2017年4月2日 放送
桜まつり
3月19日 日曜日、ハンティントン・ビーチ市のセントラルパークで桜まつりが開催されました。この桜まつりは、ハンティントン・ビーチ姉妹都市アソシエーションによって運営され、今年で4回目となりました。会場には、ラーメンやたこ焼きなどの日本食ブース、カルチャーブースが設置されたほか、様々なパフォーマンスが披露され、およそ7000名が来場しました。ハンティントン・ビーチ市は35年前に、愛知県安城市と姉妹都市関係を結び、毎年、 それぞれの市から中高生4名づつを現地へ派遣する、交換プログラムを行っています。この桜まつりは日本から帰国した学生たちのアイデアをもとにはじめられ、日米の文化交流と、高校生達が日本に滞在する費用の捻出のために続けられています。公園内の桜は安城市から寄贈されたもので、来場者はきれいに開花したそれぞれの桜の前で記念撮影をしていました。交換プログラムに参加する高校生4名は、7月下旬から2週間、日本でホームステイを体験する予定です。
オニズカ・スペースサイエンスデー
3月11日土曜日、トーランスのエルカミーノカレッジでオニズカ・スペースサイエンスデーが行われ、宇宙科学に興味のある地元の子どもたちが集まりました。毎年ホンダが主催しているこのイベントは、31年前にスペースシャトル・チャレンジャー号の事故で亡くなった日系人エリソン・オニズカ宇宙飛行士の功績をたたえて行われています。今回は国際宇宙ステーションで141日間の滞在経験をした、チェル・リングリン宇宙飛行士がスピーカーとして招かれ、子どもたちにさまざまな宇宙の話しをしました。子どもたちに夢と目標を与えるためのこのイベントは30周年を迎え、今年はエリソン・オニズカさんの兄弟、クロードさんと妻のローナさんが参加しました。チェル宇宙飛行士とのQ&Aセッションでは、子どもたちは思い思いの質問をしました。また、レクチャーの後の科学実験では、それぞれが興味のある課題に取り組んで、楽しみながら科学を学びました。