2023年6月11日 放送
「高齢者を守る会」ファンドレイジングバザー
5月24日日曜日、パサデナで、「高齢者を守る会」の第2回ファンドレイジングバザーが行われました。
「高齢者を守る会」は、高齢者看護施設の再建を目指す非営利団体で、バザーには南加庭園業連盟、南加日系医師会、各県人会、企業など40団体が協力しました。
参加した各団体のメンバーは、普段使わなくなった雑貨、陶器、電化製品、衣服など、様々なアイテムを持ち寄りました。
来場した、コミュニティ関係者や地元の人々は、自分だけの掘り出し物を見つけようと、それらを熱心に品定めしました。
高齢者を守る会は日系高齢者向けのサービスを提供する非営利団体「Keiro」が、2016年に日系人向けシニア施設を売却したことをきっかけに設立されました。
会は、日本文化に基づいたサービスを提供する高齢者向け看護施設の再建を目指しており、デイケアセンターの設立も中間目標に掲げています。
会場ではバザーのほか、高齢者を守る会のドキュメンタリーの上映や、茶道のデモンストレーションなども行われ、およそ400名が来場。
11,000ドルの募金が集められました。
今後も団体はバザーのほかに様々な高齢者向けのイベントを開催するなどしてコミュニティの問題意識を高めていきたいとのことです。