2025年4月13日 放送
南加庭園業連盟 70周年記念式典
3月30日日曜日、リトル東京の日米文化会館で、南加庭園業連盟 創立70周年記念式典と役員就任式が行われました。
南加庭園業連盟は1955年に設立されたガーデナーたちによる職業団体です。
現在160名の会員同士の助け合いのほか、社会奉仕活動を行っています。
式典ではまず、日米文化会館のジェームズ・アーバイン・ガーデンで、顕彰碑の除幕式が行われました。
これは、1979年に完成したこの日本庭園の造園に尽力したり、これまでアメリカ社会に貢献したりしてきたガーデナーを称えて設立されたものです。
今期役員の就任宣誓が行われたあとは、ブライアン・ヤマサキ会長が顕彰碑の完成とそれに伴う先人の苦労をねぎらいました。
続いて、日系の各団体代表者らが祝辞をのべ、出席者一同で乾杯。
食事のあとは、「川柳に残るガーデナー風雲録」の著者、サニー関さんが特別講演を行いました。
関さんは「ガーデナーという職業は戦後、強制収容所から戻って間もない人々の生活の糧になっただけでなく、アメリカ社会における『信用』という目には見えない日系人の財産を築いてくれた」と話しました。
そして最後は、功労者表彰が行われました。
Keiro 介護者カンファレンス
3月15日土曜日、イースト・サンゲーブルバレー・ジャパニーズ・コミュニティセンターで、Keiro (敬老)による「介護者カンファレンス」が行われました。
Keiroは、日系高齢者向けの福祉サービスを提供する非営利団体です。
「介護者カンファレンス」は、高齢の家族や友人の介護者。
そして、介護を受けている人たちが必要な知識や専門技術を共有するため、Keiroが毎年開催しています。
今回のカンファレンスではアルツハイマー・ロサンゼルスで支援教育を行う、ロキシー・キラコシアンさんが講演を行いました。
講演では、認知症やアルツハイマー病とは何か。
そして、介護者に必要なリソースの活用や、ケアプランの作成などについて話しました。
また、ホスピス・ワーカーと法律の専門家が招かれたパネルディスカッションでは、遺言や財産管理に関して、終末期の被介護者と事前にどのように話し合い、いかに手続きを進めるべきか語られました。
このほか、介護者をサポートする事業者や非営利団体によるリソースフェアも行われ、100名を超える参加者たちは、サービスやプランについての情報を得たり、将来のための相談をしたりしていました。
このKeiroによる介護者カンファレンスは、今年10月、ガーデナでも行われる予定です。
ペチャンガ プロアマ トーナメント
4月8日火曜日、テメキュラのジャーニー・アット・ペチャンガ ゴルフコースで女子プロゴルファーを招いた、ペチャンガ プロアマ・トーナメントが開かれました。
このイベントはLPGAのゴルファーがコミュニティーの人々と交流する場として毎年開催されているもので、ジャーニー・アット・ペチャンガが会場となるのは今年で12回目です。
ジャーニー・アット・ペチャンガはペチャンガ・リゾートカジノに隣接するチャンピオンシップゴルフコース。
テメキュラバレーの起伏のある美しい景観を利用したチャレンジングなコースです。
今年は36名のプロゴルファーが参加。
ゲストやスポンサーと親睦を深めながら、プレイを楽しみました。