2020年8月9日 放送

2020年8月9日 放送

2020年8月9日 放送

二世ウィーク延期

コロナウィルスの影響により、今年の第80回二世ウィーク・ジャパニーズフェスティバルが延期されました。

二世ウィークは日系人の文化や歴史を祝い継承するため、1934年からリトル東京で開かれています。
ロサンゼルス日系コミュニティの親善大使となる二世クイーンを決めるコロネーションボール。盆踊り。ギョーザ早食いコンテスト。
そして多くの団体、企業、個人が参加するグランドパレードなど、期間中様々なイベントが開催されるアメリカ日系社会最大の夏祭りです。

今まで二世ウィークが延期されたのは第二次世界大戦中のみ。今回の延期は地元ビジネスにも大きな影響を与えています。

そこでコミュニティをサポートするため、二世ウィークファンデーションは今年、二世ウィーク バーチャルシリーズを開催します。

これはエンターテインメントや伝統文化が楽しめるバーチャルイベントで、8月15日と16日にオンラインで開催されます。
詳しくは二世ウィークのウェブサイトで確認できます。

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2020年7月26日 放送

2020年7月26日 放送

2020年7月26日 放送

ツナ・キャニオン拘置所

ロサンゼルス市の中心から北におよそ17マイルのタハンガ( Tujunga )地区に、ツナ・キャニオン拘置所の史跡があります。

ツナ・キャニオン拘置所は第二次世界大戦中、敵国人と見なされた日系人の有力者達を一時的に収容するために利用された施設でした。

敷地内には当時、7つのバラックと食堂があり、1941年から43年までの間、日系人のほか、イタリア人、ドイツ人、日系ペルー人など、およそ2000名が収容されていました。

戦後、人々に忘れられた跡地はゴルフ場などになっていましたが、非営利団体ツナキャニオン拘置所連合などの働きかけにより、2013年にロサンゼルス市議会から史跡認定されました。

ツナキャニオン拘置所連合は、人種差別や偏見など、社会の誤った考えを改める教育の場を提供するため、当事者のインタビューや、写真、手紙などの資料を公開する巡回展を行っています。

日系人の強制収容問題は、現在のブラック・ライブス・マター運動に通じる歴史的な教訓である、と団体は考えています。

今、当時の面影を残すのは、跡地に立つオークツリーのみ。
団体は政府やコミュニティなどから助成金を募り、ここに博物館の建設することを目標にしています。

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2020年7月12日 放送

2020年7月12日 放送

2020年7月12日 放送

LA消防局にお弁当サービスー

7月1日から3日間、近隣の消防署に感謝するお弁当サービスがリトル東京で行われました。

このプロジェクトは、米国日系レストラン協会、リトル東京防犯協会、日本の食材を輸入販売する共同貿易と、アーティストのジェイソン・リーさん、魚介類を扱うヒロ・フィッシュらの協力で行われました。

5月16日にリトル東京に隣接する倉庫街で起きた爆発事故と火事、そしてダウンタウンロサンゼルスでの暴動における消防局の活躍に感謝するため、5つの飲食店がお弁当をつくりました。

お弁当は、リトル東京発祥のカリフォルニアロールと焼き魚。
リトル東京周辺の3つの消防署で働く消防士や職員、およそ300名分が用意されました。

またこのプロジェクトは、再び、店内での飲食が禁止されるなど、不安定な状況にある地元の飲食店を支援するためにも行われました。

このような中、リトル東京では、従来のやり方を一新したサービスを始めるお店も現れ始めました。

こちらのお店は今まで唐揚げを提供していましたが、日本風にアレンジしたフライドチキン・サンドイッチのテイクアウトを中心とした店にするため現在店舗を改装しています。

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2020年6月28日 放送

2020年6月28日 放送

2020年6月28日 放送

日系企業とコロナウイルス ウェビナー

5月20日水曜日、在ロサンゼルス日本国 総領事館、ワールドトレードセンターロサンゼルス、そして 南カリフォルニア日米協会の共催によるウェビナーが開催されました。

「新型コロナウィルスの影響下における日本、および日系企業の対応」をテーマに、各団体の代表者がスピーチしました。

在ロサンゼルス日本国総領事館の武藤あきら総領事は、感染の封じ込めに対する日本での政府の施策や、在米日系企業による地域支援の重要性などについて話しました。

JETROロサンゼルスの佐伯のりひこエグゼクティブディレクターは、 約7割の日系企業が新型コロナウイルスの影響下にあっても雇用を維持していたとし、今後の企業活動において は、特に大気汚染防止につながる環境技術の分野での貢献に期待できだろう、としました。

また、JETROロサンゼルスは、企業活動を支援するコロナ関連の相談窓口を開設しており、利用を呼びかけています。

ペチャンガ リゾート カジノ一部営業再開

テメキュラにあるペチャンガ・リゾート・カジノが一部、営業を再開しました。

アジア系の利用客も多いこのリゾートカジノは、コロナウイルス感染拡大防止のため3月から休業していました。

今回は、ソーシャルディスタンスの確保や透明なアクリル板の仕切りの設置など、感染防止対策を施しての一部施設の限定オープンとなっています。

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2020年6月14日 放送

2020年6月14日 放送

2020年6月14日 放送

店内飲食再開

コロナウイルス感染拡大防止のためのロサンゼルス郡による外出制限が緩和され、小売業などの店の再開が始まりました。

しかし、ミネアポリスで起こったジョージ・フロイドさんの死亡事件をきっかけとする人種差別抗議デモが激しさを増し、ロサンゼルスでも一部の地域で営業の再
開が滞りました。

市庁舎や警察本部に近いリトル東京では、5月末、デモに便乗した一部の暴徒によりシューズストアや薬局などが略奪などの被害をうけました。

略奪騒ぎは沈静化を見せていますが、店舗ではお互いに情報を共有したり、ロサンゼルス市警と連絡を取り合いながら、警戒を続けています。
リトル東京防犯協会が運営する「交番」もコミュニティに情報を提供しています。

飲食店は、店内サービスが許可された矢先に暴動が発生しましたが、ロサンゼルス市が定める条件のもと、ようやく店内での飲食が再開しました。

この緩和により顧客が少しでも戻ってくることを期待して、お店側は条件を満たしながらより良いサービスを提供する工夫を重ねています。

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2020年5月24日 放送

2020年5月24日 放送

2020年5月24日 放送

中小企業支援 : ステージ2

ロサンゼルス郡のコロナウイルス感染拡大防止のための規制は、一部緩和が進んでいるものの、いまだに多くの飲食店や小売店では営業が制限され、厳しい状況が続いています。

店舗にお客さんを入れての営業は、一部の業種を除き、現在はまだ許可されていません。
そのためレストランや小売店ではテイクアウトやデリバリー、ネット販売をビジネスの中心にしていく必要があります。
しかし、特に古くから続く店などは、オンラインを介してのビジネスに慣れず、対応が遅れがちです。

これに対し、コミュニティでは個人や団体のボランティアによる様々な支援活動が行われています。

こちらのレストランでは、デリバリーサービスのウーバーイーツを導入したものの、最初オーダーがまったく入りませんでした。

リトル東京で24年間店頭販売を続けてきたこの雑貨店は売上がゼロに落ち込み、リトル東京サービスセンターのサポートで今月からオンラインでの販売をスタートしました。

リトル東京サービスセンターでは、ビジネス面だけではなく、厳しい状況の中でのメンタル面でのサポートも行っています。

リトル東京サービスセンターはロサンゼルス全域でサービスを提供しています。
詳しくはウェブサイトでご確認ください。

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2020年5月10日 放送

2020年5月10日 放送

2020年5月10日 放送

2020年 春の叙勲

日本政府は今年度の春の叙勲受章者を発表しました。

在ロサンゼルス日本国総領事館管轄区からは、国家や社会に対する功労者としてブライアン・キトウさんと、ナンシー・キョウコ・オダさんの2名が旭日双光章を受章しました。

ナンシー・キョウコ・オダさんは、40年以上にわたり、サンフェルナンド・バレー日系アメリカ人コミュニティセンターの発展につとめました。

東日本大震災では、センターの会長として積極的に復興支援を行うなど日米友好に貢献。

また、第二次大戦中に強制収容所で生まれたナンシーさんは、その歴史を後世に伝えるために、若い世代の教育にも力をいれています。
特に第二次世界大戦中、日本人、ドイツ人、イタリア人など2000名が収容された、ロサンゼルス郊外にあるツナ・キャニオン拘置所の歴史保存に取り組んできました。

もう一人の受章者、ブライアン・キトウさんは、リトル東京にある和菓子店「風月堂」の三代目の経営者で、地元コミュニティのために様々なボランティア活動を続けてきました。

特に「リトル東京防犯協会」の会長として、およそ30年間、治安の改善に努め、リトル東京の犯罪率低下に貢献しました。

さらに二世ウィークでロサンゼルス七夕まつりの実行委員長をつとめ、また、和菓子を通じ日本の食文化を紹介するなど、日米の相互理解促進に取り組んでいます。

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2020年4月26日 放送

2020年4月26日 放送

2020年4月26日 放送

中小企業支援プログラム

コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅待機令が5月15日まで延長され、その打撃をうける中小企業の状況は日に日に厳しくなっています。

テイクアウトやデリバリーのみで営業を続けているリトル東京の飲食店も、ほとんどの店は普段より80%ほど売上が落ちこみ、また休業を余儀なくされた店の多くも、現在再開のめどがたっていません。

社会福祉サービスを提供するリトル東京サービスセンターでは、スモールビジネスを支援するための相談窓口が設置されています。

この状況の中で飲食店は、ビジネスのやり方の見直しが必要となっています。

アメリカ政府はこれらの中小企業を支援するため、経済支援プログラムを実行しています。

その柱となる給与保証プログラム、PPPや緊急 経済的被害災害融資のEIDLの他にも、国や市による低金利ローンや、大手民間企業による返済の必要が無いグラントなど、様々な支援プログラムが実施されています。

スモールビジネス向け助成金に関する質問や、そのほかの相談はリトル東京サービスセンターで受付けています。

Keiro ウェビナー

4月18日土曜日、Keiroによる介護者のためのウェビナーが行われました。

Keiroは日系高齢者向けの介護、福祉サービスを提供する非営利団体で、定期的に無料のイベントやセミナーを開催しています。

今回のイベントは新型コロナウィルスによる影響のため、ウェブサイトを使ったセミナー、ウェビナー形式で行われました。

プログラムアナリストのケント・マルメさんが介護に役立つ基礎知識、そして新型コロナウイルス感染防止のための介護の上での注意事項などを紹介しました。

Keiroは、今後も定期的に介護者向けのウェビナーを行う予定です。テーマ、日程などの詳細はウェブサイトでご確認ください。
また新型コロナウイルスに関する情報ページも日本語と英語で設置されています。

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2020年4月12日 放送

2020年4月12日 放送

2020年4月12日 放送

リトル東京助け合い運動

新型コロナウィルスの影響を受けるリトル東京では、地元団体による助け合い運動が行われています。

リトル東京は飲食店を中心にスモールビジネスが集中するエリアですが 、現在、多くのビジネスが休業しており、人通りもほとんどない状態です。

これに対し、地元の非営利団体であるリトル東京協議会とリトル東京サービスセンターが地域支援活動を行っています。

個人や組織からの寄付を募り、そのお金でリトル東京の飲食店から食料を購入することで、少しでも地域に利益を還元しようとしています。

休業が相次ぐ中で、レストランの従業員など、多くの接客サービス業関係者が仕事を失っています。

これらの人々を支援するために、リトル東京協議会では購入した食事を無料で配布しています。

A) このサービスは、毎週土曜日の午後5時から7時まで、または、用意した食事がなくなるまで行われています。

B) このサービスは、毎週水曜日と土曜日の午後5時から7時まで、または、用意した食事がなくなるまで行われています。

一方、現在感染のリスクを避けるため、特にシニアは自宅待機が奨励されています。

こうした人たちのために、リトル東京サービスセンターでは食事の配達サービスを行っています。

対象は、リトル東京タワー、都ガーデンなどソーシャルワーカーが在駐するアパートに暮らす、65歳以上のシニアです。

こちらも、食事はプロジェクトに賛同するリトル東京のレストランにオーダーしています。

この日は、スエヒロ ・カフェでおよそ80食のカレーが用意されました。

作業するのは、知り合いやソーシャルメディアなどを通じて各地から集まったボランティアスタッフです。

レストランで準備を整えた後、ボランティアたちは手分けして、リトル東京タワー内の希望者一人ひとりに食事を配達して回りました。

配達は夕食のみで、費用の一部は高齢者向けの福祉サービスを提供する非営利団体、KEIROにより賄われています。

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2020年3月22日 放送

2020年3月22日 放送

2020年3月22日 放送

オレンジ郡日系協会 新年会と功労者表彰

3月1日日曜日、アナハイムでオレンジ郡日系協会の新年会と功労者表彰式が行われました。

オレンジ郡日系協会は1986年に設立された非営利団体で会員はおよそ350名。地域社会に、文化、教育、福祉サービスを提供しています。

この日は会員と関係者ら160名が出席。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する前に開かれたイベントですが、握手、ハグは禁止。
入り口にはハンドサニタイザーが置かれました。

今年で8年目の就任となった藤田会長は「今後も調和を大切にしつつ、この会がみなさんの心の拠り所となるようにしたい」などと話しました。

在ロザンゼルス日本国総領事館の武藤総領事をはじめ、日系諸団体の各代表者による挨拶が行われ、お祝いの舞として沖縄舞踊も披露されました。

地域社会に貢献した個人、団体に向けての表彰式では、まず、元雑誌編集者でライターの加賀崎(かがさき)まさこさんと、草月流(そうげつりゅう)いけばなの3人の教授に感謝状が送られました。

オレンジ郡日系協会の副会長、石井ふみこさんと、シニア向けのIPad(あいばっど)教室を7年間続ける、中澤けいとさんには、功労賞が贈られました。

最後は、オレンジ郡日系協会の高齢者向けサービスに対し、Keiroが助成金を贈りました。

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの拡大が深刻化し、ロサンゼルスの日系社会でも各種イベントの中止や延期、レストランや様々な施設が一時休業するなど、生活に影響が出てきています。

3月11日水曜日、モントレーパーク市消防局が新型コロナウィルスの予防に関する説明会を行いました。

新型コロナウイルスは咳やくしゃみなどの飛沫を介して感染するため感染予防のために一番大切なのは、基本的な衛生管理をしっかりと行う事です。

また人が集まる場所では、互いの距離を1.8m(6ft)くらい保つのも効果的と言います。

新型コロナウイルスの症状は風邪やインフルエンザに似ていると言われていますが、もし、体調に不安を感じた場合はまず医師に電話して指示をあおぐ必要があります。

新型コロナウイルス関する最新情報は各種政府機関、日本語ではKeiroなどのウェブサイトで発信されています。Japan Hollywood Networkのウェブサイトのリンク集からご確認ください。

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2020年3月8日 放送

2020年3月8日 放送

2020年3月8日 放送

南加日系商工会議所 役員就任式/功労者授賞式

2月23日日曜日、モンテベロで南加日系商工会議所による役員就任式と功労者授賞式が行われました。

南加日系商工会議所は、現在140の個人や企業の会員からなる非営利団体で、日系社会のビジネスの促進を中心に、文化継承、日米親善などの活動を行っています。

イベントではまず今年度の新役員17名による就任宣誓が行われ、今年2期目となった川田薫(かわたかおる)会頭は「創立115周年を迎える組織の伝統と歴史を重んじたい」と話しました。

続いて、日系諸団体の代表者が挨拶し、最後に個人、団体の功労者授賞式が行われました。

今年の団体功労賞はリトル東京協議会に贈られました。

日系スピリット賞受賞者は3名で、2011年からリトル東京でボランティア活動を続けるスティーブ・ナガノさんとパティ・イトウ・ナガノさん夫妻。

そして、羅府新報で20年間記者を勤め、また様々なコミュニティ活動も行ってきたエレン・エンドウさんに贈られました。エレンさんは、コミュニティに関わり続けてきたのは、お父さんの教えにあるといいます。

ソーテル・ジャパンタウン・セレブレーション

2月15日から3月1日まで、ウエストロサンゼルスで「ソーテル・ジャパンタウン・セレブレーション」が行われました。

今年で3年目となるこのイベントは日系人ゆかりの地であるソーテル地区の伝統と歴史を祝うもので、地域活性化のためにスーパーマーケットやレストランなどのプロモーションも兼ねて行われました。

ソーテル地区は2015年に地元の人たちの働きかけにより市議会から正式に「ソーテル ジャパンタウン」と命名されました。

2月22日土曜日には ノラ・ステリー エレメンタリースクールでその5周年を祝うイベントがおこなわれ、ロサンゼルス各地から日系諸団体が参加しました。

ゲストスピーカーとして招かれた元リトル東京サービスセンター所長、ビルワタナベさんはリトル東京での活動を例に、街の歴史保存の重要性について話しました。

また、戦前からソーテルで暮らすローズ・ホンダさんがこの街での思い出を語りました。

ミツワ トーランス デルアモ店グランドオープン

2月28日、ミツワ マーケットプレイスのトーランス デルアモ店がグランドオープンし、記念式典が行われました。

ミツワ マーケットプレイスは全米に11店舗を展開するアメリカで最大規模の日系スーパーマーケットチェーンです。

トーランスでは、ウエスタン・アベニューとカーソン・ストリートのコーナーで30年以上営業していましたが、建物の老朽化などから、今回、デルアモ ファッションモール内に移転しました。

式典には、日本から親会社カメイ・コーポレーションのカメイ ジュンイチ専務。
そして在ロサンゼルス日本国総領事館、トーランス市の代表者らが出席。

挨拶のスピーチでは、日本文化のさらなる普及や地域の経済的効果などに期待を寄せました。

その後は、来賓一同によるテープカットと鏡開きが行われ、いよいよ開店。

この時を待ちわび、長蛇の列を作っていたお客さんが、買い物を楽しみました。

ミツワ トーランスデルアモ店は、デルアモ ファッションモール内、カーソン ストリート沿いにあります。

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2020年2月23日 放送

2020年2月23日 放送

2020年2月23日 放送

南加庭園業連盟65周年式典

2月2日日曜日、モンテベロで、南加庭園業連盟の65周年式典が行われました。

南加庭園業連盟は、南カリフォルニア各地の14の庭園業組合が加盟する非営利団体で、1955年に発足しました。
会員同士の助け合いや、社会奉仕活動を主に行っています。

式典には115名が出席。
まず、今年度の新役員が発表され、岩下ひさもり会長をはじめとする7名が就任宣誓を行いました。

その後は、特別功労者表彰が行われ、連盟への貢献に対し、山中まちこさん、堀尾せいじさん、ロイ・今津(いまず)さんなど8名が表彰されました。

また、各日系諸団体の代表者らによるお祝いのスピーチが行われたほか関三脚(せき さんきゃく)さんによる講演が行われました。関さんは戦前から続く日系ガーデナーの歴史を、写真と川柳を交えて説明しました。

南加庭園業連盟は戦後におよそ6000名いた会員も、現在は570名までに減り、平均年齢は75歳。
職業団体としての役目も機能しにくくなり、今後の組織存続が危ぶまれています。

南加県人会協議会 新年会 / 役員就任式

2月9日日曜日には、南加県人会協議会による2020年度の新年会と役員就任式が行われました。

南加県人会協議会は、1964年に設立された非営利団体で、38の都道府県による県人会とその会員達で構成されています。

会員同士の助け合いをはじめ、奨学金の支給、被災地支援など、日米間の相互理解のために活動しています。

まず、今年度の新役員による就任宣誓が行われ、続投で2期目となるハッピー水谷会長をはじめとする、18名が紹介されました。

水谷会長は就任の挨拶で、県人会の高齢化に伴う世代交代と会員の減少について触れながら「新しい時代の流れに対応していきたい」と話しました。

続いて、武藤あきら在ロサンゼルス日本国総領事ほか、日系諸団体の代表者によるあいさつ。

最後は恒例の各県人会会長によるお国自慢が行われました。
今年のお題は県出身の有名人。
各県 25秒の時間限定です。

和食レクチャー&デモンストレーション

日本食の魅了を紹介するイベントが、ロザンゼルスで開催されました。

これはミシュラン一つ星を獲得した、東京、青山にあるレストラン「てのしま」の林りょうへいシェフを招いて行われたもので、在ロサンゼルス日本国総領事館とHISインターナショナルツアーズらの共催です。

イベントはロサンゼルス3ヶ所で3日間に渡り行われました。
初日となった2月3日はダウンタウン・ロサンゼルスの、やはりミシュラン一つ星の日本食レストラン、「シブミ」が会場となりました。

「シブミ」のデビッド・シュロッサー(David Schlosser)シェフと林シェフは、共に京都の老舗日本食レストラン「菊乃井(きくのい)」で修行した兄弟弟子です。

この日の1回目のイベントには、およそ40名のレストラン関係者や一般客が参加。
林シェフは3種類のだしのテイスティングによる「うまみ」のレクチャー。
そして、シュロッサー シェフとのコラボによるコース料理を提供しました。

2月の最初に行われる日本の行事「初午(はつうま)」にちなみ、そのとき食されるいなり寿司をコースに取り入れるなど、日本文化の紹介にも努めました。

また、シュロッサーシェフは日本の農林水産省から本年度の「日本食普及の親善大使」にも任命されています。

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2020年2月9日 放送

2020年2月9日 放送

2020年2月9日 放送

2020年 JBA 賀詞交歓会

1月22日、トーランスでJBA、南カリフォルニア日系企業協会による賀詞交換会が行われました。
これは毎年JBAが、新たな年に会員同士の交流をはかる目的で行っています。

JBAは、南カリフォルニアで事業を営む日系企業およそ440社が加盟する非営利団体で、 日米間のビジネスにおける相互理解と、地域社会への貢献を目的に活動しています。
今年の賀詞交歓会のテーマは東京オリンピック。
オープニングでは聖火ランナーが登場し会場を沸かせました。

式典では挨拶に立ったJBAの中島会長、そして在ロサンゼルス日本国総領事館の松尾主席領事は東京オリンピックのコンセプトにならい、多様性と調和(Unity in Diversity)にフォーカスした年にしたいと話しました。

乾杯のあと、およそ500名の参加者たちは、お雑煮やおせち料理を楽しみながら、互いに挨拶をしたり、名刺交換をしたりしました。

この日はスペシャルゲストとして、オリンピック、パラリンピックを目指す日本のアスリートたちが招かれました。
それぞれがデモンストレーションを披露し、大会への意気込みを語るとともに、競技活動への支援を呼びかけました。

最後は恒例のラッフルが行われ、当選者らは豪華商品を受け取りました。

ジャパニーズ・フード・エキスポ

1月25日、ハリウッドでジャパニーズ フード エキスポが開催されました。

このイベントは日本食文化の普及を目的に活動するJapanese Food Culture Associationによって主催され、14回目となりました。

今年は、ミューチュアルトレーディングなどの現地大手食品商社や日本各地からの業者をあわせ、およそ60社が出展し、それぞれの商品をアピールしました。

らーめん。たこやき。ちらし寿司など今やおなじみとなった日本食に加え、各県の特産品ブースでは、参加者が興味深そうに試食をしていました。

一方、酒ブースでは、地酒、焼酎、ビールなどが紹介され、日本食とのマッチングを楽しみました。

このほかステージでは、巨大マグロの解体ショー。
日本ならではの洋食、オムライスのデモンストレーション。
キャラ弁作りコンテスト。メガロール作り、などが行われました。

また、観光ブースも設けられ「食」を切り口として、参加者に日本への旅行をプロモーションしました。

イベントには、およそ2000名が来場し、賑わいました。

「飛騨の木工文化」展

ハリウッド・ハイランドのジャパンハウス・ロサンゼルスで、「飛騨の木工文化」展が開催されています。

この展示会では、岐阜県の飛騨地方に伝わるモノづくりを紹介しています。

飛騨は豊かな森林に囲まれた地方で、1300年の歴史を持つ「飛騨の匠」と呼ばれる職人たちが貴重な木工文化を受け継いでいます。

この展示会では、飛騨の老舗家具メーカーが、 家具材料としては扱いにくいとされる杉を加工する技術やものづくりのコンセプトを紹介しています。

また、使われなくなった杉の有効活用や、長く使えるモノを作る、という側面から、環境問題にも焦点をあてています。

HIDA -“A Woodwork Tradition in the making”は4月12日までジャパンハウス・ロサンゼルスで開催されています。

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2020年1月26日 放送

2020年1月26日 放送

2020年1月26日 放送

2020年 成人式

1月12日日曜日、トーランスで成人式が行われました。

このイベントは、海外でも日本の成人式を体験できるようにと、「日本文化振興協会なでしこ会」によって始められ、8回目を迎えました。
今年は年度内に20歳を迎える、または成人式への参加を希望する20代の男女27名が参加し、男性は、はおり、はかま。
女性は振り袖で着飾りました。

式典では、参加者一人一人が家族、来賓を前に挨拶をしました。

参加者の一人、ナターシャ・ヒロミ・ショーズさんは、盲目で生まれ、今年成人式を迎えました。

また、在ロサンゼルス日本国総領事館の萩原(はぎわら)領事。
そしてパトリック・フューリー トーランス市長が祝いの言葉を伝えました。

このほか、新成人を代表して、オオビラキ ミライさんによるスピーチ。
和太鼓演奏やダンスパフォーマンスなどが披露され、最後は、家族来賓一同でそれぞれの門出を祝いました。

平和の午後 : 広島と長崎が経験したこと

2月22日土曜日、リトル東京のアラタニ日米劇場で総合芸術舞台「平和の午後、広島と長崎が経験したこと」が上演されます。それに先立ち、そのリハーサルがメディアに公開されました。

これは広島と長崎の被爆体験を後世に伝える活 動を続ける非営利団体「シャドウズ・フォー・ピース」と日米文化会館が共催し、2017年に初上演された舞台です。

原爆の悲惨さ、平和の尊さを、音楽、ダンス、歌、語り、映像、そして祈りで伝えるもので、戦後75年を迎える今年、再上演が決まりました。

2018年12月に亡くなった、写真家で「シャドウズ・ フォー・ピース」の創設者、リチャード・フクハラさんの遺志を引き継ぎ、今回はエミー賞受賞のフィルムメイカー、ロバート・ホースティング(Robert Horsting) さんが製作総指揮と監督をつとめます。

総合芸術舞台「平和の午後 – 広島と長崎が経験したこと」は2月22日、リトル東京のアラタニ日米劇場で上演されます。

アジアン・アメリカン・エキスポ 2020

アジア系の商品やビジネスが集まるアジアン・アメリカン・エキスポが1月18日と19日、ポモナで開催されました。
毎年、旧正月の時期に合わせて開かれるこのイベント。
元々はチャイニーズ・アメリカン・エキスポとして1982年に始まったものですが、今では日系を含む1000以上のアジア各国のベンダーがブースを設けるイベントとなりました。

屋外には中国系、韓国系、日系など様々なストリートフードの屋台が並び、訪れた客は各国の料理を食べ比べていました。

また7つの展示会場では、自動車。化粧品。健康器具。食品など、あらゆる商品のブースが並び、特別価格で販売が行われました。

アジア系のイベントを積極的に行なっているテメキュラのペチャンガ・リゾート・カジノは、毎年恒例となっている旧正月大抽選会のプロモーションを展開しました。

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2020年1月12日 放送

2020年1月12日 放送

2020年1月12日 放送

2020年 お正月 イン リトル東京

新年を迎え、リトル東京では様々なお正月行事が行われました。

1月1日開催されたのは、「お正月 イン リトル東京」。
日本のお正月風情を体験できるこのイベントは今年で22回目を迎えました。

オープニングセレモニーでは、イベントを主催する南加日系商工会議所の川田薫(かわたかおる)会頭。
そして、在ロサンゼルス日本国総領事館の武藤あきら総領事らが新年のあいさつにたちました。

その後は、日系諸団体の代表者らによる鏡開き、そして、もちまきが行われました。

また、米国書道研究会の生田ひろこ会長は、今年の干支、「子年(ねずみどし)」の書き初めを披露するなど、ステージでは新春らしいパフォーマンスが続きました。

オニヅカストリートには、たこやき、やきそば、おもち、甘酒など様々な日本食の屋台が立ち並び、ミニ神社では新年の開運祈願も行われました。

一方、米国高野山別院では元旦法要が行われました。

今年も各地から家族連れの参拝客が訪れ、それぞれ、新年の無事と平安などを祈願した後、おみくじをひいたり、お守りを買うために行列を作っていました。

この日は穏やかな天候に恵まれ、およそ1万人の参加者がお正月の催しを満喫しました。

2020年 事始め

1月5日日曜日にはアラタニ日米劇場で「事始め」が行われました。

毎年恒例のこのセレモニーは、日米文化会館により主催され、今年で37回目となりました

新年を祝い、JACCCのマスターアーティスト、小阪ひろかずさんによって手がけられるこの舞台は、東西の芸術文化が融合するロサンゼルスならではの演目です。

今年も、ロサンゼルスを拠点に国内外で活躍する様々なアーティスト達が参加しました。

洗心(せんしん)仏教会のキンナラ・グループによる雅楽と舞楽。

ユバル・ロン(Yuval Ron)さんと、アジズ(Aziz)さんによるイスラムの宗教儀礼の一つ、スーフィーの回転舞踊。(Sufi whirling)

琉球国 祭り太鼓。(Ryukyukoku Matsuri Daiko)

そして、中村てつやさんとユバル・ロンさんの演奏に合わせてロサンゼルス弓道会による初矢の儀式が行われました。
パフォーマンスの後は昨年9月に館長に就任したパトリシア・ワイアットさんが挨拶。
関係者らとともに鏡開きと乾杯をしました。

また、日米文化会館では地下一階のトシゾウ・ワタナベ・クリナリー・カルチュラルセンターの完成と、1階ギャラリーの南加いけばな教授会による生け花展示会を祝うセレモニーが行われ、
来場者に甘酒が振る舞われました。

生け花の展示会は1月19日まで行われています。

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