2020年1月26日 放送
2020年 成人式
1月12日日曜日、トーランスで成人式が行われました。
このイベントは、海外でも日本の成人式を体験できるようにと、「日本文化振興協会なでしこ会」によって始められ、8回目を迎えました。
今年は年度内に20歳を迎える、または成人式への参加を希望する20代の男女27名が参加し、男性は、はおり、はかま。
女性は振り袖で着飾りました。
式典では、参加者一人一人が家族、来賓を前に挨拶をしました。
参加者の一人、ナターシャ・ヒロミ・ショーズさんは、盲目で生まれ、今年成人式を迎えました。
また、在ロサンゼルス日本国総領事館の萩原(はぎわら)領事。
そしてパトリック・フューリー トーランス市長が祝いの言葉を伝えました。
このほか、新成人を代表して、オオビラキ ミライさんによるスピーチ。
和太鼓演奏やダンスパフォーマンスなどが披露され、最後は、家族来賓一同でそれぞれの門出を祝いました。
平和の午後 : 広島と長崎が経験したこと
2月22日土曜日、リトル東京のアラタニ日米劇場で総合芸術舞台「平和の午後、広島と長崎が経験したこと」が上演されます。それに先立ち、そのリハーサルがメディアに公開されました。
これは広島と長崎の被爆体験を後世に伝える活 動を続ける非営利団体「シャドウズ・フォー・ピース」と日米文化会館が共催し、2017年に初上演された舞台です。
原爆の悲惨さ、平和の尊さを、音楽、ダンス、歌、語り、映像、そして祈りで伝えるもので、戦後75年を迎える今年、再上演が決まりました。
2018年12月に亡くなった、写真家で「シャドウズ・ フォー・ピース」の創設者、リチャード・フクハラさんの遺志を引き継ぎ、今回はエミー賞受賞のフィルムメイカー、ロバート・ホースティング(Robert Horsting) さんが製作総指揮と監督をつとめます。
総合芸術舞台「平和の午後 – 広島と長崎が経験したこと」は2月22日、リトル東京のアラタニ日米劇場で上演されます。
アジアン・アメリカン・エキスポ 2020
アジア系の商品やビジネスが集まるアジアン・アメリカン・エキスポが1月18日と19日、ポモナで開催されました。
毎年、旧正月の時期に合わせて開かれるこのイベント。
元々はチャイニーズ・アメリカン・エキスポとして1982年に始まったものですが、今では日系を含む1000以上のアジア各国のベンダーがブースを設けるイベントとなりました。
屋外には中国系、韓国系、日系など様々なストリートフードの屋台が並び、訪れた客は各国の料理を食べ比べていました。
また7つの展示会場では、自動車。化粧品。健康器具。食品など、あらゆる商品のブースが並び、特別価格で販売が行われました。
アジア系のイベントを積極的に行なっているテメキュラのペチャンガ・リゾート・カジノは、毎年恒例となっている旧正月大抽選会のプロモーションを展開しました。