2026年8月30日 放送

2026年 二世ウィーク

8月15日から23日までの9日間を中心に、リトル東京で第84回「二世ウィーク・ジャパニーズフェスティバル」が開かれました。

二世ウィークは、日系人の歴史、文化、そして伝統を称え、それらを次の世代へと受け継いでいくためのイベントです。

8月15日、ロサンゼルス・ダウンタウンの劇場で、今年のロサンゼルス日系コミュニティの親善大使となる、二世ウィーククイーンを決めるコロネーションが行われました。

今年、候補に選ばれたのはロサンゼルス各地の日系団体から推薦された7名です。
この中から審査員によりクイーンが選ばれます。

候補者は、この日のコンテストに向けて、およそ3ヶ月間かけ、立ち居振る舞いや、スピーチ、踊り、日本の伝統文化などを学んできました。
この日のステージでは、それぞれがその成果を披露し、会場を埋めた観客から大きな拍手が送られました。

また、審査の合間には、今年のグランドマーシャルのマーク・タカノ 連邦下院議員。
パレードマーシャルの壁画家、ロバート・バルガスさんが表彰されました。

さらに、今年100周年を迎える共同貿易、リトル東京サービスセンターの元所長、エリック・ナカノさんなど4組に、コミュニティへの貢献者に贈られるフランシス・K・ハシモト コミュニティサービス アワードの授賞式も行われました。

そしていよいよ審査結果の発表です。
2026年度の二世ウィーククイーンはケイラ・キミコ・チューさんに決まりました。

ファースト・プリンセスには、アイ・グレース・クサヤナギさん。
ミス・トモダチには、ジャクリーン・フジコ・ナイトウさんが選ばれました。

クイーンを中心とするこの7名は、これから1年間、ロサンゼルス日系コミュニティを代表し、国内外のさまざまなイベントに参加していきます。

8月16日、リトル東京のウェラーコートで、今年初開催となった「JX Matsuri(ジェイエックス祭り)」が行われました。

異なる世代の人々やコミュニティ団体を結びつけることを目的としたこのイベントでは、音楽やゲーム、フードのほか、卓球のオープンプレイなど様々なアトラクションが用意されました。

そしてこの日、二世ウィークのハイライトとなるグランドパレードが行われ、沿道を多くの観客が埋め尽くしました。
第二次世界大戦やベトナム戦争の退役軍人を先頭に、パレードがスタート。

お神輿。
太鼓。
空手などの文化団体。
ほか、地元の各種団体。そして日米政府機関の代表者も次々と姿を見せパレードを盛り上げました。

グランドパレードの見どころの一つはロサンゼルスの様々な日本舞踊団体や一般参加者が披露する音頭。
今年、振り付けを担当したのはロサンゼルス坂東流の坂東秀十美さんです。

パレードマーシャルのロバート・バルガスさんは、リトル東京のミヤコホテルに大谷翔平選手の壁画を描いたアーティストとして、日系コミュニティに知られています。

グランド・マーシャルを務めたマーク・タカノ連邦下院議員は、2012年に初当選し、日米関係をはじめ、LGBTQ+の権利や退役軍人問題などに取り組んでいます。

コミュニティサービスアワードの受賞者も登場し、観客の声援に応えました。

前日に選ばれた、今年度の二世ウィーク・クイーンとコートもお披露目され、華やかな笑顔を観客にふりまきました。

そして、パレードの最後を飾ったのは「ねぶた」。
2007年の初参加から今年で20年。
それを記念し、ロサンゼルスで制作された「義経」と「金時」の2台が登場。
ハネトの威勢のいい掛け声とともにパレードを締めくくりました。

8月19日には、ダウンタウンのホテルで「二世ウィーク・パイオニア・スピリット・アワード・ランチョン」が行われました。

コミュニティに貢献した個人を称えるこの表彰式では、ダン・フクシマさん、ハタエ・ミヨコさんら、各団体から推薦された6人にプラークと表彰状が贈られました。

8月15日から23日まで、日米文化会館では、日本文化を紹介する展示や体験イベントが行われました。
いけ花や茶道、盆栽、書道、陶芸などが紹介され、茶道ではお茶を点てるデモンストレーションのほか、抹茶や和菓子を味わう体験も行われました。

毎年、二世ウィークに合わせて開催されている「ロサンゼルス七夕祭り」も、色とりどりの七夕飾りを展示し、来場者の目を楽しませました。

8月22日と23日には、日米文化会館前の広場で「プラザフェスティバル」が開かれました。

会場にはフードやグッズ、諸団体のブースが立ち並び、日系コミュニティならではの食や文化を多くの来場者にアピールしました。
ステージでは、さまざまな太鼓グループが力強いパフォーマンスを繰り広げ、会場は夏祭りならではの活気に包まれました。

そして、8月23日、二世ウィークを締めくくるクロージングセレモニーが行われました。
まず、実行委員長のヘレン・オオタさんが、二世ウィークを支えてきた来場者やコミュニティに感謝を伝え、これからもリトル東京を訪れ、応援してほしいと呼びかけました。

最後を飾ったのは恒例の「ストリート音頭」。
日本舞踊団体をはじめ、二世ウィーク・クイーンや室田幸靖在ロサンゼルス日本国総領事、そして一般参加者も加わり、輪になって音頭を踊りました。
たくさんの笑顔とにぎやかな歌声があふれる中、今年の二世ウィークは幕を閉じました。

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