2023年10月22日 放送

ロサンゼルス日本映画祭 2023

ロサンゼルス日本映画祭が9月にハリウッドで開催されました。
毎年作品を公募するこの映画祭。
今年は長編短編あわせて28本がオンラインと劇場で上映されました。

最終日の9月17日にジャパンハウスロサンゼルスでクロージングとアワードセレモニーが行われ、プロデューサー、監督、出演者など日本からの出席者も含め、作品と関わる人たちが集まりました。
この模様はZoomでライブ配信も行われ、日本からも関係者らがオンラインで参加しました。

まず短編作品の上映会が行われ、そのあと上映作品の一つであるアメリカで制作されたサムライアクション映画の出演者らが会場で殺陣を披露しました。

今年で18回目を迎えたこの映画祭は、アメリカでは長い歴史を持つ日本映画祭の一つです。

セレモニーでは曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事とジャパンハウスロサンゼルスの海部優子館長が挨拶。
日本と関わりのある映画人がさらにハリウッドで活躍することに期待を寄せました。

アワードセレモニーでは、短編賞、監督賞、長編作品賞など17の賞が発表されました。
受賞者は記念の盾を受け取り、喜びの言葉をのべ、和やかな雰囲気に包まれながら映画祭は幕を閉じました。

「グローバルステージハリウッド」映画祭2023

10月6日と7日には「グローバルステージハリウッド」映画祭がハリウッドで開催されました。

元々は日本映画祭として始まったものですが、世界の様々な文化を背景に持つコンテンツをアメリカに紹介しようと、昨年から「グローバルステージハリウッド」映画祭として開催されるようになりました。

今年のオープニング作品は日本映画の「ある男」。
アイデンティティとは何かを問うミステリードラマで、主演の妻夫木聡さんが日本から参加。
上映後にQ&Aを行いました。

翌日には、日本のアイヌとアメリカのペチャンガ族を描いたショートドキュメンタリーも上映されました。
上映後のパネルディスカッションにはそれぞれの関係者らが出席。
差別や迫害で一度失われてしまった文化や言葉を復活させ、継承していくのがいかに難しいかを語りました。

映画祭では他にも、アニメやショートフィルム、さらには落語家の桂サンシャインさんのライブなど、幅広いエンターテインメントが紹介されました。

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