第七話

狩山陸(木村拓哉)が投獄されるきっかけとなった「龍神大橋」建設現場の崩落事故。あの大惨事はあろうことか、得体の知れない黒幕が故意に仕組んだ事件だった…!?
 無実を証明するため脱獄した狩山を追い、ついにその身柄を確保した刑事・黒木正興(竹内涼真)。彼の本当の目的は、崩落時に死んだ兄・若松博道 Hiromichi Wakamatsu(竹内・二役)も片棒を担いでいた事件の真相を突き止めることだった! しかしここに来て、黒木は捜査から外されてしまう。もはや真相を追及できるのは自分しかいない――そう考えた狩山は黒木と秘密裏の協力体制を敷き、再び逃走! 狩山に罪を被るよう頼んできた社長・磯田典孝(小日向文世)から、真相を聞き出そうとする。狩山は一縷の望みをかけ、磯田が指定した密会場所へ赴くが

 一方、重病を抱える狩山の妻・玲子(天海祐希)は入院を先延ばしにし、夫が脱獄してまでも取り戻そうとした無実の証拠を入手するため奔走。証拠を託されていた人物だとは夢にも思わず、狩山の部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)のもとを訪ねるが…!?
 やがて事態は刻一刻と急展開。危険極まりない事件の核心に向かって、まさかの点と点がつながっていく――

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