2021年8月8日 放送

ライオンズクラブ国際協会役員就任式

7月24日モンテベロのホテルでライオンズクラブ国際協会の役員就任式とガバナーズ・ガラが行われました。

ライオンズクラブ国際協会は1917年に創立された社会奉仕団体です。
世界200カ国、4万8000ヶ所のクラブに140万人の会員が在籍。
視覚障害者の支援を始めとする様々な慈善活動をしています。

ロサンゼルス近郊にはリトル東京ライオンズクラブを含む32のクラブがあり、それらを統括しているのが4-L1ディストリクトです。

式典には、ディストリクト内の各クラブから代表者ら100名が出席。
まず、ライオンズクラブのモットー”We serve”を合言葉に活動の宣誓をしました。

続いて、今年度の新役員が発表され、トゥルーディ・ノドハラさんがディストリクトを代表するガバナーに就任しました。

トゥルーディ・ノドハラさんは、リトル東京でビジネスコンサルタントとエンタテインメント事業を手掛ける会社を経営しており、28年前からクラブに参加しています。

また、リトル東京クラブの新メンバーとして、南加日系商工会議所の川田薫会頭ら3名も紹介されました。

杉原ビザの日

多くのユダヤ人の命を救った外交官、杉原千畝(すぎはら ちうね)さんの功績を記念し、カリフォルニア州議会は7月29日を「杉原ビザの日」に制定しました。

第二次世界大戦中、リトアニアの日本領事館に勤務していた杉原さんは、国外への脱出を望むユダヤ人のために、当時の日本政府の指示に反して、日本を通過地として海外に避難するためのビザを発行しました。

ビザは2100名以上に発行され、「命のビザ」として知られています。

7月29日は杉原さんがビザの発給を始めた日にちなむもので、決議を主導したロバート・ハーツバーグ カリフォルニア州上院議員は「杉原さんの行いを祝い、讃える日になってほしい」とビデオメッセージで語りました。

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