2024年7月14日 放送

アニメエキスポ 2024

7月4日木曜日から7日日曜日までの4日間、アニメエキスポがロサンゼルス コンベンションセンターで開催されました。

アニメエキスポは日本アニメーション振興会が主催する北米最大の日本アニメイベント。
今年で33回目となりました。

この日を待ちわびたアニメファンが初日から会場に詰めかけ、立ち並んだブースで、アニメエキスポ限定グッズや掘り出し物のお宝グッズ、新作アニメの情報などを手に入れていました。

また来場者の多くは、お気に入りのキャラクターのコスプレに身を包み、写真撮影に応じてポーズを決めるなど、ファン同士の交流を楽しんでいました。

物販のブースだけではなく、各種ゲームの競技エリアや、Vtuberのコンサートブースなども多くの人を集めました。

さらにコンベンションセンターの広場には、「AXクロッシング」と名付けられたエリアが設けられました。
ここにはおよそ50の日本食ブースが設置され、ステージではJポップのミニコンサートなどが開かれました。

またブース以外にも、人気アニメの製作者を招いたパネルディスカッション。
東北地方への観光誘致を兼ね、山形県から舞子を招き、その文化を語るワークショップなど、大小様々なイベントが行われ、アニメだけにとどまらず、伝統文化からサブカルチャーまで、日本の魅力が幅広く紹介されました。

今年のアニメエキスポには、およそ1000の各種ブースが並びました。
例年に比べ、大手企業による大規模なブースが目立ち、業界内でのアニメエキスポの重要性を印象づけました。

そんな中、日本貿易振興機構・JETROは「アニメ」「カワイイ」「トレンド」などのカテゴリーで16の会社を集めたブース、「ギーク・ストリート」を設置。
日本の様々なコンテンツの海外進出を支援しました。

出展した企業は、アメリカで秋から放送されるアニメ、来年発売のゲームなどの新作や、発売されたばかりで、今、アメリカでは他では買えない新商品などをそれぞれアピールしました。

Geek Street内には商品のプレゼンテーションができる、ステージも設けられました。

今年のアニメエキスポのチケットは完売。
およそ10万人が来場したとのことです。

叙勲祝賀会 2024

6月9日日曜日、モンテベロ市にあるクワイエットキャノンで、南加日系商工会議所財団主催の「叙勲祝賀会」が行われました。

日本政府は毎年、日米交流促進や友好親善に貢献した人々を表彰しており、南加日系商工会議所はこれらの受章者を称える祝賀会を行っています。

ケイト・レナードさんは、大学で日本学を専攻し、1973年に岡山県に留学。
帰国後はサンディエゴ・ティファナ日本協会理事、在日米国商工会議所メンバーとなり、2012年以降はサンディエゴの日本国名誉領事を務めています。

竹花晴夫さんは、2004年以降、南加日系商工会議所をはじめ、日系パイオニアセンター、県人会など、様々な日系文化団体やビジネス団体の理事、会長を務めてきました。

ボーランド昭子さんは、1973年に「いけばな小原流」サンディエゴ支部を設立。
その後、35年間支部長を務め、日本の いけばな小原流最高顧問からアメリカ初の「創立顧問」の称号を得ました。
また、地元大学で50年以上、いけばなの講師として活躍し、数千人の生徒を指導してきました。

この日は、受章者の家族、関係者、日系諸団体の代表者ら200名が出席。
曽根健孝総領事をはじめとする出席者らがお祝いの言葉を述べたほか、受章者に記念の表彰楯が手渡され、受章の喜びを皆でわかちあいました。

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