、コミュニケーションができことを目指したデザインとなっています。
「未来の未来」と題された今回の展覧会は、100 以上の模型が展示され、藤本さんの建築に対する考え方や制作のプロセスを紹介するものです。
藤本さんは建築物を「未来の種」だと言います。
「未来の未来」というタイトルも、展示されている未来の建築物を見ることにより、さらなる未来を想像してもらいたいという思いからつけられました。
「ソウ・フジモト:フューチャーズ オブ ザ フューチャー」展は入場無料。
開館時間などの詳細はジャパンハウス ロサンゼルスのウェブサイトでご確認ください。

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2018年10月28日 放送

2018年10月28日 放送

2018年10月28日 放送

MTC Expo

9月22日土曜日、
パサデナ・コンベンション・センターで、
ミューチュアルトレーディング・ジャパニーズフード・アンド・レストラン エキスポが
開催されました。
これは共同貿易が日本食業界関係者を対象に毎年開催するも
ので今年で30回目を迎えました。30周年の今年のテーマは新風故源(しんぷうこげん)。
ここ数年、大衆化と高級化が進んでいると言われる日本食ですが、
そんななかで求められているのがクオリティーです。
また今年はセンターステージで和牛に関するセミナー。
そして、Katsu-Ya グループの上地勝也(うえちかつや)
シェフによるマグロの解体ショーなども行われました。
今年のエキスポへの参加企業数は133社。
来場者数もおよそ2700人となり、
終日、大きな賑わいを見せました。

Japanese Surfing Contest

10月7日、サンクレメンテのトラッセルズ・ビーチで毎年恒例の
サザンカリフォルニア・ジャパニーズ・サーフィン・コンテストが開催されました。
この大会は今年で31回目。長年この大会をこのトラッセルズで開催できる理由の一つは、
毎年集まった参加費の一部をこのステート・ビーチに寄付する事で
環境保全にも貢献している実績があるからです。
また今年はサンクレメンテ高校の学生達の協力のもと、
選手や観客らもビーチの清掃を行いました。
参加者の一人は活動を始めた理由を、この美しいビーチを未来へと残すためと語りました。
6歳から50歳以上までと様々な世代のサーフ仲間達がボランティアで開催しているこの大会、
MCを25年以上務めてきたアイザワさんもビーチの保全とともに
世代を超えてこの大会が続いて行く事を期待していました。

JET Program Welcome Back Reception

10月3日水曜日、JETプログラム参加者の帰国歓迎レセプションが、
在ロサンゼルス日本国総領事公邸で開かれました。
JETプログラムは、日本で語学指導などを行う外国人青年男女を招く事業で、
日本の総務省、外務省、文部科学省などにより運営されています。
今年で32年目を迎え、これまで世界73カ国から68,000人を超える参加者があり、
世界でも最大規模の国際交流プログラムとなっています。
審査を受け合格した参加者は、
日本の地方自治体や私立学校などに派遣され、
1年から最長5年、外国語教師、通訳、スポーツ指導などの職につきます。
今回のレセプションには、今年の帰国者20名が参加し、
元参加者や関係者らがその労をねぎらいました。
歓迎の挨拶に立った千葉明総領事は、
帰国してからも日本との関係を絶たず、
引き続き日本と世界の交流に力を添えて欲しいと期待を述べました。

Enka Show at Sakura Gardens

10月20日土曜日、ボイルハイツにあるリタイアメントホーム、サクラガーデンズで、
演歌歌手 出光仁美(いでみつひとみ)さんによるミニライブが開かれました。
これはサクラガーデンズが居住者向けに定期的に行っている
エンターテインメントイベントの一つです。
今回は南加県人会協議会による、奨学金ファンドレイズのチャリティーショー出演のため来米した
出光さんを、県人会協力のもと施設に招いたもので、
出光さんは昨年に引き続き、 2 回目の訪問となりました。
およそ1時間のコンサートで、出光さんは自ら新曲や往年の名曲などを披露。
居住者らおよそ100名が日本で活躍するプロ歌手による演歌を楽しみました。
現在、サクラガーデンズの居住者の半分は日本語を主体とする新一世で、
施設の運営は2年前に Keiro からノーススターシニアリビングにかわりました。

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2018年9月23日 放送

2018年9月23日 放送

2018年9月23日 放送

JAPAN HOUSE Los Angeles

8月24日金曜日、ハリウッド・ハイランドにあるジャパン・ハウス ロサンゼルスのグランドオープニングセレモニーが行われました。
ジャパン・ハウスは、日本の文化や様々な魅力を世界に発信し交流を深める拠点として外務省が推進するプロジェクトです。
サンパウロ、ロンドンについで、今回ロサンゼルスがオープンとなりました。
ジャパン・ハウス ロサンゼルスはショップやギャラリーとして利用されている2階フロアが昨年末にオープン。
今回5階フロアが完成し、これで全館オープンとなりました。
5階には、一般客が利用できる日本関係の書籍を集めたライブラリー。
イベントなどに使われる多目的スペースが設置。
そして、日本食レストランもオープンします。
オープニングセレモニーには、地元コミュニティの代表者のほか、日米の政財界のリーダーや文化人たちおよそ800人が招かれました。
司会をつとめたのは日系俳優のジョージ・タケイさん。
まず挨拶に立った海部ゆうこ館長は「ジャパン・ハウスに来ることで、今まで気づかなかった日本の深い魅力を感じて欲しい」と話しました。
また日本から出席した河野太郎外務大臣は「日米がお互いをより良く理解しあう架け橋にジャパンハウスはなるであろう」と期待を寄せました。
エンタテイメントでは日本のダンスカンパニー「イレブンプレイ」によるパフォーマンスが披露されました。
これはテクノロジーを使ったアートを展開するライゾマティクス・リサーチとのコラボによるショーで、演出はパフュームの振り付けなどで知られるMIKIKO (みきこ)さん。
このチームはリオデジャネイロ・オリンピック閉会式の東京パートを手がけました。
また、MIKIKOさんは2020年の東京オリンピック開会式の演出チームに参加しています。
さらにジャパン・ハウス ロサンゼルスのアドバイザーに就任したロックバンドX-JapanのYoshikiさんが登場。
Yoshikiさんはアメリカ国歌や、X-Japanの名曲、Endless Rainなど4曲をピアノ演奏しました。

Tribute to Nikkei Pioneers

9月8日土曜日、トーランスで、日系パイオニアに感謝する講演会が行われました。
この講演会は「日系パイオニアに感謝する会」によって主催され、明治維新そしてアメリカ移民150周年となる今年、日系1世、2世達の努力に感謝する目的で開かれました。
竹花(たけはな)はるお会長の挨拶のあと、第一部として二人の日系パイオニアを招いた座談会が行われました。
99歳の三宅(みやけ)あけみさんはアーケディア生まれの帰米2世で、戦時中から農業に従事してきました。
今年100歳の浅井菊次(あさいきくじ)さんは和歌山生まれで、1955年に渡米。
日本食レストランを30年、経営しました。
その後、西大和学園の子どもたちによる感謝の言葉と花束の贈呈。
続いて、ロサンゼルス メンズ グリークラブ (LA Men’s Glee Club) が、442日系人部隊の軍歌「Go For Broke」を合唱。
そして後半の第2部では、リトル東京サービスセンターを創設したビル渡辺さんと、元大学教授の目良(めら)こういちさんが、「日系人の歴史と未来」をテーマに講演をしました。

Keiro no Hi Festival

9月16日日曜日、リトル東京の日米文化会館で敬老の日フェスティバルが開催されました。
このイベントは、Keiroと日米文化会館が共催し、日本の「敬老の日」に合わせておこなれました。
会場には、高齢者サービスを提供する各団体のブースが設置され、リタイアメントに関する相談や健康相談のほか、Keiroによる「癒しケアプログラム」のカウンセリングも行われました。
この日は、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティ各地域からおよそ1,000名のシニアが無料送迎サービスなどを利用して参加。
事前登録をした65歳以上の500名にお弁当が無料提供されました。
ステージ上では、高齢者たちの各グループがパフォーマンスを披露。
また設けられた文化団体のブースを訪れるなどして、参加者はイベントを楽しみました。
Keiroは、コミュニティーの日本人および日系人高齢者の生活の質を向上させることを目的とするNPO法人で、今回が日米文化会館と協力して行う、初めてのイベントとなりました。

International Marine Products

9月15日土曜日、リトル東京でインターナショナル マリン プロダクツの創立50周年記念パーティが行われました。
インターナショナル マリン プロダクツは、1968年にロサンゼルスに創業した魚介類の卸売会社です。
日本の新鮮な魚の輸入に力を入れ、その後、寿司ブームとともに、ビジネスが拡大しました。
創業当時の親会社が、リトル東京にオープンしたレストランは、カリフォルニアロール発祥の地として知られています。
パーティには飲食店経営者、業界関係者、社員など、およそ140名が出席しました。
まず、2016年からCEOとなった増永ゆうじさんが挨拶し、「歴代のオーナーの皆さんの努力に感謝しつつ、新たな気持ちでこれからも頑張りたい」と話しました。
続いて、カツヤ グループの上地かつやさんなど、有名日本食レストランのオーナーがそれぞれ挨拶し、来賓一同で鏡割り。
最後は、永年勤続者表彰がおこなわれ、20年から最長40年間勤務する社員たちが表彰されました。

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2018年8月26日 放送

2018年8月26日 放送

2018年8月26日 放送

Nisei Week Coronation

日系社会の夏祭り、二世ウィークが、先月から1ヶ月間にわたりリトル東京で開催され,多くの来場者で賑わいました。
8月11日と12日は、全米日系人博物館前でロサンゼルス七夕祭りが開催されました。
二世ウィーク ファンデーション、リトル東京交番、南加県人会協議会の共催で毎年行われているこのイベントも今年で10周年。
地域の団体、個人、企業などの参加者がそれぞれ制作した、大小色とりどりのかざりが、来場者の目を楽しませました。
8月11日、アラタニ劇場では、二世ウィークコロネーションが開催されました。
二世ウィークコロネーションは、その年を代表するクイーンを選ぶコンテストです。
出場資格は、ロサンゼルス郡各地の日系団体より推薦をうけた25歳以下の女性で、今年は6名が候補として出場しました。
3ヶ月間、練習してきた、しぐさや踊り、スピーチなどをそれぞれが披露。
審査員は、立ち振る舞いの美しさに加え、知性や個性などを評価します。
そしていよいよ、結果発表。
2018年度新女王に選ばれたのはアリス・アマノさんには、昨年度クイーンのジョーダン・アダチさんから、ガウンとティアラが手渡されました。
このほか、ファースト・プリンセスに、ケリー・ミドリ・ツナワキさん。
ミス・トモダチはジュリ・アン・ドリンダックさんが選ばれました。
クイーンとコート達は、来年の二世ウィークまでの期間中、日系コミュニティーの代表としてロサンゼルスで行われる様々なイベントに参加するほか、国内各都市や、姉妹都市である名古屋市を訪問し、親善大使として活動します。

Nisei Week Grand Parade

翌日の12日はグランドパレードが行われました。
グランドパレードは、文化団体、企業、政府関係者などが参加する二世ウィークのメインイベントで、今年も、大勢の観客達により通りが埋め尽くされました。
まずは、第二次世界大戦や、朝鮮、ベトナム戦争で活躍したベテラン達を先頭にパレードがスタート。
今年のパレードマーシャルは、俳優・コメディアンとして活躍するアーロン・タカハシさん。グランドマーシャルは、ベトナム戦争の英雄で元ロサンゼルス群高等裁判所裁判官のビンセント・オカモトさんです。
毎年、華やかにパレードを盛り上げる音頭。
今年のテーマ曲は「東京五輪音頭2020」と「Victory」で今年100歳を迎えた、藤間かんすまさんにより振り付けられました。
さらに、太鼓や空手、柔道。
アニメのコスプレなどの団体が続きます。
そして後半はここ数年のパレードの目玉の一つ、「ねぶた」が登場。
今年は2台の出陣となり、いっそうの盛り上がりとなりました。
“最後は、前日決まったばかりの、今年度の新女王とコート達のお披露目です。
観客達に笑顔を振りまきながら、パレードを締めくくりました。

Day-Lee Foods World Gyoza Eating Championship

18日は日米文化会館前で、デイリーフーズ主催の世界餃子早食いコンテストが行われました。
このコンテストは、国際大食い競技連盟、メジャーリーグ・イーティングの公認イベントに指定されおり、今年で12回です。
まず、前座試合として二世ウィーク関係者や昨年度のクイーンとコートらによる早食い競争。
続いて、ロサンゼルス消防局とロサンゼルス市警の対決。
さらに、県人会対抗 二人羽織の早食い競争が行われました。
そしてメインイベント。
全米から18名のフードファイターが参加しました。
昨年の優勝者で、現在世界ランキング1位のジョーイ・チェスナットさん。
世界ランキング3位のマット・ストーニーさん、そして、昨年度準優勝のジョフリー・エスパーさんらに注目が集まりました。
制限時間は10分で、一番多く餃子を食べた人が優勝です。
餃子がどんどん口に運ばれていきます。
結果、優勝は今年もジョーイ・チェスナットさん。結果は359個でした。
ジョーイさんには優勝トロフィーと賞金2000ドルが贈られました。
また、準優勝は、297個のジョフリー・エスパーさん。
マット・ストーニーさんは、222個で4位でした。
デイリーフーズは大会で使われた餃子一皿に対し、商品1ケースを、ロサンゼルス地区のフードバンクに寄付するとのことです。

Sake & Food Exhibition

日本食品を中心に輸入販売を行う、ウィズメタックアジアンフーズによるイベントが8月4日、アナハイムのビジネス エキスポセンターで行われました。
このイベントは小売店、飲食店経営者など、業界関係者を対象に毎年行われており、今年で11回目を迎えました。
会場ともに賑わいを見せたのが、食器コーナー。
これは日本の業者と連携した企画で、新品同様の食器が格安で手に入るとあって、レストラン関係者で賑わいました。
酒ブースには、酒造メーカー、30社が日本から出展。各地の純米、吟醸、大吟醸、ビール、焼酎各種が紹介されました。
シソの風味を生かした北海道の焼酎「たんたかたん」。 人気の地ビール「軽井沢ビール」などが注目されました。
フードブースには、50社以上の日本食関連企業が出展。ラーメン、たこ焼きなど、根強い人気のB級グルメのほか、トマトを使ったビーガン寿司など珍しい食品も紹介されました。
今年は、昨年を上回る1200名が来場し.終始賑わいを見せていました。

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2018年7月22日 放送

2018年7月22日 放送

2018年7月22日 放送

Nisei Week Japanese Festival Opening Ceremony

リトル東京の全米日系人博物館で、15日 日曜日、今年の二世ウィークのオープニングセレモニーがおこなわれました。
二世ウィークは、アメリカ日系社会最大級の夏祭りで、今回で78回目を迎えます。
コミュニティからおよそ180名が出席する中、まずはセレモニーのスポンサーであるJBA。
そしてジャパンハウス ロサンゼルスから二世ウィークファンデーションに寄付金が渡されました。
続いて、金光チャーチ・オブ・ロサンゼルスによる、お祭りの安全と、成功を願うお祓いの儀式。
そして、今年のテーマとなる音頭と楽曲が紹介されました。
振り付けを担当する藤間カンスマさんは今年100歳を迎え、記念の花束が贈られました。
二世ウィークは1934年にアメリカ日系社会の文化・歴史を祝うお祭りとしてスタートし毎年リトル東京を中心に、様々なイベントが催されています。
8月11日からは、七夕まつり。
12日にメインイベントとなるグランドパレード。
18日は、デイリーフーズ主催による餃子の早食いコンテスト。
そして、19日にクロージングセレモニーが行われます。
毎年二世ウィークを飾るのが、クイーンとコート達です。
今年のクイーン候補者達もこの日、紹介されました。
ガーデナ・イブニング・オプティミストクラブ推薦のトーリ・アイ・カマダさん。
米国日系レストラン協会推薦のケリー・ミドリ・ツナワキ・モックさん。
イースト・サンゲーブルバレー・日系コミュニティセンター推薦のローレン・レイ・ミヤモトさん。
ベニス・ウエストロサンゼルス日系市民協会、ベニス日系コミュニティセンター推薦のマリカ・ケイティ・スナイダーさん。
オレンジ郡日系評議会推薦のアリス・マリーナ・アマノさん。
パサデナ日系文化協会推薦のジュリー・アン・ドリンダクさんです。
これら6名の候補者の中から、8月11日に行われるコロネーションボウルで2018年度の新女王が選ばれます。
このほか行われるイベントの詳細は二世ウィークのウェブサイトで確認できます。

Anime Expo 2018

北米最大の日本アニメのコンベンション、アニメエキスポが7月5日から8日までの4日間、ロサンゼルスコンベンションセンターで開催されました。
毎年独立記念日の週に開催されるこのイベントは、今やロサンゼルスにおける夏の風物詩。
今年も世界中からアニメファンたちが参加しました。
会場には、日本のアニメやゲームを取り扱う様々な企業が出展し、最新作や商品のプロモーションを行いました。
イベントでは、日本で話題の人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版ワールド・プレミア、劇場公開予定作品の監督やプロデューサー達が参加するパネルディスカッションなども行われました。
エンターテインメントホールでは、アニメのワンシーンに出てくるようなセットが用意され、コスプレしたファンたちが思い思いに記念撮影をしました。
アニメ・エキスポは、1992年に「日本アニメーション振興会」によって開催され今年で27回目。
最近はオンラインの動画配信サービスが充実化したことで、より多くのファンを獲得しています。
このほか、物販のブースではキャラクターグッズや、クリエーター達によるアート作品が販売されるなどして、参加者は終始イベントを満喫しました。
イベントには期間中およそ11万人が来場しました。

5th World Sake Sommelier Competition, US Regional Competition

6月16日土曜日、世界利酒師(ききさけし)コンクールのロサンゼルス予選会がダウンタウンの酒スクール・オブ・アメリカで開催されました。
利酒師は、日本酒の知識を元に、料理にふさわしいお酒をアドバイスできる資格を有する人のことで、現在、日本国内ではおよそ3万人、国外では1万5千人が認定を受けています。
日本酒サービス研究会、酒匠(さかしょう)研究会連合会が4年に一度、主催するコンクールは今回で5回目。アメリカのほか、日本、香港、台湾、韓国、イギリス各国で予選を勝ち抜いたおよそ20名が東京の決勝大会に出場します。
今回ロサンゼルスからは3名が予選に参加。
審査は、筆記試験による第一次審査と、実際にレストランでの日本酒、焼酎のサービスを想定した第二次審査とが行われました。
結果、優勝したアヤ・ノモトさんは、来年2月に東京で開催される世界利酒師コンクールにアメリカ代表の一人として出場します。

Conferment Ceremony Honoring Mr. Ernest Doizaki

6月26日火曜日、在ロサンゼルス日本国総領事公邸で春の叙勲を受けたアーネスト・ドイザキさんへの伝達式が行われました。
日本政府は毎年春と秋に、国家や社会に貢献した個人に対し勲章を授与しています。
今年の春の叙勲では、ロサンゼルス総領事館管轄区内から2名が選ばれました。
そのうちの一人、旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)を受章したアーネスト・ドイザキさんは、ロサンゼルス生まれの日系3世。
大学を卒業後、日本の早稲田大学に留学しました。
帰国後、父 ジョージ・ドイザキさんの経営するアメリカン・フィッシュカンパニーに就職し、日本食の普及に尽力。
また、がん及び糖尿病患者の治療・研究施設である「シティ・オブ・ホープ」から、その貢献が認められ、スピリット・オブ・ライフ賞も授賞しています。
日系人の名誉回復や地位向上にも努め、全米日系人博物館の設立にかかわり、理事長などを歴任しました。
総領事公邸には家族友人ら40名が出席し、ドイザキさんの受章を祝いました。

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