第二話
すべては会社を守るため――社長・磯田典孝Noritaka Isoda(小日向文世)Fumiyo Kohinataに懇願されるがまま、「龍神大橋」建設現場崩落事故の“真の原因”を隠ぺいして全責任を被り、実刑判決を受けてしまった狩山陸Riku Kariyama(木村拓哉)。しかし、妻・狩山玲子Reiko Kariyama(天海祐希)Yūki Amamiががんを患い、出所する頃には帰らぬ人となっているかもしれないと知った彼は一念発起! 弁護士・秋澤良人Yoshihito Akizawa(斎藤工)Takumi Saitohに再審の相談を持ちかけたのだが…。
無実の罪を晴らす鍵となるのは、狩山が信頼する部下・南雲大樹Daiki Nagumo(一ノ瀬颯)Hayate Ichinoseにこっそり託していた“決定的な証拠”だ。しかし、南雲は「何も話すことはない」と告げたのを最後に、秋澤からの電話連絡をことごとく無視。再審への道のりは険しさを極めていく。そんな南雲の様子を婚約者・本宮絵里菜Erina Motomiya(山本舞香)Maika Yamamotoも不審に思い…?
一方、狩山のことを執拗に調べ続ける警視庁捜査一課の刑事・黒木正興Masaoki Kuroki(竹内涼真)Ryoma Takeuchiは、玲子に接触。さらに、狩山が収容されている「国立刑務所」の刑務官・林一夫Kazuo Hayashi(上川隆也)Takaya Kamikawaのもとにも訪れ…。
日に日に追い詰められていく狩山。そんな中、彼は何としても真実を明らかにするため、ある計画を立てるが…!?