2017年10月22日 放送

新トーランス地区オフィス オープン式典

アル・ムラツチ州下院議員が9月22日金曜日、トーランスに新しくオフィスをオープンしました。アル・ムラツチ議員は、昨年11月のカリフォルニア州選挙で、2012年以来の再選を果たし、日系人の多く住むサウスベイ第66区を代表しています。オープニングセレモニーでは地元のサポーターや市議会議員らが出席する中、日本式の鏡開きを行い新オフィスの開設を祝いました。オフィスはトーランスのデルアモ ファッションセンター近くにあるビルの4階で、ここを拠点にムラツチ議員は任期満了となる来年11月までの間、様々な地域の課題に取り組みます。

サザンカリフォルニア・ジャパニーズ・サーフィン・コンテスト

10月8日、サンクレメンテのトラッセルズビーチで毎年恒例のサザンカリフォルニア・ジャパニーズ・サーフィン・コンテストが行われました。1988年に始まり今年で30回目となるこの大会、当初は20人程しかいなかった参加者も現在では小学生から60歳代の方まで約160人以上が出場する、全米最大規模の日系サーフィン大会となりました。このトラッセルズビーチは世界大会も開催されるほど全米でも有数の質の良い波が立つポイントとして有名で開催希望団体が後を絶ちません。ですが環境保全などの観点から年に6回のみコンテストを行えると定められています。この大会を継続してこのビーチで開催できるのは、大会参加費やスポンサー協賛金からステートパークへの寄付を続け、ビーチの美化や保存に寄与するなどの長年の努力の成果と言えます。主催者の小林正樹さんはこの大会を次の世代へと引き継ぐ事でこの自然を維持できればと考えています。国際プロサーフィン大会の公式ジャッジとしても活躍している息子のショウさんも父親の意志をしっかりと受け継ぎ、彼もまた次の世代へとこの大会を続けていきたいと語りました。

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