2019年4月28日 放送
2019年日系弁護士会 ガラディナー
4月5日金曜日、ダウンタウンロサンゼルスで日系弁護士会による43周年ガラディナーが行われました。
日系弁護士会は1970年代に設立された団体で、現在の会員は425名。
アジア系コミュニティーでのリーガルサービスを通じた社会貢献や、若い弁護士たちの育成を目的に活動しています。
ディナーでは、今年会長に就任したマイク・マドコロさんがまずあいさつをしました。
次にコミュニティーに貢献する企業、団体、個人の表彰式が行われました。
ダイバーシティー・リーダーシップ・アワードは北米における販売が今年で60周年を迎えたホンダ・ノース アメリカが受賞。
コミュニティー・サービス・アワードはリトル東京の和菓子の老舗、風月堂の経営者、ブライアン・キトウさんが受賞。
続いて インスピレーション・アワードは今年で結成40周年を迎えるフュージュージョンバンド、ヒロシマが受賞しました。
そして、日米間のリーダーを育成する非営利団体、米日カウンシルの会長、アイリーン・ヒラノさんがユニティー・リーダーシップ・アワードを受賞しました。
アイリーンさんは、日米間と日系社会の今後をテーマにスピーチも行いました。
ディナーには、550名が出席し、奨学金受賞者の発表や、奨学金のファンドレイズ・ラッフルなども行われ、会員やゲストは互いに親睦を深めました。
日本の現代陶芸に見る景色展
ハリウッドハイランドのジャパン・ハウス ロサンゼルスで、陶芸展が開催されています。
これはサンディエゴ在住の収集家、ゴードン・ブロッドフュアーさんによるコレクションで現代陶芸作品60点以上が展示されています。
展示品は、ブロッドフュアーさんがおよそ10年かけて日本各地を旅しながら集めたもので、今回、ロサンゼルス郡立美術館への寄贈を前にその一部が公開されています。
作品は、備前(びぜん)、瀬戸、信楽(しがらき)、丹波(たんば)など日本六古窯(にほんろっこよう)の陶芸家53人によるもので、それぞれの花瓶や食器など、ブロッドフュアーさん本人が実際に使っていたもの。
また、写真家 伊藤たいじろうさんの作品も同時に展示されており、日本の現代陶芸の世界における、自然との関係や職人技を見ることができます。
一般公開前日の4月16日には、ゲストを招いたプレビューが行われ、親日家やアーティストらが参加しました。
「ブロッドフュアーコレクション、日本の現代陶芸に見る景色展」は、6月9日までジャパン・ハウス ロサンゼルスで開催されています。