2017年3月5日 放送

トラベル・アドベンチャーショー

18日から2日間、ロサンゼルス・コンベンションセンターで、全米最大規模の旅行博、トラベル・アドベンチャーショーが開催されました。このトラベルショーでは、国内外各地域の旅行会社、ホテル、交通機関などが出展し、観光PRをします。来場者はそれぞれ、パンフレットをみたり、アクティビティを体験したりして、現地の情報をあつめました。ジャパンブースでは日本政府観光局と自治体、企業など12社が協力し、日本の魅力をPRしました。各県のブースでは、現地の宿泊、お祭り、世界遺産などの情報を提供しました。関西ブースでは、新関西国際空港と、大阪観光局が協力し、名物のたこやきを紹介したり、ビデオで現地の魅力を伝えたりしていました。日本政府観光局によると、昨年2016年度の日本を訪れた観光客は全体で2400万人を越え、前年とくらべ、21.8パーセント増しの過去最高となりました。北米からの観光客はおよそ120万人で、前年より20万人増加しています。このうちカリフォルニアからの観光客が最も多く、今後さらなる増加が予想されています。

南カリフォルニア日系企業協会 創立56周年記念レセプション

23日、日本国総領事公邸でJBA、南カリフォルニア日系企業協会の創立56周年記念レセプションが開かれました。JBAは、アメリカにおいて最も日系企業が進出する南カリフォルニアで創立された、経済団体です。1960年代、 進出企業が直面する問題に対処するため発足。変動為替相場に移った70年代は、税制度の修正をもとめるなど、ビジネス環境の改善につとめてきました。さらにコミュニティーに対して寄付、奉仕活動も積極的に行ない、地域社会との信頼を築きました。レセプションには、JBA会員をはじめ、地元コミュニティ、政府機関の代表者らおよそ130名が参加し、パット・フュリー、トーランス市長は、「我々、市とJBAは、とても深く、強い関係で結ばている」と述べました。また、世界貿易センターロサンゼルスの、チェン・ステフェン所長は日系企業の経済的貢献度の高さについて、具体的な数値を示し、お互いの関係の重要性についてのべました。JBAの大川会長はこれに対し、「これまで存続できたことは、地域社会のみなさんの理解と協力のおかげです」としつつ、さらにこれからは日系企業の存在意義を広くアピールすることが大切と話しました。

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