2022年11月27日 放送

県人会合同ピクニック

「グローバル ステージ ハリウッド」映画祭が10月28日と29日、ハリウッドで開催されました。

「グローバル ステージ ハリウッド」はエンターテインメントの分野で活躍する世界の才能をハリウッドから発信することを目的としたイベントです。

今回、初めての開催となった「グローバル ステージ ハリウッド」映画祭では台湾やイスラエルの映画とともに、日本からも3作品が参加しました。

その中でも注目を集めたのはワールドプレミアとして上映された「アンダーンテッド:ザ ストーリー オブ ジェーン アイコヤマノ」。

日本の伝説的な美容師である山野愛子さんの孫としてロサンゼルスで生まれ、現在は2代目として山野美容専門学校の校長などを務める、ジェーン アイコ 山野さんの半生を描くドキュメンタリー映画です。

映画では美容の中で精神美、健康美という内面の美しさの重要性も語られています。

上映会には、日本からの美容学校研修生100名を含む和服姿の人々が参加。
また「クイックチェンジ」と呼ばれる結婚式で素早くお色直しを行う山野独特のテクニックのデモンストレーションが行われるなどし、ワールドプレミアを大いに盛り上げました。

「グローバル ステージ ハリウッド」映画祭では上映会の他にも、クリエータとショービジネスを繋げるためのセミナーなどが行われました。

アメリカンフィルム マーケット 2022

11月1日から6日までサンタモニカで、AFM – アメリカン・フィルム・マーケットが開催されました。

AFMは北米最大の映画の見本市で、対面での開催は3年ぶり。
43回目となる今回は、映画制作会社やバイヤー、出資者などが世界87ヵ国から集まり、商談を行いました。

日本からも大手映画会社や、ロケーション誘致をする東京都などがブースを出展しました。

日本貿易振興会、ジェトロのロサンゼルス事務所もブースを設置し、日本のコンテンツセールスの支援を行いました。

ジェトロは海外のバイヤー専用のオンライン・カタログ「Japan Street」に日本の制作会社およそ60社が販売する160以上の作品を掲載。
訪れたバイヤーに「Japan Street」の活用を勧めると同時にアニメ、ホラーなど希望に応じた作品を個別に紹介するなどのサービスを提供しました。

ジェトロのロサンゼルス事務所は、コンテンツの他にもさまざまな業界の海外進出の支援をおこなっています。

JRA 食の祭典

11月6日日曜日、米国日系レストラン協会-JRA主催によるフードイベント「食の祭典」がリトル東京で開かれました。

寿司を中心とした日本食各種と日本の酒類が食べ放題、飲み放題というJRA恒例のイベントですが、コロナの影響で3年ぶりの開催となりました。

人気イベントだけあって開場前には入場を待つ人の長蛇の列。

オープニングでは太鼓演奏の後、関係者一同による鏡開きが行われました。

会場では人気レストランの寿司職人がずらりと並び、次々と寿司を握っていきます。

他にも、しゃぶしゃぶ、串カツ、おでん、うなぎ、スイーツなどが用意されました。

中庭では、焼き鳥。そしてラーメンが振る舞われました。

酒コーナーではビール、焼酎、日本酒の各銘柄が出展。
来場客は様々な種類のお酒を飲み比べていました。

またステージではアトラクションとして、マグロの解体ショーが行われました。
巨大なマグロを手際よくさばく職人の腕前に観客の目は釘付け。
解体されたマグロはその場で さくどりされ、握り寿司として提供されました。

JRAは日本食業界の技術・衛生面の向上や、法律・ビジネス面でのサポート。
そして日本食のアメリカでの普及を目的に1999年に設立されました。

今年の「食の祭典」にはおよそ800人が来場し、本格的な日本食や日本酒を満喫しました。

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