2024年6月16日 放送

貝塚メディテーションガーデン

カルバーシティにある日本庭園、「カイズカ メディテーションガーデン」の修復工事が完了し、5月12日、記念式典が開かれました。

「カイズカ メディテーションガーデン」は、大阪府貝塚市が寄贈したもの。
カルバーシティと貝塚市は1965年に姉妹都市となり、1975年にこの庭園が作られました。

来年2025年に、姉妹都市提携60周年、庭園竣工50周年を迎えることから、その記念事業の一環として、傷んだ庭園の修復プロジェクトが進められていました。

式典には、貝塚市の酒井了市長が出席。
さらに、プロジェクトを担当した、日本とロサンゼルス、そしてロンドンの日本人造園家らによる庭園修復チーム。
カルバーシティの姉妹都市協会、など日米の関係者が参加。
プロジェクトの完成を祝いました。

また、庭園では両市の市長が記念の植樹を行い、カルバーシティと貝塚市のさらなる友好と互いの発展を願いました。

「高齢者を守る会」ファンドレイジング・バザー 2024

5月26日日曜日、コスタメサの東本願寺で、「高齢者を守る会」によるファンドレイジング・バザーが開催されました。

「高齢者を守る会」は2016年に設立された非営利団体で、日本文化に基づいた日系高齢者の福祉のために活動を続けています。

このファンドレイジング・バザーは会が目標とする高齢者居住施設の再建のために行われており、今回で3回目。

南カリフォルニア各地の、県人会、文化団体、企業など62の団体や個人が協力しあい、使わなくなった物や、中古品などを中心に様々なアイテム持ち寄りました。

参加者は高齢者が多い中、若いボランティアスタッフたちの姿もみられました。

日系コミュニティは、戦後の渡米者の多くが65歳以上に達し、健康面や、日常生活における問題のサポートを必要としています。
こうした中、会はバザーのほかにも、ヘルス・フェアや、オンラインでの医療セミナー開催などの活動を通して、施設再建への理解を呼びかけています。

この日はおよそ11,000ドルが集まったということです。

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