2017年3月19日 放送

自閉症の子ども達を支援する搭乗体験プログラム

2月25日土曜日、ロサンゼルス国際空港で自閉症の子ども達を支援する搭乗体験プログラムが行われました。ロサンゼルス国際空港は、空港で恐怖や不安を感じがちな、自閉症の子供達のために安全でサービスの行き届いた環境を体験してもらおうとこのプラグラムを行っており、今回、アジア国際線では初めてANA全日空が協力しました。この日は、地元の団体を通じ、自閉症の子供とその親たちおよそ100名が招待されました。搭乗ゲート付近では、LAXエアポートポリスがテディベアを手わたしたり、K−9チームの警察犬との記念撮影を行いました。今回のプログラムはそれぞれの子どもたちの将来にとって、貴重な体験となりました。

命の電話・日系ヘルプラインの新年会

2月25日土曜日、リトル東京で、命の電話・日系ヘルプラインの新年会が行われました。日系ヘルプラインは1986年、 日本人母子によるサンタモニカ入水事件をきっかけに言語や文化の違いの中で悩みを持つ移住者のために設立された電話相談です。バブル経済崩壊後は、日系企業の撤退などで寄付が減り、現在は少数の有志による支援団体「命の電話友の会」によって運営が支えられています。この団体の会長、半田としおさんは、「地味な活動ですが、今後もお互いに協力しあって、会を存続していけるよう頑張りましょう」と話しました。 電話相談は、平日の朝10時から午後10時まで2勤交代で行われ、主に、離婚問題、家庭内暴力、孤独、不安などの精神的な問題を抱えた利用者に対応しています。

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