2017年10月8日 放送
第29回 ジャパニーズフード・アンド・レストランエキスポ
9月30日土曜日、パサディナ・コンベンション・センターで、ジャパニーズフード・アンド・レストランエキスポが開催されました。 これは共同貿易が日本食業界関連者を対象に毎年開催するもので今年で29回目を迎えました。アメリカにおける最新の日本食のトレンドが紹介されるこのエキスポ、今年は過去最大規模の126社が出展し、およそ2700名が来場しました。ここ数年で、和食は、高級化と大衆化の2極化がすすんでいます。それに合わせ、高級な日本食レストラン向けに、宮崎牛や超低温冷凍技術、“アルツ(ULTS) ”による新鮮で高品質な魚が紹介されたほか、その他、大衆料理として人気のラーメン、からあげ、 餃子などの新商品が紹介されました。”による新鮮で高品質な魚が紹介されたほか、その他、大衆料理として人気のラーメン、からあげ、 餃子などの新商品が紹介されました。そして、 大衆料理の幅をさらに広げようと、今年、共同貿易が力を入れた食材が “カレー”です。試食に加え、カレーに関するセミナーも開催されました。一方、酒パビリオンでは、 地酒、焼酎、地ビールなどバラエティにとんだお酒が紹介され、中にはレストランで1本1000ドル以上もする地酒も紹介されました。このほか、包丁の実演販売。毎回、 売り切れとなる人気の食器販売も行われるなど、会場は終日参加者で賑わいました。
敬老感謝の集い
80歳以上のシニアを表彰する、敬老感謝の集いが9月24日日曜日、アナハイムのオレンジ郡仏教会で開かれました。このイベントは、 地域で日系社会を築き、その発展に尽力した人々へ感謝を示すため、オレンジ郡日系協会が毎年行っています。31回目となる今年は、80歳以上のシニアとその家族、ゲストなどを含めおよそ300名が出席しました。藤田きみこ会長は冒頭の挨拶で「80代、90代になられたみなさんが、元気に活動されている姿を見習い、私も努力していきたい」と話しました。表彰式は今年はじめて参加したシニア17名に対しておこなわれ、藤田会長より、それぞれ感謝状が手渡されました。また、日本文化を継承する若者を支援する練尾日本文化奨学金授与者2名が発表されました。さらに、奨学金受賞者のアトキンズ直樹さんによる津軽三味線の演奏に加え、OC童謡キッズクラブが合唱を披露しました。