2020年6月14日 放送
店内飲食再開
コロナウイルス感染拡大防止のためのロサンゼルス郡による外出制限が緩和され、小売業などの店の再開が始まりました。
しかし、ミネアポリスで起こったジョージ・フロイドさんの死亡事件をきっかけとする人種差別抗議デモが激しさを増し、ロサンゼルスでも一部の地域で営業の再
開が滞りました。
市庁舎や警察本部に近いリトル東京では、5月末、デモに便乗した一部の暴徒によりシューズストアや薬局などが略奪などの被害をうけました。
略奪騒ぎは沈静化を見せていますが、店舗ではお互いに情報を共有したり、ロサンゼルス市警と連絡を取り合いながら、警戒を続けています。
リトル東京防犯協会が運営する「交番」もコミュニティに情報を提供しています。
飲食店は、店内サービスが許可された矢先に暴動が発生しましたが、ロサンゼルス市が定める条件のもと、ようやく店内での飲食が再開しました。
この緩和により顧客が少しでも戻ってくることを期待して、お店側は条件を満たしながらより良いサービスを提供する工夫を重ねています。