2024年8月11日 放送
南加県人会協議会 創立60周年記念式典
6月30日日曜日、モンテベロのクワイエットキャノンで、南加県人会協議会の創立60周年記念式典が行われました。
南加県人会協議会は、38の県人会が加盟する非営利団体です。
各県にゆかりのある会員たちによる助け合いを中心に、日本文化の伝承、奨学金の授与、被災地支援などの奉仕活動を続けています。
式典には、各県人会のメンバー、主要団体の代表者ら、およそ200名が出席。
北垣内(きたがいと)会長がまず、式典のスローガン「絆を未来の架け橋に」を発表し、コミュニティの結束をよびかけました。
次に、会の顧問を務めるマック宮崎さんによる乾杯。
在ロサンゼルス日本国総領事館の曽根健孝総領事らが祝辞をのべ、アル・ムラツチ、カリフォルニア州議会 下院議員が、県人会協議会を表彰しました。
そして、過去10年間の歴代会長の功績を称える表彰式が行われました。
南加県人会協議会は、戦前から続く県人会が集まり、1964年に創立されました。
しかし60年経った現在、会員の高齢化と減少が大きな課題です。
北米沖縄県人会ピクニック
7月21日日曜日、サウスエルモンテで北米沖縄県人会、OAAのピクニックが行われました。
OAAは南加沖縄県人会として1909年に発足。今年が115周年になります。
このピクニックは沖縄県からの移民により1930年代から始まった伝統行事で、近年はお盆の時期に開かれています。
ピクニックではまず、ニシウチ北米沖縄県人会会長、来賓として招待された南加県人会協議会と南加日系商工会議所の代表者が挨拶。
そしてラジオ体操で体をほぐしました。
そのあと奨学金受賞者4名が紹介され、奨学金が手渡されました。
ピクニックには350人以上が参加。
持ち寄ったお弁当を家族や友人たちと食べながら、ステージでのパフォーマンスやゲームを終日楽しみました。
Wismettac サケ&フード エキスポ
日本食を中心に食品関連商品の輸入販売を行う、ウィズメタック・エイジアンフーズによる、お酒とフードの見本市が、7月13日アナハイムで行われました。
このイベントは小売店、レストランなど、業界関係者を対象に毎年行われていましたがコロナのパンデミックで中断し、今回5年ぶりの対面での実施となりました。
酒セクションには、20社が出展。
日本酒、ビール、焼酎などを紹介しました。
フードセクションには41社が出展。
お酒とマッチする商品の提案を行い、活発に商談が行われました。
また、日本食だけではなく、アジア系食品のベンダーも参加しました。
最近の傾向としては、小売店では個人消費向けの小さめのパック。
業務用では、人手不足の問題から、高品質の半調理食品の需要が増えているといいます。
また、日本食レストランは、特定の料理や食材に特化した専門店化も進んでいるとのことです。
今年のウィズメタックサケ・アンド・フードエキスポは全米4カ所で開催。ロサンゼルスのイベントにはおよそ1350名が来場し、終日賑わいを見せていました。