2017年4月30日 放送

ペチャンガ リゾート アンド カジノの施設拡張工事 棟上げ式

テメキュラにあるリゾート施設、ペチャンガ リゾート アンド カジノの施設拡張工事がその折り返し地点を迎え、それを記念し4月19日、棟上げ式が行なわれました。ペチャンガ リゾート アンド カジノはインディアン居留地に位置し、ルイセノ族のペチャンガ・バンドが所有、運営をおこなっています。ここでは2年ほど前から客室を始め、プールや様々なアメニティーを増設する大規模な工事が行なわれています。そして今回、その中心となるホテルタワーの主要構造が完成したことを記念し、棟上げ式が開かれました。アジア系に人気のカジノとあって地元のアジア系メディアも多く集まる中、まず、挨拶に立ったペチャンガ族の代表者らが、建設作業員をねぎらいました。そして最後に棟上げ式の儀式として、小さな樫の木をクレーンでホテルタワー最上部に設置しました。この拡張工事は今年12月に完成予定。西海岸最大のカジノ・リゾートになるとの事です。

高齢化する日系ガーデナー

ウエストLAのソーテル ジャパンタウンからほど近い住宅街にある、ストナー・パーク。近年、この公園で、枯れてしまった桜が目立つようになりました。すでに切りとられてしまった桜も何本かあります。この公園には、1994年、地元日系団体とガーデナー達が協力しあい、100本の桜が植樹され、毎年、桜まつりも催されていました。しかし、今年咲いた桜はわずか7本。桜まつりは2年前から行われなくなりました。水不足に加え、これまで手入れをボランティアで行ってきたガーデナー達が高齢化したためです。ガーデナーは日系人にとって、いち早く収入を得られる職業として発展し、戦後は日系社会の基盤を築いたといわれます。1955年には南加庭園業連盟が結成され、最盛期はおよそ7000名の会員が所属。仕事や生活の支援を行なってきました。しかし、日系人の社会進出がすすみ、次第にその仕事を引き継ぐ世代もいなくなりました。現在の会員の平均年齢は77歳。ボランティア活動も健康面を理由に辞退せざるおえなくなりました。さらに、最近では連盟本部売却の話しも持ち上がっています。日系社会の礎を築いた日系ガーデナー。時代の流れとともに、その歴史の幕を閉じようとしています。

パブリックアナウンスメント

イベント名: 狂言の夕べ
主催者: 野村万作、野村萬斎、万作の会
日時: 2017年5月6日(土)・7日(日) 午後5時〜
場所: Aratani Theatre 244 S. San Pedro St. Los Angeles, CA 90012
ウェブ: www.jaccc.org/mansaku-no-kai/
料金: $40 (Orchestra), $30 (Balcony), $20 (Student), etc.
イベント名: 倫理文化講演会「つながる」
主催者: Rinri USA
日時: 2017年5月21日 (日) 午後1時半~
場所: Holiday Inn Torrance 19800 S. Vermont Ave. Torrance, CA 90502
電話番号: (310) 329 - 4912 (Kawata)
ウェブ: www.rinriusa.com
料金: Free
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