2020年3月8日 放送
南加日系商工会議所 役員就任式/功労者授賞式
2月23日日曜日、モンテベロで南加日系商工会議所による役員就任式と功労者授賞式が行われました。
南加日系商工会議所は、現在140の個人や企業の会員からなる非営利団体で、日系社会のビジネスの促進を中心に、文化継承、日米親善などの活動を行っています。
イベントではまず今年度の新役員17名による就任宣誓が行われ、今年2期目となった川田薫(かわたかおる)会頭は「創立115周年を迎える組織の伝統と歴史を重んじたい」と話しました。
続いて、日系諸団体の代表者が挨拶し、最後に個人、団体の功労者授賞式が行われました。
今年の団体功労賞はリトル東京協議会に贈られました。
日系スピリット賞受賞者は3名で、2011年からリトル東京でボランティア活動を続けるスティーブ・ナガノさんとパティ・イトウ・ナガノさん夫妻。
そして、羅府新報で20年間記者を勤め、また様々なコミュニティ活動も行ってきたエレン・エンドウさんに贈られました。エレンさんは、コミュニティに関わり続けてきたのは、お父さんの教えにあるといいます。
ソーテル・ジャパンタウン・セレブレーション
2月15日から3月1日まで、ウエストロサンゼルスで「ソーテル・ジャパンタウン・セレブレーション」が行われました。
今年で3年目となるこのイベントは日系人ゆかりの地であるソーテル地区の伝統と歴史を祝うもので、地域活性化のためにスーパーマーケットやレストランなどのプロモーションも兼ねて行われました。
ソーテル地区は2015年に地元の人たちの働きかけにより市議会から正式に「ソーテル ジャパンタウン」と命名されました。
2月22日土曜日には ノラ・ステリー エレメンタリースクールでその5周年を祝うイベントがおこなわれ、ロサンゼルス各地から日系諸団体が参加しました。
ゲストスピーカーとして招かれた元リトル東京サービスセンター所長、ビルワタナベさんはリトル東京での活動を例に、街の歴史保存の重要性について話しました。
また、戦前からソーテルで暮らすローズ・ホンダさんがこの街での思い出を語りました。
ミツワ トーランス デルアモ店グランドオープン
2月28日、ミツワ マーケットプレイスのトーランス デルアモ店がグランドオープンし、記念式典が行われました。
ミツワ マーケットプレイスは全米に11店舗を展開するアメリカで最大規模の日系スーパーマーケットチェーンです。
トーランスでは、ウエスタン・アベニューとカーソン・ストリートのコーナーで30年以上営業していましたが、建物の老朽化などから、今回、デルアモ ファッションモール内に移転しました。
式典には、日本から親会社カメイ・コーポレーションのカメイ ジュンイチ専務。
そして在ロサンゼルス日本国総領事館、トーランス市の代表者らが出席。
挨拶のスピーチでは、日本文化のさらなる普及や地域の経済的効果などに期待を寄せました。
その後は、来賓一同によるテープカットと鏡開きが行われ、いよいよ開店。
この時を待ちわび、長蛇の列を作っていたお客さんが、買い物を楽しみました。
ミツワ トーランスデルアモ店は、デルアモ ファッションモール内、カーソン ストリート沿いにあります。