2021年4月11日 放送
日本食普及の親善大使
農林水産省は、今年度の「日本食普及の親善大使」を発表しました。
その1人にサケスクール オブ アメリカの上野としおさんが選ばれ、任命状の授与式が行われました。
農林水産省は、日本食・食文化の普及を進めるために、これまで国内外の優れた日本食関係者ら145名を親善大使として任命しています。
上野としおさんは、2010年に日本酒や焼酎の普及を目的としたSake School of Americaを共同貿易の元会長、故・金井紀年(かないのりとし)さんと共に創設。
多くの日本酒ソムリエや、焼酎アドバイザーを育成してきました。
また、中国などでもコンテストを実施したり、資格認定コースを設けるなど、日本酒の普及につとめ、今回、初めてシェフ以外の日本食親善大使として選ばれました。
また、ロサンゼルスの懐石レストラン「しぶみ」のシェフ、デビッド・シュロッサーさんの「日本食普及の親善大使」任命状の授与式も行われました。
シュロッサーさんは昨年度、親善大使に任命されていましたが、コロナの影響で式典が延期になっていました。
シュロッサーさんは、様々な日本食材を活用した懐石料理を提供し、著名なフードライター、故・ジョナサン・ゴールドさんからも高い評価を受けていました。
また、レストラン「しぶみ」は2019年にミシュランの一つ星を獲得しています。
新型コロナウイルスワクチン接種予約
カリフォルニア州の新型コロナウイルスワクチン接種の対象者枠が拡大しています。
ロサンゼルス郡は現在50歳以上が対象。
4月15日からは16歳以上全員が対象となります。
アメリカ合衆国保健社会福祉省は自分が対象枠に入り、かつ健康上の問題がない場合は、速やかにワクチン接種を受けることを推奨しています。
また、ワクチン接種後もマスクやソーシャルディスタンス、手洗いなどによる感染予防が必要です。
ワクチンは無料で受けられます。
接種の予約はカリフォルニア州のウェブサイト、myturn.ca.gov、または郡や市の予約サイトで行えます。
ジャパン・ハリウッド・ネットワークのウェブサイトにあるコロナウイルス関連情報のリンクページをご利用ください。