2022年2月27日 放送
コロナとの2年 パート2
Shin-Sen-Gumi Restaurant Group / ANA
まもなくロサンゼルスのコロナによるロックダウンから2年が経とうとしています。
SoCal Japanではさまざまな業界の方々に、この2年間を振り返りつつ、ビジネスの変化や問題、そしてそれらに対する対応をお尋ねしました。
ラーメンや焼き鳥などのレストランをロサンゼルス、オレンジカウンティ全域で展開する新撰組グループはロックダウンにより店内飲食が禁止となり、その対策に迫られました。
店では作りたてのものをすぐに提供することを基本としていたため、テイクアウトへの対応は急務となりました。
また、お客さんが安心して店を利用できるように、注文や会計が非接触でできる様にしました。
このような、新たに導入したオーダーやオペレーションの管理システムは、今、あらゆる業界で人手不足が問題となっている中、店のスムーズな運営に役立っています。
新撰組では今年30周年を迎え、今後に向けフランチャイズ化の基礎作りとフードトラックの運営を計画しているとのことです。
さらに地域貢献を目的とした夏祭りを9月3日にトーランスのシビックセンターで開催予定です。
コロナによる海外渡航の制限でANA、全日空は大きな打撃を受けました。
乗客よりも搭乗員の方が多いフライトもあった中、痩せ我慢してでも運行を続けたのは、自分達のサービスを必要としているお客さに、サービスを提供しないわけにはいかない、という思い。
そのためスタッフの健康管理は徹底したと言います。
しかし、この2年、何よりも辛かったのは、自由な往来が妨げられてしまったお客さんの気持ちを考えた時だそうです。