2018年1月21日 放送
アジアンアメリカンエキスポ
アジアンアメリカンエキスポが、1月13日と14日の2日間、ポモナで開催されました。このイベントは、アジアンコミュニティにおける新年の恒例行事で、今年で37回目を迎えました。もともとは中国系の地元コミュニティが旧正月を祝い始めたもので、年をおうごとに規模が拡大。今ではアジア各国が参加する一大イベントとして、毎年10万人以上が来場しています。会場には食品、化粧品、電化製品、アニメグッズなど、国内外のありとあらゆる分野の企業、1000社以上が参加。日本企業からもキッコーマン、カルピコ、Toyotaなどが出展し、新商品を紹介しました。日系を含むアジア系の顧客が多い、ペチャンガ・リゾート&カジノは、旧正月に合わせた2月の抽選会と、2億8千5百万ドルを投じ、3月はじめに完成を予定している新施設のプロモーションを行いました。このほか、屋外では各国料理の屋台が立ち並び、ステージでは、ライオンダンス、マーシャルアーツ、ファッションショーなど各国のパフォーマンスが行われるなどして、終日賑わいを見せていました。
成人式
1月14日日曜日、トーランスで成人式が行われました。このイベントは、日本文化振興協会なでしこ会によって主催され、年度内に20歳、または成人式への参加を希望する20代の男女が出席しました。日本では20歳を成人年齢として、各市町村では主に1月の成人の日に祝いの行事を行いますが、ここロサンゼルスでは、5年前からNPO団体の「なでしこ会」が日本の着物文化の普及を目的に毎年成人式を開催しています。今年は24名が参加し、男性は、はおり、はかま、女性は振り袖で、それぞれが華やかに着飾りました。式典では家族や来賓を前に、参加者一人ひとりが今後の目標を話し、来賓を代表して、千葉明総領事がお祝いの言葉を伝えました。このほか、成人を祝い、和太鼓演奏、日本舞踊、書道のパフォーマンスなどが披露され、最後は、来賓一同が、一人ひとりに励ましの言葉を送り、新成人の門出を祝いました。