2018年2月18日 放送
トヨタ・モーター・ノース・アメリカ 本社新社屋
トヨタ・モーター・ノース・アメリカが2017年7月に北米本社の新社屋をテキサス州にオープンしてからおよそ半年が経ちました。トヨタは2014年に全米に分散していた生産、販売、金融などの機能を一つの拠点に集約する「北米ワン トヨタ」活動を発表。テキサス州プレイノ市に新社屋が建設されることになり、ニューヨーク州、ケンタッキー州のグループ会社と共に、トーレンス市の米国トヨタ自動車販売株式会社も本社を移転しました。ダラスの北に位置するプレイノ市はアメリカでも教育や安全面など生活環境の良さで知られており、多くの大企業が本社を設置しています。中国系を中心にアジア系の住民も多く、日系のスーパーやレストランの進出も進んでいます。トヨタの新本社ビルはダラス/フォートワース空港からおよそ20マイルの場所にあります。現在の従業員はおよそ4100名。そのうちトーレンスからの移転はおよそ2000名です。テキサスの自然を生かした中庭を囲んで7つのビルが建ち、そこに主要機能をまとめ、仕事の効率化をはかっています。トヨタは今回の集約化で、各部門が情報や問題をより迅速に共有、判断できるようになるため、それを顧客サービスに反映させていきたい、との事です。
ブロードウェイミュージカル「アリージャンス」
ブロードウェイミュージカル「アリージャンス」のリトル東京公演を前に2月8日、記者会見が行われました。「アリージャンス」は、一昨年、ニューヨークでの公演が好評を博したミュージカルです。今回、日米文化会館と、イースト・ウエストプレーヤーズの協力により、ロサンゼルでの公演が実現しました。ストーリーは、第二次世界大戦中、12万人の日系アメリカ人が強制収容所に送られた歴史をテーマとしており、その中で生き抜く、家族の愛と葛藤を描いています。この作品は、今回も出演する俳優、ジョージ・タケイさんの体験がベースとなっています。タケイさんは、イースト・ロサンゼルスで生まれ、自身とその家族も収容所に送られました。「アリージャンス」は、リトル東京のアラタニ日米劇場で、21日水曜日から、4月1日まで公演されます。