2024年10月13日 放送

共同貿易ジャパニーズフード アンド レストラン エキスポ

9月28日土曜日、パサデナコンベンションセンターでミューチュアルトレーディング共同貿易主催のジャパニーズフードアンドレストランエキスポが開催されました。

レストラン関係を中心とした業界関係者に向け、日本食の最新食材や商品を紹介し、販売するこのエキスポは今年で33回目。日本国外での日本食のビジネスショーとしては最も歴史があり、最大規模のものです。
今年は140社以上が出店し、自社商品をアピールしました。

ミューチュアルトレーディングも、調理が簡単で高品質な、餃子や牛丼など、自社ブランドの新商品を紹介。
これはレストラン業界が抱える人手不足の問題に対応したものです。

高級食材では、宮崎牛。
そして宮崎以外の銘柄の和牛も紹介され、試食を待つ人が長蛇の列をなしました。
また、超低温技術を使い、捕れたての新鮮さを保った冷凍の大トロも注目を集めました。

酒類を集めた、酒パビリオンには日本からの42ブースを含む、52ブースが出店。
「松竹梅」ブランドで知られる米国宝酒造は、バーボンの樽で貯蔵した新商品の純米酒を紹介しました。

他にも、高級品から手頃なものまで取り揃えたスパークリングサケや焼酎を使った各種カクテルが提供されるなどし、伝統的な日本酒から新しいスタイルのお酒まで、また、大手メーカーの商品から小規模な酒造メーカーのものまで、来場客それぞれのニーズに応える、幅広い商品が並びました。

食品以外では、エキスポ恒例の陶磁器フェア。
包丁の彫金師(ちょうきんし)による名前入れなどが人気を集めました。

今年のエキスポは「和心伝心 – 日本食で繋がる、人・地域・未来」がテーマになっています。

会場では、
お酒と、飲むための酒器のペアリング。
箸作り。
風呂敷を使ったテイクアウト ボックスのラッピング、など、食にまつわる日本文化に関するセミナーやワークショップも開かれました。

この日はおよそ2,600人が会場を訪れ、盛況のうちにイベントは終了しました。

敬老の日フェスティバル2024

9月21日土曜日、リトル東京の全米日系人博物館で、「敬老の日フェスティバル」が開催されました。

これは日系高齢者向けのサービスを提供する非営利団体Keiroにより主催されたものです。
Keiroは、毎年、日本の「敬老の日」にちなんだ、このシニア向けの無料コミュニティイベントを開催しており、今年で7回目になります。

この日、事前登録した60歳以上の参加者、およそ600名がロサンゼルス、ベンチュラ、オレンジ郡の各地から、無料の送迎サービスを利用するなどして集まりました。

式典ではKeiroのCEO、ビバリー・イトウさんが挨拶し、参加者に感謝の言葉を伝えました。
曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事、アル・ムラツチ州下院議員らも出席し挨拶。
また、ケビン・デ・レオン市議は、感謝状を関係者に手渡しました。

ランチタイムには、無料のお弁当が配布されました。
このほか、ステージで披露された、太鼓、ウクレレ、歌のパフォーマンスを楽しんだり、会場で記念写真を撮影したりして、シニアたちは、みな笑顔でイベントを満喫しました。

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