2019年6月23日 放送

JAL 東京/LA 就航60周年

5月29日水曜日、ロサンゼルス国際空港、トム・ブラッドレー国際線ターミナル内で、JAL日本航空による就航60周年記念セレモニーが行われました。
JALの東京-ロサンゼルス線は1959年に運航を開始しました。
それからちょうど60周年目となるこの日、搭乗ゲート前で記念セレモニーが行われ、JALからは植木よしはる会長、中島きいちロサンゼルス支店長、そしてロサンゼルスワールドエアポートのサムソン・メンギス COOなどが出席しました。

1959年5月28日に羽田空港を発った便は、ハワイ・ホノルルを経由し、およそ25時間かけて翌日、ロサンゼルスに到着しました。

当時は週に3往復だった便が、現在は共同事業パートナーであるアメリカン航空とあわせると、成田へ2 便、羽田と関西へ それぞれ 1 便ずつ、計 4 便を毎日運航するようになりました。

元パイロットの植木会長は、東京ーロサンゼルス便の機長も勤めたこともあり、この路線の重要性を指摘。
「安全・安心」を最優先事項とした上で「米国本土路線の需要はロサンゼルスが圧倒的に多く、今後、東京オリンピックや万博を控え、この路線の役割は大きくなるだろう」と述べました。

セレモニーに伴い、成田行き利用客に、 ゲートでの軽食のサービスと、記念品が配布され、植木会長ほかスタッフは「いってらっしゃいませ」と笑顔であいさつしながら、一人ひとりを見送りました。

「ガンとの共生」北岡和義 講演会

6月11日火曜日 アーバインのヤマハミュージックセンターでジャーナリスト北岡和義さんによる講演会が行われました。

「ガンとの共生」と題したこのイベントは、オレンジ郡日系協会、オレンジカウンティ倫理法人会、ジャパニーズ・フレンドシップ・ネットワーク・イン・オレンジカウンティによって開催されたものです。

北岡さんは、新聞記者、国会議員秘書を経て1979年に渡米。
ロサンゼルスで、日本語ニュース番組を制作、放送するなど、日米でジャーナリストとして活躍しました。

2006年に帰国した後は、日大国際関係学部の特任教授を努め、リタイアした翌年の2017年にステージ4の肝臓ガンと診断されました。

講演では、北岡さんがガン宣告を受けてからの治療や経験とともにこれまでかかわってきた、日米間のニュースや社会問題などに触れ、ジャーナリストとして考える平和へのアプローチの仕方を話しました。

また、この講演会は、日系高齢者の福祉サービスを提供するKeiroが協賛し、Keiroによる「癒やしケア」プログラムの説明も行われました。
このプログラムは、困難な病気や症状を抱える日系人、日本人高齢者のサポートしており、八浪祐一医師が、その概要について詳しく説明をしました。

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