2022年9月25日 放送
ロサンゼルス日本映画祭 2022
日本映画や日本と関連した映画を紹介する、第17回ロサンゼルス日本映画祭が開催され、9月16日にハリウッドのジャパンハウス ロサンゼルスでオープニングセレモニーが行われました。
一般から募集し、応募作品の中から今回は33作品が選ばれ、オンラインと劇場で上映。
ワールドプレミアとなる日本映画からロサンゼルスに拠点を置く日本人監督によるショートフィルム、また、日系人監督によるドキュメンタリーなどさまざまなジャンルの作品が紹介されました。
オープニングセレモニーでは、着任したばかりの曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事が出席し、来場者に歓迎のあいさつを述べました。
オープニング作品として上映されたのは「吟ずる者たち」。
広島を舞台に、日本で初めて吟醸酒を作った明治時代の酒造家と、酒造りに挑む現代の女性との、時代を超えた心の交流を描いた、実話を元にしたドラマです。
上映後は日本酒の専門家によるレクチャーと試飲会が行われ、来場者はお弁当を食べながら、映画の舞台となった広島の吟醸酒を味わいました。
また映画祭で上映される作品のプロデューサーや監督、出演者らがあいさつ。
さらに「おかあさんの被曝ピアノ」に出演した俳優の佐野史郎さん。
ショートフィルム「世界で一番素晴らしい俺」に主演した剛力あやめさんらが寄せた、日本からのビデオメッセージも紹介されました。
9月18日にはウエストハリウッドのマリリンモンロー シアターでアワードセレモニーが開かれ、17作品がさまざまな部門賞を受賞。
今年のロサンゼルス日本映画祭は閉幕しました。