2017年8月13日 放送

テラサキ武道館の起工式

日系コミュニティがスポーツ施設として利用できる「テラサキ武道館」の建設が始まりました。8月3日木曜日、リトル東京で、9月の建設作業開始に先立ち起工式がおこなわれ、関係者らおよそ300名が出席しました。「テラサキ武道館」は日系コミュニティで盛んなスポーツや武道の大会を行える場所として、リトル東京サービスセンターが建設をてがけており、これまで、2500万ドルの建設費うち、政府の助成金のほか、個人、団体により、およそ9割の寄付が集まっています。「テラサキ武道館」は日系コミュニティで盛んなスポーツや武道の大会を行える場所として、リトル東京サービスセンターが建設をてがけており、これまで、2500万ドルの建設費うち、政府の助成金のほか、個人、団体により、およそ9割の寄付が集まっています。式典では、千葉アキラ総領事が工事の無事を祈る奉納行事として合気道を演舞。そのあと関係者らによるお礼の言葉やお祝いのスピーチが続きました。施設は、リトル東京図書館近くの敷地38,000スクエアフィートに建てられ、バスケットボール、バレーボールコートが2面、武道大会が行えるスペースのほか、庭園、アウトドアプラザ、地下駐車場などが併設されます。また、施設の名前は、昨年亡くなった臓器移植研究の第一人者で、慈善家のポール・イチロー・テラサキ博士の名前を冠して「テラサキ武道館」と名づけられました。リトル東京サービスセンターは、今後も残りの建設費の募金活動を続けながら、2019年春の完成を目指すということです。

サウスベイクラシック

今年で30回目を迎えた、チャリティゴルフトーナメント、サウスベイクラシックが、8月4日金曜日、パロスバーデスのゴルフクラブで開催されました。サウスベイクラシックは、毎年、地域社会の青少年達を支援するために、アメリカンホンダと南カリフォルニア日系企業協会が共催するチャリティイベントです。スポンサーはサウスベイに拠点を置く企業や個人が中心で、今年は100以上のスポンサーが参加しました。夏の暑い日差しの中、参加者は海を見わたせるコースで、ホールインワン賞に挑戦するなど、プレイを楽しみながらお互いに交流を深めました。ここで集められた寄付金は、学校区や各団体が取り組む、非行防止や麻薬撲滅活動のために役立てられています。試合後の式典では、問題から立ち直った青年がこの事業の重要性をスピーチ。今年はおよそ10万ドルが集まったとの事です。

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