2018年12月30日 放送

ハリウッド クリスマス パレード

11月25日日曜日、ハリウッドでクリスマスパレードが行われ、LAねぶたが登場しました。
ハリウッドクリスマスパレードは、テレビや映画のセレブリティやキャラクター達が多く登場することで知られる人気イベント。
今年で87回目を迎えました。

このパレードへのねぶたの参加は4年目。
「LAねぶた囃子 保存会」と地元ロサンゼルスの有志120名に加え、今年は日本各地から50名が参加しました。

前日は、リトル東京の南加青森県人会館で団結式を行い、本番を前に参加者一同で、気持ちをひとつにしました。

日本からの参加者は、毎年増え続けており今年は青森からの学生も参加しました。

パレードは今年のグランドマーシャルをつとめる、人気テレビ番組のホスト、ナンシー・オデールさんを先頭にスタート。
様々なマーチング・バンド、キャラクターバルーンなどが続き、観客たちの声援に応えます。

そして、ねぶたの登場。
日本からのお囃子グループやハネト達と一緒に、パレードを盛り上げます。

ねぶたは、昨年、青森のねぶた師とLAねぶた囃子保存会との協力で制作した「金時」です。

一行はエネルギッシュなパフォーマンスで、ハリウッドの中心、3.2マイルを練り歩き、10万人の観客の声援をあびました。

LAオートショー

さて、いよいよ今年も残りわずか。
12月9日までプレスデーを含む14日間、ロサンゼルスコンベンションセンターで開催されたLAオートショーの中から、2019年に注目の車をここで見ていきましょう。
まずトヨタから発表された2019年型プリウス。

また日本ですでにリリースされている四輪駆動システムが今回北米で初めてプリウスに追加されました。
市街地モードの燃費はマイル52ガロンとなり、4WDとしては最も燃費のいい車の一つとなります。
またバックシートを倒すことにより、さらにカーゴスペースも拡大されました。
SUV市場が拡大する中で、4WDセダン市場へのニーズに対応する車となっています。

そしてもう一つ注目の車が、トヨタの2020年型カローラです。
北米市場向けとしてはカローラで初めてのハイブリッドになります。
1.8リッターのエンジンを備えたハイブリッドカローラの燃費はマイル50ガロン。
レーダーで対象物を感知し衝突を避ける機能など、予防安全のパッケージ、トヨタセーフティセンスも標準搭載されています。
またエンターテイメントシステムも強化されています。

新型プリウスは2019年1月から、ハイブリッド型カローラは2019年春の発売を予定しています。
さて、こちらはトヨタと共同でアラバマ州に新工場を建設中のマツダ。

マツダが発表したのは、フルモデルチェンジした新型「Mazda3」、日本名アクセラで、今回世界初公開となりました。

マツダは「走る」「曲がる」「止まる」という車の基本性能を大きく高めながら、優れた環境・安全性能の両立を実現する独自のSKYACTIVE技術を追求しています。
「Mazda3」にはガソリンエンジンでありながら、燃費、トルクなどディーゼルエンジンの利点を取り入れた次世代エンジン「SKYACTIVE-X」を搭載。

デザインも日本ならではの美意識をとりいれることを目指した「魂動デザイン」をコンセプトに、ボディーをスムースな曲線でシンプルに構成し、 映り込む光や影で、車としての力強さを表現した、ということです。

新型「Mazda3」は2019年春頃発売の予定です。

天皇誕生日祝賀会

12月23日に85歳になられた天皇陛下の誕生日祝賀会が12月11日、在ロサンゼルス日本国総領事公邸で行われました。

天皇誕生日には世界各国の、日本の在外公館で地元の代表者らを招いてレセプションが行われていま す。ロサンゼルスでは23日がクリスマスの時期と重なるため、毎年早めに行われてきました。
式典では千葉明総領事がスピーチにたち、今年一年のロサンゼルスの日系社会を振り返りました。

そのあと、アル・ムラツチ カリフォルニア州下院議員ら、来賓が祝辞を述べました。
そして、日米の友好関係を祝した感謝状が政府代表者から総領事に手渡された後、ジョージ・タケイさんの音頭で乾杯が行われました。

出席した日系諸団体の代表者、市や政府関係者らおよそ480人の招待客は、振舞われた日本食やお酒。そして野点のデモンストレーションを楽しみながら歓談。
来年4月30日に退位される天皇陛下にとって、平成時代最後となる誕生日を祝いました。

2019年経済見通し

12月12日水曜日、サン・ゲーブル市で、バンク オブ ザ ウエストによる、来年2019年の経済見通しが発表されました。

バンク・オブ・ザ・ウエストは、サンフランシスコに本社を置く大手金融機関, BNPパリバ傘下の銀行で、アジア事業本部 パシフィック・リムは、毎年、翌年の経済の見通しについてプレス説明会を行っています。

チーフエコノミストのスコット・アンダーソンさんは、「アジア太平洋地域全体における経済成長は2019年も続くが、世界的な経済の冷え込みによりペースが遅くなるだろう」とし、 「 アメリカでは連邦準備金理事会が2019年度中に金利を2回引き上げるものの、国内経済の冷え込みにより利上げはそこで打ち止めになるのではないか」と発表しました。

一方、西尾ゆきのり、アジア事業本部長は「海外進出企業が、異なる文化を理解することはとても重要であり今後もお客様が直面する様々な問題の解決につながる努力を続けていきたい」と話しました。

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