2020年12月27日 放送
苦境のリトル東京
カリフォルニア州の新型コロナウイルス感染防止措置の影響により、リトル東京の飲食店は厳しい状況を迎えています。
道路の一部を閉鎖して設置したアウトドアダイニングスペースも現在は利用できず、ホリデーシーズン中にもかかわらず、客足は遠のくばかりです。
4月から一時的に行われていたプロジェクト、コミュニティ・フィーディング・コミュニティも再開されました。
企業や団体の寄付金で、地元のレストランから買い上げた食事を、コロナで様々な制約を強いられたコミュニティの人々やその家族などに無料提供をするサービスです。
前回のロックダウンでは期間中6,700食あまりが支給されました。
レストランや利用者にとって、まさに救いの手となっています。
また苦境に立たされる街を救おうと、様々な団体が立ち上がるようになりました。
マイノリティ支援をするこの人権団体はファンドレイジングキャンペーンを通じて、地元レストランを支援しています。
リトル東京では今、交流が少なかったビジネスオーナー同士も協力しあい、さらには地元のボランティア団体も参加して、街を守っていく体制ができはじめていま
す。