2024年6月16日 放送

2024年6月16日 放送

2024年6月16日 放送

貝塚メディテーションガーデン

カルバーシティにある日本庭園、「カイズカ メディテーションガーデン」の修復工事が完了し、5月12日、記念式典が開かれました。

「カイズカ メディテーションガーデン」は、大阪府貝塚市が寄贈したもの。
カルバーシティと貝塚市は1965年に姉妹都市となり、1975年にこの庭園が作られました。

来年2025年に、姉妹都市提携60周年、庭園竣工50周年を迎えることから、その記念事業の一環として、傷んだ庭園の修復プロジェクトが進められていました。

式典には、貝塚市の酒井了市長が出席。
さらに、プロジェクトを担当した、日本とロサンゼルス、そしてロンドンの日本人造園家らによる庭園修復チーム。
カルバーシティの姉妹都市協会、など日米の関係者が参加。
プロジェクトの完成を祝いました。

また、庭園では両市の市長が記念の植樹を行い、カルバーシティと貝塚市のさらなる友好と互いの発展を願いました。

「高齢者を守る会」ファンドレイジング・バザー 2024

5月26日日曜日、コスタメサの東本願寺で、「高齢者を守る会」によるファンドレイジング・バザーが開催されました。

「高齢者を守る会」は2016年に設立された非営利団体で、日本文化に基づいた日系高齢者の福祉のために活動を続けています。

このファンドレイジング・バザーは会が目標とする高齢者居住施設の再建のために行われており、今回で3回目。

南カリフォルニア各地の、県人会、文化団体、企業など62の団体や個人が協力しあい、使わなくなった物や、中古品などを中心に様々なアイテム持ち寄りました。

参加者は高齢者が多い中、若いボランティアスタッフたちの姿もみられました。

日系コミュニティは、戦後の渡米者の多くが65歳以上に達し、健康面や、日常生活における問題のサポートを必要としています。
こうした中、会はバザーのほかにも、ヘルス・フェアや、オンラインでの医療セミナー開催などの活動を通して、施設再建への理解を呼びかけています。

この日はおよそ11,000ドルが集まったということです。

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2024年6月2日 放送

2024年6月2日 放送

2024年6月2日 放送

OC ジャパンフェア 「ナカミセ・ストリート」

4月19日から21日までの3日間、コスタメサで、「OC ジャパンフェア」が開催されました。

「OC ジャパンフェア」は2009年から始まった、日本の文化、食べ物、エンターテインメントなどが楽しめるフェスティバル。
例年、秋に開催され、オレンジカウンティ恒例の秋のイベントとして定着していますが、今年はそれに加え、「OC ジャパンフェア、チェリーブロッサム」のタイトルで春にも開催されました。

会場入り口には、入場を待つ人々が終日、長蛇の列を作りました。
場内には様々なブースが立ち並び、来場者は買い物をしたり、食べ物を味わったりして、日本のカルチャーを楽しみました。

今回、注目されたのは、会場ゲートからメインエリアに向かう道に設けられた、「ナカミセ・ストリート」。
これは浅草の仲見世通りをイメージしてデザインされたもので、着物を中心に日本文化の紹介を行う非営利団体 KIMONO CON がプロデュースしました。

ナカミセ・ストリートには4つの着物販売店のブースが設置され、来場客はそれぞれの店を回りながら、お気に入りの着物を探していました。

他にも、茶の湯のデモンストレーション。
いけばなの体験コーナー。
など、伝統的な日本文化を紹介するブース。
それに加え、日本のカルチャーにインパイアされたアパレル。
新しいコンセプトの餅菓子やお茶、みそ食品など、日本文化を取り入れたオリジナル商品を扱う店も出店しました。

また、ステージでは武道のデモンストレーションや着物ショーが行われ、多くの観客を集めました。
OCジャパンフェアは10月にも開催されるということです。

「鶏そば 屯所」オープン

ウエストハリウッドに、チキンラーメンの専門店、「TORISOBA TONSHO(鶏そば屯所)」がグランドオープンしました。

「TORISOBA TONSHO」は、豚骨スープをベースとした博多ラーメンや、焼き鳥店などを展開する、「新撰組レストラングループ」が手掛ける新しい店舗です。

「TORISOBA TONSHO」の特徴は泡系と呼ばれるラーメンスープ。
スープをブレンダーで撹拌させることで、水分と脂分(あぶらぶん)を乳化させ、濃厚な味わいでありながら、クリーミーで口当たりのいいスープを作ります。
また泡立てることで、スープが麺に絡みやすくなります。

麺は全粒粉を使った中細のストレート麺。
添えられるのもチキンのチャーシューです。

「オリジナル」味の鶏そばは、食べながら黒胡椒やトリュフオイルを加えることで味の変化が楽しめます。

その他、辛味を利かせた、チリペッパーとゴマ風味の「坦々鶏そば」。
そして、爽やかな酸味を感じる「レモンバター鶏そば」の3種類が用意されています。

「TORISOBA TONSHO」の詳しい情報は、ウェブサイト、TorisobaTonsho.comでご確認ください。

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2024年5月19日 放送

2024年5月19日 放送

2024年5月19日 放送

INC 日系フォーマル 2024

4月20日土曜日、南カリフォルニア日系人学生会協議会、INC主催によるパーティー、「日系フォーマル」がリトル東京の日米文化会館で開催されました。

INCは南カリフォルニアにある大学の日系スチューデントユニオン- NSUらが集まって組織された団体です。
日系人学生間のネットワーキングや地元日系コミュニティと学生との交流に力を入れており、現在12の大学の日系学生団体が加盟しています。

「日系フォーマル」は学年度の最後に開かれるイベントで、今年は各大学のNSUの役員、およそ190名が参加し、無事に今期を終えたことを祝いました。

イベントでは各大学が今年の活動を報告。
そして次年度の共同会長として、UCLAのジャレッド・ナカハラさんとUCサンディエゴのアシュレイ・オーミヤさんが紹介されました。

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2024年5月12日 放送

2024年5月12日 放送

2024年5月12日 放送

JAPAN HOUSE LA 「KAWAII is Art」展

ハリウッドのジャパンハウスロサンゼルスで、日本のKawaii文化を紹介する展覧会、「Yes, KAWAII is Art – EXPRESS YOUSELF」展を開催しています。
これは、アーティスト、増田セバスチャンさんのロサンゼルスで初めての個展です。

今や世界で通じる言葉となった「KAWAII」。
増田さんは1995年に日本の原宿でアパレルショップ、6%DOKIDOKI をオープン。
その個性的なデザインが評判を呼びました。
その後、アートディレクターやアーティストとして活躍し、日本のKawaii文化の創始者と言われています。

展覧会では、まず、日本の「KAWAII」の歴史を紹介。
そして、ギャラリーに一歩足を踏み込めば、そこには増田さんの世界が広がります。

一見、全てカラフルで楽しい作品が展示されています。
しかし、こちらは「KAWAII」で表現した「怒り」。
これは「KAWAII」で表現した「嫉妬」。
そして「KAWAII」で表現した「破壊」。
など、可愛いというだけでは収まらない、様々な感情が表現されています。

展示会場の最後に控える小部屋。
アーティストとして葛藤する増田さんの内面の言葉の後に広がるのは、増田さんの中に広がる小宇宙です。

「Yes, KAWAII is Art – EXPRESS YOUSELF」展はオベーション・ハリウッドのジャパンハウス2階ギャラリーで11月3日まで開催。入場は無料です。
詳しくはジャパンハウスロサンゼルスのウェブサイトをご覧ください。

介護者カンファレンス 2024

4月13日土曜日、サンフェルナンド・バレー・コミュニティーセンターで「介護者カンファレンス」が開催されました。

これは日系高齢者向けの福祉サービスを提供する、Keiroにより主催され、介護従事者を中心におよそ140名が参加しました。

アメリカでは一日1万人が65歳に達しており、急増する高齢者の介護問題が大きな課題となっています。

こうした中、Keiroによるこの介護カンファレンスは今年で22年目。
高齢者と介護者にとって必要な情報を提供しその生活を支援しています。

今年の基調講演には、ソーシャルワーカーのリサ・ポールさんが招かれ、「被介護者と人生の終末ついてどう話し合うべきか?」について話しその話しあいに役立つカードゲーム「デス・デッキ」を紹介しました。

また、介護における実践的なスキルとして、持ち上げ、移動、ポジショニングについての実演や、「テクノロジーでつなぐ介護ソリューション」と題した講演が行われました。

さらに、介護者をサポートする事業、非営利団体14社が参加するリソースフェアも行われ、参加者たちは日々の問題や、介護のサービス・プランなどについてそれぞれ相談していました。

日本人学生会 運動会

4月13日、オレンジカウンティのボルサチカ ステートビーチで日本人学生会-JSAの運動会が開かれました。

JSAは各地の大学内の日本人留学生や日系人学生が集まって組織される団体です。
この運動会は大学間の交流を目的に、南カリフォルニアにある大学のJSAの有志が集まって企画されたもので、今回が7回目。
この日は9校が参加しました。

集まったおよそ250人の学生たちは、まずラジオ体操でウォーミングアップ。
イベントをサポートする企業ブースも出店する中、
参加者は、大学ごとのチームに分かれ、障害物競走。
ビーチフラッグ。
9人10脚。
騎馬戦。
など、運動会らしいゲームを競いながら互いの友好を深めました。

ペチャンガ プロアマ・トーナメント

4月5日火曜日、テメキュラのジャーニー・アット・ペチャンガ ゴルフコースで女子プロゴルファーを招いたプロアマ・トーナメントが開かれました。

今回17回目となるこのイベントはLPGA のゴルファーがコミュニティーの人々と交流する場として毎年開催されているもので、ジャーニー・アット・ペチャンガが会場となるのは今年で11回目です。

ジャーニー・アット・ペチャンガはペチャンガ・リゾートカジノに隣接するチャンピオンシップゴルフコース。
地形を利用した、なだらかな起伏のあるチャレンジングなコースとして知られています。

この日、招かれた、主にアジア系のLPGA ゴルファー30 人は、参加したファンやスポンサーらと交流しながら、ペチャンガでのプレイを楽しみました。

また、ペチャンガは全面改装中だったリゾートを代表する高級レストラン「グレートオーク ステーキハウス」を再オープンしました。
レストランでは8種類のステーキや、和牛のセレクションなどを楽しむことができます。

人気の日本食レストラン「ウミ スシ・アンド・オイスターバー」もバーエリアを拡大しました。
詳しい情報はペチャンガリゾートカジノのウェブサイトでお確かめください。

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2024年4月28日 放送

2024年4月28日 放送

2024年4月28日 放送

日本音楽の魅力発信イベント

日本の音楽の魅力をアメリカに発信するためのイベントが、4月9日、カルバーシティで行われ、日本のガールズバンド「新しい学校のリーダーズ」がパフォーマンスを披露しました。

これは、日本の音楽業界のアメリカ展開を後押しするため、「新しい学校のリーダーズ」が所属するアメリカの音楽レーベル「88ライジング」が主催し、日本貿易振興機構JETROのロサンゼルス事務所らが協賛。
音楽関係者や報道陣が招かれました。

イベントではまず、「新しい学校のリーダーズ」のマネージメント会社、アソビシステムズの代表取締役、中川悠介さんが挨拶。
そして88ライジングのCEO、ショーン・ミヤシロさんがスピーチを行い、日本人ミュージシャンのさらなるアメリカ進出を期待しました。

主催した88ライジングは多くのアジア系のアーティストと活動することで知られる音楽会社です。
4月14日に開催されたアメリカ最大規模の音楽フェスティバル「コーチェラ」では特別ステージ「88ライジング・フューチャーズ」を主催。

そこではアジアのトップスターと共に、日本から「YOASOBI」「新しい学校のリーダーズ」「Awich」「Number_i」の4組が出演しました。

そして会場に「新しい学校のリーダーズ」が登場し、新曲を含む4曲を披露しました。
「新しい学校のリーダーズ」は2021年に88ライジングから世界デビュー。
今ではSNSなどのフォロワー数が1500万人を超えるなど、日本語での歌詞が多いのにも関わらず世界中から支持されています。

「新しい学校のリーダーズ」は自分たちを「青春日本代表」と言います。

サクラガーデンズの寿司デー

3月30日土曜日、ボイルハイツのリタイアメントホーム、サクラガーデンズで「寿司デー」が行われました。

この行事は、JRA米国日系レストラン協会によって行われ、寿司シェフたちによる握り寿司が居住者に振る舞われました。
JRAは日本食レストランの経営者、食品業者などからなる非営利団体です。

このリタイアメントホームで行うお寿司の奉仕は今年で25回目。
ロサンゼルスの有名店、「カツヤ」と「鮨元」で腕を振るう寿司シェフたちが、日頃の感謝の気持ちをこめて、「握り」、「巻物」などを作りました。

使われた食材は計8社の食品業者から無料で提供され、およそ120人前が完成。
寿司シェフ達を含む、25名のボランティアスタッフが「ありがとう」という言葉をかけながら、それぞれのテーブルに配りました。

このお寿司の奉仕に対して、今年から新たにサクラガーデンズのエグゼクティブ・ディレクターとなった、ジーナ・マレクサーキシアンスさんが、お礼の挨拶。

そして、JRAの釘田慎二会長に対し、感謝状が手渡され、その他の協力企業にも居住者から欄の花が贈られました。

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2024年4月7日 放送

2024年4月7日 放送

2024年4月7日 放送

#サポート サケ

#SupportSAKEによる「シーフード・アンド・日本酒ペアリング フォトキャンペーン」の授賞式が、3月18日、ハリウッドで開かれました。

#SupportSAKEは、日本国内での市場縮小に悩む酒蔵を支援するためにアメリカで日本酒ファンのコミュニティを作ろうという、日本貿易振興機構-JETROによる取り組みです。

インスタグラムでの発信が活動の中心ですが、他にも様々なイベントにブースを出展するなどして、日本酒コミュニティを広げています。

今回行われたキャンペーンは、お気に入りの日本酒とシーフードのペアリングの写真をインスタグラムに投稿する、というもの。

いいねの数と選考委員会の審査により、優秀な作品に様々な賞が贈られます。
3月10日に応募が締め切られ、この日がキャンペーン応募者やインフルエンサーらを招いての受賞作品の発表会となりました。

式典ではまず、能登半島地震で壊滅的な被害を受けた石川県輪島市の酒蔵と会場がライブでつながれました。
酒蔵からは、日本酒を飲んでもらうことが支援につながるが、今は生産ができる状態では無いなど、被災地の現状が報告されました。

続いてキャンペーンに積極的に協力したレストランや日本酒の楽しみ方をSNSなどで発信した企業に感謝状が送られました。

そして、最優秀賞が発表され、賞品の日本行き航空券が優勝者に手渡されました。

会場には数十種類の日本酒や日本産の食材を使った食べ物が用意されました。
また日本酒を使ったカクテルのデモンストレーションが披露されるなど、日本酒の様々な魅力を発信するイベントとなりました。

大谷選手の壁画 リトル東京に

プロ野球シーズンが始まり、今年からドジャースに入団した大谷翔平選手と山本由伸選手の活躍が期待されています。

そんな中、大谷選手の壁画がリトル東京に完成し、その記念式典が3月27日水曜日開かれました。

壁画は都ホテル・ロサンゼルスのおよそ縦45メートル横18メートルの壁に描かれた巨大なもので、ボイルハイツ出身のアーティスト、ロバート・バルガスさんが20日間かけてかき上げました。

この壁画にはこんな仕掛けも。
都ホテル入り口横にあるQRコードをスマートフォンで読み込み、壁画に向けると、ドジャースの名アナウンサー、ヴィン・スカリーさんの声と共に、大谷選手の絵がカメラの中で動き始めます。

銀だこドジャースタジアム店オープン

また、ドジャースの本拠地開幕戦となった翌日3月28日木曜日にはドジャー・スタジアムに「築地銀だこ」がオープンしました。

「築地銀だこ」は、国内外におよそ500店舗を有する「たこ焼き」のチェーン店です。
このドジャー・スタジアムのフードスタンドはアメリカでの2店舗目となります。

ドジャー・スタジアム店では、普通のたこやきに加え、球場限定メニューの「チーズとワカモレ」「天かすと甘口醤油」風味など4種類のたこ焼きが販売されます。

セレモニーには、在ロサンゼルス日本国総領事館の曽根健孝総領事、ドジャース関係者、そして日本から「築地銀だこ」を展開するホットランド社の佐瀬守男社長らが出席し、それぞれ挨拶しました。

また日本貿易振興機構-JETROの中澤理事から「築地銀だこ」に「日本産食材サポーター店」の認定証が授与されました。
これは日本の農林水産省が実施している日本産食材を使用する海外のレストランや小売店に対する認証制度です。

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2024年3月24日 放送

2024年3月24日 放送

2024年3月24日 放送

高齢者昼食会

リトル東京にある高齢者昼食会。
リトル東京とイースト・ロサンゼルスに住む60歳以上のシニアに日本食を提供しています。

利用者は、身体が不自由で、買い物や料理ができない一人暮らしの低所得の方が中心です。

高齢者昼食会は1976年に設立され、「老後の独立した尊厳ある生活」をモットーに高齢者に食事と交流の場を提供する活動を続けてきました。
しかし、団体の大きな課題が運営資金の調達です。

コロナ禍以前は食堂での会食も行っていましたが、現在は配達がサービスの中心に変わったのに加え、政府からの助成金が滞りはじめ、状況が悪化しました。

サービスは平日の週5日間。
1食の値段は3ドル50セント。
限られた資金の中で、できるだけコストを抑えつつ栄養バランスの良い食事を提供しています。

ここ数年はアパートの家賃や食料品など、物価の高騰により、多くの高齢者が生活難に陥っています。
そうした中、健康に配慮した日本食を、安い値段で提供することは、特に日系の高齢者の体と心のためには欠かせない活動となっています。

この活動を支えるために、およそ20名のボランティアたちが、日々協力し合っています。

ボランティアは、ただ食事を届けるだけではなく、コミュニケーションを大事にしています。

会話は、都市部の生活環境の中で孤立しがちな高齢者たちにとっての、心の支えになっています。

ボランティアには30年以上もこの活動を続けるメンバーもいて、そんな彼らが大切にするのは、助け合いの心です。

高齢者昼食会は今後、資金不足を賄うために、異なる地区の行政に支援を求める予定ですが、同時にコミュニティ内からの寄付も募っています。

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2024年3月10日 放送

2024年3月10日 放送

2024年3月10日 放送

天皇誕生日の祝賀レセプション

2月29日、天皇誕生日の祝賀レセプションが在ロサンゼルス総領事公邸で開かれました。

毎年、世界各国にある日本の在外公館は2月23日の天皇陛下の誕生日に合わせ祝賀レセプションを催しています。
ここロサンゼルスのレセプションもその一環で、今年は日系コミュニティにゆかりのある地元の政界や財界の人たち、文化人など、およそ500人が招かれました。

式典では、まず日米の国歌斉唱。
そして曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事が挨拶の言葉を述べ、天皇陛下の国際親善の活動を紹介するとともに、日米が協力し、国際社会でリーダーシップを発揮する重要性を語りました。

続いて地元政府関係の来賓らが祝辞を述べ、日米間のさらなる友好と経済成長に期待を寄せました。

乾杯の音頭を取ったのは、リトル東京の日米文化会館館長、パトリシア・ワヤットさん。

式典後のレセプションではお寿司などの日本食をはじめとしたお祝いの料理や、日本のビール、日本酒などが振舞われました。

会場には、ゴジラやアニメなど日本のサブカルチャーをアピールするブースが設置。
また栃木県が独自のブースを用意するなど、観光誘致も行われました。
他にも茶道のデモンストレーションや津軽三味線の演奏が行われ、参加者は日本の様々な魅力を楽しみました。

オレンジ郡日系協会2024年度新年親睦会、並びに功労者表彰式

3月3日日曜日、ファウンテンバレーでオレンジ郡日系協会、OCJAAによる2024年度の新年親睦会、並びに功労者表彰式が行われました。

OCJAAは1986年に設立された非営利団体で現在の会員はおよそ350名。
オレンジ・カウンティを中心に文化、教育、福祉サービスを提供しています。

式典はオレンジカウンティの希望太鼓の演奏でスタート。
鏡開きや乾杯の後、昼食をはさみ、オカゾエヤスユキOCJAA会長が挨拶に立ちました。

続いて、南加県人会協議会、南加日系商工会議所の代表、そして曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事が祝辞を述べました。

そしてOCJAAの活動への支援に対して、日本食レストラン本多屋のムクモトユウタロウ社長とJapan Hollywood Networkに感謝状が。
OCJAAのミラー・サチヨ副会長に功労者賞が贈られました。
また、OCJAAからの能登半島地震への義援金が南加県人会協議会に手渡されました。

他にも式典の合間に、ファンドレイズのためのラッフルチケットやサイレントークションが行われたり、エンターテインメントとして琴の演奏、踊り、そして歌が披露されたりし、出席者は楽しい午後のひと時を過ごしました。

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2024年2月25日 放送

2024年2月25日 放送

2024年2月25日 放送

2024年 米国日系レストラン協会 新年会・総会

米国日系レストラン協会-JRAの新年会と総会が、2月13日、ロサンゼルスの総領事公邸で開かれました。

JRAはアメリカでの日本食レストランの発展と調理人の技術向上など目的に1999年に設立された非営利団体で、日本食のレストランや関係企業らで構成されています。

また、毎年行われるボイルハイツの高齢者用住居「さくらガーデンズ」での寿司デーや、一般に向けた「寿司・酒フェスティバル」の開催などを通じ、地域貢献や日本食のプロモーションにも取り組んでいます。

会ではまずJRAの名誉会長を務める、曽根健孝在ロサンゼルス総領事が挨拶に立ちました。

続いての鏡開き、乾杯のあとは歓談の時間となり、会員レストランや関連企業から提供された日本食やお酒を楽しみながら、参加者同士の親交を深めました。

後半は、4年間会長を務めた神楽レストランの増田賢太郎さんに代わり、新たにJRA会長となった、勝也グループの総料理長、釘田慎二(くぎたしんじ)さんが就任の挨拶を行いました。

釘田会長は挨拶の中で、農林水産省による日本料理調理技能の認定制度を利用した料理人の技術向上などにふれ、レストランでのサービスのさらなる充実に意欲を見せました。

最後に農林水産省による「日本食普及の親善大使」に就任した、都オリエンタルフーズの清水輝雄さんに任命書が手渡され、会は終了しました。

2024年 南加県人会協議会 役員就任式・新年親睦会

2月11日日曜日、モンテベロで南加県人会協議会による役員就任式と新年親睦会が行われました。

南加県人会協議会は1964年に設立された非営利団体で、現在、38の県人会が加盟。
各県にゆかりのある会員たちによる助け合いのほか、日本文化の伝承、奨学金の授与、被災地支援など日米間の友好のために活動しています。

会場には諸団体の代表者や関係者ら129名が出席。
まず、今年度の新役員による就任宣誓が行われました。

会長は今期2期目の北垣内かずえさん。
北垣内さんは石川県の出身であることから、1月に起きた能登半島地震について触れ、これまでの義援金への協力に対する感謝と同時に、県人会協議会としての今後の支援の必要性について話しました。

このほか、曽根健孝在ロサンゼルス総領事、アル・ムラツチ州議会議員ら、各来賓による挨拶。
そして毎年恒例の「県人会会長によるお国自慢」などのエンタテインメントが行われました。

南加県人会協議会は今年で創立60周年を迎え、6月に60周年の記念行事を開催する予定です。

2024年 INC 日系プロフェッショナルズ

南カリフォルニア日系人学生会協議会、INC主催の日系人学生と社会人とのネットワーキングイベント「日系プロフェッショナルズ」が2月10日、リトル東京の全米日系人博物館で開催されました。

INCは南カリフォルニアにある大学の日系スチューデントユニオンらが集まって組織された団体です。
現在12の大学の日系学生団体が加盟しています。

「日系プロフェッショナルズ」は、実社会で活躍する日系コミュニティの先輩たちと学生たちが交流する目的で、INCが毎年開催しています。
今年はおよそ150名が参加しました。

イベントではアカウンティング、パブリックヘルス、コンサルティングの仕事に携わる3人が登壇し、パネルディスカッションが行われました。
パネリストたちは、大学での勉強がその後のキャリアにどう影響を与えたかや、キャリア形成の進め方などを自らの経験を元に語りました。

そのあと、学生たちはグループに分かれ、順番にワークショップに参加。
卒業後の進路をいかに決めていくかのアドバイスを受けました。

その間、他のグループは用意されたランチを食べながら互いに情報交換したり、ボランティアで参加したおよそ25人の社会人と話をしたりしてネットワークを広げました。

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2024年2月11日 放送

2024年2月11日 放送

2024年2月11日 放送

Design Museum Japan展– 集めて繋ごう日本のデザイン

日本各地にある優れたデザインの展示会「デザインミュージアムジャパン」展がハリウッドのジャパンハウスで開催されています。

これは、プロダクトデザイン、映像、ファッション、織物、建築など様々な分野の第一線で活躍する6人のアーティストがそれぞれ日本各地を訪れ、そこで見つけた「デザインの宝物」を紹介するものです。

デザインというと色や形、模様と思いがちですが、ここではアーティストが様々な切り口で「デザイン」を紹介しています。

およそ一万年続いた縄文時代のデザインといえば土器や土偶の形や模様に目が行きがちです。
しかし、岩手県の縄文遺跡を訪れたアーティストは、人間の定住生活が始まったこの時代の、生活空間の設計にそのデザイン性を見ます。

富山県のスポーツウエア・メーカが作るユニフォームの立体構造は、地元で開催される「あんどん祭」のあんどん作りがヒントだとアーティストは紹介します。

他にも展示会では、静岡県のピアノ、石川県の食器、兵庫県のおもちゃ、福岡県の山笠などを通して、色や形にとどまらない「デザイン」の様々な意味を考えます。

そして展示の最後には、「あなたにとってデザインとは何か」を書き込むコーナーが設けられています。

「デザインミュージアム・ジャパン展– 集めて繋ごう日本のデザイン」はハリウッドのジャパンハウスで4月14日まで開催されています。入場は無料。
詳しくはジャパンハウス ロサンゼルスのウェブサイトでご確認ください。

2024年 北米沖縄県人会 新年会並び役員就任式

北米沖縄県人会の新年会並び役員就任式が1月21日カーソンで開かれました。

北米沖縄県人会は110年以上の歴史を持つ非営利団体です。
会員同士の親睦や助け合い、地域貢献を目的に活動しています。

沖縄の文化、芸能の継承に力を入れている北米沖縄県人会らしく、新年会も沖縄の伝統的な音楽や踊りで幕を開けました。

そして今年度の新役員の就任宣誓が行われ、6期会長を務めたエドワード・カミヤさんに変わりヴィッキー・オーシロ・ニシウチさんが会長に就任しました。

そして来賓代表の挨拶の後、鏡開きが行われました。
その後、食事を挟んでステージでは沖縄の歌や踊りが披露されました。

また沖縄にちなんだ品々が出品されたサイレントオークションが行われたり、沖縄グッズのブースも設置されたりし、参加者は沖縄らしい雰囲気の中で、新年を祝いました。

南加日系商工会議所 役員就任式と功労者表彰

1月28日日曜日、モンテベロのクワイエット・キャノンで南加日系商工会議所の役員就任式と功労者表彰が行われました。

南加日系商工会議所は、ロサンゼルスにおける日系企業の支援、日米親善、地域奉仕活動などをする非営利団体です。

会場には、支援団体の代表者と関係者ら133名が出席。
始めに新役員14名による、就任宣誓が行われました。
会頭は今期も竹花晴夫さんが就任しました。

竹花会頭は能登半島地震についても触れ被災地支援への積極的な協力も呼びかけました。

各日系団体の代表者らによる挨拶のあとは、功労者表彰が行われました。

コミュニティ功労団体賞は、リトル東京ビジネスアソシエーション。
1959年に発足したこの団体は、地元ビジネスの支援、文化の保存などの活動を通じてリトル東京の発展と成長に貢献しました。

日系スピリット賞は、四海正志さん。
教士7段の四海さんは、中央剣道道場の主任インストラクター、南カリフォルニア剣道連盟の顧問で、2006年の国際大会ではアメリカ代表チームの監督として史上初、日本チームを破るなどしてアメリカの剣道の発展に貢献しました。

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2024年2月4日 放送

2024年2月4日 放送

2024年2月4日 放送

福井県産食品 LAで特別販売

福井県で作られた食品の販売会が、トーランスのニジヤマーケットで開催されています。

これは福井県の加工食品の海外輸出促進を目的とした事業の一環でロサンゼルスの他、フランスとイギリスでも実施されました。

福井県農林水産部の協力で行われており、販売初日となった2月1日は参加した食品メーカー。
そして県の関係者も福井県から視察に訪れました。

店頭では9商品がテスト販売されます。
福井で長く親しまれてきたお蕎麦やお菓子。
伝統的な製法で作られた醤油や味噌。
メーカー独自の技術で作られた冷凍寿司やグルテンフリーの麺など、それぞれ特徴を持った商品が集められています。
食品メーカーの参加者も商品のアピールにつとめました。

福井ベストプレミアフーズコレクションはニジヤマーケットのトーランス店で2月14日まで開催予定です。

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2024年1月28日 放送

2024年1月28日 放送

2023年12月24日 放送

JBA 賀詞交歓会 2024

1月19日、トーランスでJBA、南カリフォルニア日系企業協会による新年の賀詞交歓会が行われました。

JBAは、南カリフォルニアで事業を営む日系企業およそ500社が加盟する非営利団体で、会員間の交流、日米間のビジネスにおける相互理解、そして地域社会への貢献を目的に活動しています。

賀詞交歓会は会員が一堂に会する年明け恒例のイベント。
式典ではまず山本正彦JBA会長が挨拶にたち、年初に日本で起こった災害や事故の被害を憂慮しながらも、新しい年への豊富を述べました。

続いて曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事も能登半島地震の被災者にお見舞いの言葉を述べるとともに、南カリフォルニアの日系企業と日系コミュニティのさらなる発展に期待を寄せました。

乾杯のあと、およそ500名の参加者たちは、トーランスのいせしまレストランが用意したおせち料理やお寿司を楽しみながら、互いに挨拶をしたり、名刺交換をしたりしました。
今年の賀詞交歓会のテーマは「つながる うまれる」。

最後は恒例の抽選会が行われ、当選者らは日本行き往復航空券などの豪華商品を受け取りました。

アジアン・アメリカン エキスポ

アジア系の商品やビジネスが集まるアジアン・アメリカン・エキスポが1月13日と14日、ポモナで開催されました。

毎年、旧正月の時期に合わせて開かれるこのイベントは元々チャイニーズ・アメリカン・エキスポとして1982年に始まったもので、今年で42回目。

会場では物販やアニメなど、テーマごとにホールが分かれ、様々な商品が売り出されています。
またホールとホールの間にはアジア系のストリートフードを楽しめるフードブースが立ち並び、賑わいを見せました。

アジアン・アメリカン・エキスポという名の通り出店しているのはアジア系の企業が多く、日系の企業も主力商品や新商品をアピール。
日本政府も日本産海産物販売促進の一環としてホタテのプロモーションを行いました。

他にもアジア系顧客の獲得を狙う様々な企業やサービスが自社のプロモーションに努めました。
テメキュラのペチャンガリゾートカジノも、2月に行われる旧正月大抽選会のPRを行いました。

さらにペチャンガでは旧正月を祝い、2月の毎週火曜日は最高五千ドル相当の賞品が当たるプロモーションを実施。
そして期間限定のお正月特別料理がリゾート施設内のレストランで提供され、旧正月の元日にあたる2月10日には無料のライオンダンスショーも開催されます。

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2024年1月14日 放送

2024年1月14日 放送

2023年12月24日 放送

お正月 イン リトル東京 2024

1月1日、「お正月インリトル東京」が開催されました。

日本のお正月風情を体験できるこのイベントは南加日系商工会議所-JCCSC主催によるもので、リトル東京のウェラーコートとジャパニーズビレッジプラザが会場となりました。

オープニングセレモニーではJCCSCの竹花晴夫会頭、在ロサンゼルス日本国総領事館の曽根健孝総領事らがあいさつにたちました。

そしてコミュニティの諸団体の代表者らによる鏡開き。
続いて、獅子舞と餅まきが、新年の厄払いと、幸せや繁栄を祈念して行われました。

その後もステージでは、書道や武道のデモンストレーション。
民謡や踊りが披露され、お正月を盛り上げました。

また会場には様々なブースが立ち並びました。
お正月らしい甘酒やお餅をはじめ、たこ焼き、焼きそば、唐揚げなどのフードブース。
ミニ神社や物販のブース。
そして子供達に向けた、餅つきや折り紙のアクティビティーコーナーが人気を集めました。

一方、米国高野山別院にも多くの初詣客が訪れました。
参拝客はおみくじ引いたり、お守りを買ったりして、一年の平安を願いました。

この日は天候に恵まれ、リトル東京を訪れた多くの人が、お正月を楽しみました。

アニメ ロサンゼルス – ラブライブ!サンシャイン!!

1月4日から4日間、ロングビーチ・コンベンションセンターでアニメ・ロサンゼルスが開催されました。

アニメ・ロサンゼルスは毎年1月に開かれる日本アニメのコンベンションで、今年で19回目。
2年前からはロングビーチで行われています。

初日には開場を待ちわびたアニメファンが押し寄せ、展示ホールを埋めたおよそ450の物販ブースやアーティストブースでお目当てのグッズやアーティストの作品を手に入れていました。

また、声優らのサイン会やライブショーも開かれ、会場は終日盛り上がりを見せていました。

そんな中、日本食品海外プロモーションセンターJFOODOもブースを設置しました。
JFOODOは日本貿易振興機構JETRO内の組織で、日本産食品や食材の販売促進活動を海外の消費者に向けて行っています。

JFOODOは人気アニメ「ラブライブ・サンシャイン」をテーマにしたブースを設置。
9人のキャラクターがお気に入りの日本食を紹介する形で3種類のオニギリお弁当が販売されました。

お弁当に入っているのは、日本産お米のオニギリ、日本産のホタテ、和牛入りのハンバーグ、日本産野菜を使ったコロッケ、みかんや抹茶のデザートなど。
また、アニメの中に登場する食べ物からインスパイアされた、真っ黒なスパイシーオニギリなどユニークな食べ物も用意されアニメファンにアピールしました。

また、限定トートバッグがプレゼントされるアンケートも用意され、日本食に関する調査も行われました。

イベントで販売されたお弁当は、リトル東京の大黒家アネックス内オニギリ・サンでも期間限定で販売されます。

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2023年12月24日 放送

2023年12月24日 放送

2023年12月24日 放送

2023年12月24日 放送

サダオ・S・ムネモリ メモリアルスクエア除幕式

12月9日土曜日、グレンデール市庁舎前でサダオ・S・ムネモリ・メモリアル・スクエアの除幕式が行われました。

これは、グレンデール市議会が戦没者を追悼するためのプロジェクトで、退役軍人記念碑前の交差点をサダオ・S・ムネモリ・メモリアル・スクエアと定めました。

サダオ・ムネモリはグレンデール市出身で第二次世界大戦中に442連隊に所属し、ヨーロッパ戦線に従軍した日系2世です。
イタリアで自らを犠牲にして仲間を救ったことからアメリカ軍で最高の勲章、名誉勲章を日系人として初めて受章しました。

式典には、グレンデール市長、Go For Brokeナショナル・エデュケーションセンター ディレクター、在ロサンゼルス日本国総領事、サダオ・ムネモリの兄弟の孫にあたるジェームス・中木原さんなどが出席しました。

また、市庁舎内では祝賀会が催され関係者一同で、サダオ・ムネモリの功績を称えました。

令和5年度 外務大臣表彰

令和5年度の外務大臣表彰を、日本食と日本産酒類のアメリカでの普及に努めた上野俊男さんが受賞し、その伝達式が12月6日総領事公邸で開かれました。

外務省は毎年、日米間の友好親善関係に功績のある個人または団体を表彰しています。

上野さんは日本食品と関連商品の輸入販売会社、ミューチュアル・トレーディング共同貿易に入社。
同社による日本酒を中心とした酒類に関する学校、Sake School of Americaの設立に携わり、現在は校長を務めています。

その後、同校を通じ、北米を中心に日本酒ソムリエ及び焼酎アドバイザーなどの資格認定プログラムをこれまで12年間実施。
認定者数は2700名に達しています。

上野さんはこれらの活動によりアメリカにおける日本文化普及に貢献したとして今回、外務大臣賞を受賞しました。

上野さんは今後、ヨーロッパやセントラルアメリカで、日本酒の啓蒙や教育、酒ソムリエの育成を手掛けていきたいとのことです。

北広島町 神楽ロサンゼルス公演

11月19日、リトル東京のアラタニシアターで北広島町の神楽が上演されました。

神楽は神様に奉納するための歌や踊りからら発展した芸能で、起源は1300年前に遡ると言われています。

神楽は日本各地で伝承されていますが、北広島町はおよそ70の神楽団が活動する神楽が盛んな地域です。

今回の公演は北広島町の支援によるもので、様々な神楽団から集まった有志、18人が参加しました。

この日の演目は、勇者が山奥に住む鬼と戦う「紅葉狩」。

そしてもう一つは日本神話を題材とした「八岐大蛇」が披露されました。

団員の熱演に加え、華やかな衣装。
美女が鬼に変身する早替わり。
まるで生きているかのように動く大蛇との激しい戦い、など、エキサイティングな舞台演出が満員の観客を魅了しました。

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2023年12月10日 放送

2023年12月10日 放送

2023年12月10日 放送

アメリカン フィルムマーケット 2023

10月31日から11月5日までサンタモニカで、AFM – アメリカン・フィルム・マーケットが開催されました。

AFMは世界中から映画制作会社やバイヤー、出資者などが集まる北米最大の映画の見本市です。
今回はおよそ250の映画会社や関連組織が出展しました。

日本貿易振興会-ジェトロのロサンゼルス事務所もブースを設置。
バイヤーが直接日本のエンターテインメントコンテンツの売り手とコンタクトできるオンラインカタログ「Japan Street」をプロモーションし、日本のコンテンツセールスの支援を行いました。

また、撮影ロケーションのセクションには、日本からジャパン・フィルムコミッションが参加。
今年から経済産業省が始めたインセンティブプログラムを紹介し、ロケーション誘致を行いました。

ハリウッドの大作などのロケ地に選ばれた場合、現地で使われる大きな予算による経済的効果。
そして撮影クルーの雇用や新しい技術の取得などの社会的効果が期待できます。
そのため世界各国が自分たちの国へのロケーション誘致を積極的に行なっています。

アジアン ワールド フィルムフェスティバル

第9回アジアン ワールド フィルムフェスティバルが11月8日から17日まで、カルバーシティで開催されました。

このフェスティバルはアカデミー賞の国際長編映画賞へのアジア各国の出品作品を中心に、50本以上のアジア映画を紹介するものです。

11月10日は、ヴィム・ベンダース監督、役所広司主演の映画「パーフェクト・デイズ」が上映され、曽根健孝在ロサンゼルス日本国総領事が挨拶をしました。

この日はジャパンデーとされ、上映に先立ちレセプションも開かれました。
招待されたゲストには日本酒や、日本から輸入されたホタテ貝、フルーツなどが振る舞われ、映画とともに日本食の魅力もアピールされました。

アニメエキスポ チビ

11月11日と12日、アニメエキスポ チビがオンタリオ コンベンションセンターで開催されました。

これは毎年夏にロサンゼルスで開催されるアニメエキスポの縮小版。
およそ200の物販ブース、300のアーティストブースが並び、お気に入りのキャラクターに身を包んだアニメファンが、ショッピングやライブのパフォーマンスなどを楽しみました。

フードセクションには在ロサンゼルス日本国総領事館や日本貿易振興会-ジェトロなどの協力により、ラーメン、焼き鳥、たこ焼き、おにぎり、などのブースを集めた日本食コーナーが設置されました。

また、最近日本政府が力を入れている日本産水産物PRの一環として北海道産のホタテ貝がプロモーションされました。

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