2024年2月25日 放送
2024年 米国日系レストラン協会 新年会・総会
米国日系レストラン協会-JRAの新年会と総会が、2月13日、ロサンゼルスの総領事公邸で開かれました。
JRAはアメリカでの日本食レストランの発展と調理人の技術向上など目的に1999年に設立された非営利団体で、日本食のレストランや関係企業らで構成されています。
また、毎年行われるボイルハイツの高齢者用住居「さくらガーデンズ」での寿司デーや、一般に向けた「寿司・酒フェスティバル」の開催などを通じ、地域貢献や日本食のプロモーションにも取り組んでいます。
会ではまずJRAの名誉会長を務める、曽根健孝在ロサンゼルス総領事が挨拶に立ちました。
続いての鏡開き、乾杯のあとは歓談の時間となり、会員レストランや関連企業から提供された日本食やお酒を楽しみながら、参加者同士の親交を深めました。
後半は、4年間会長を務めた神楽レストランの増田賢太郎さんに代わり、新たにJRA会長となった、勝也グループの総料理長、釘田慎二(くぎたしんじ)さんが就任の挨拶を行いました。
釘田会長は挨拶の中で、農林水産省による日本料理調理技能の認定制度を利用した料理人の技術向上などにふれ、レストランでのサービスのさらなる充実に意欲を見せました。
最後に農林水産省による「日本食普及の親善大使」に就任した、都オリエンタルフーズの清水輝雄さんに任命書が手渡され、会は終了しました。
2024年 南加県人会協議会 役員就任式・新年親睦会
2月11日日曜日、モンテベロで南加県人会協議会による役員就任式と新年親睦会が行われました。
南加県人会協議会は1964年に設立された非営利団体で、現在、38の県人会が加盟。
各県にゆかりのある会員たちによる助け合いのほか、日本文化の伝承、奨学金の授与、被災地支援など日米間の友好のために活動しています。
会場には諸団体の代表者や関係者ら129名が出席。
まず、今年度の新役員による就任宣誓が行われました。
会長は今期2期目の北垣内かずえさん。
北垣内さんは石川県の出身であることから、1月に起きた能登半島地震について触れ、これまでの義援金への協力に対する感謝と同時に、県人会協議会としての今後の支援の必要性について話しました。
このほか、曽根健孝在ロサンゼルス総領事、アル・ムラツチ州議会議員ら、各来賓による挨拶。
そして毎年恒例の「県人会会長によるお国自慢」などのエンタテインメントが行われました。
南加県人会協議会は今年で創立60周年を迎え、6月に60周年の記念行事を開催する予定です。
2024年 INC 日系プロフェッショナルズ
南カリフォルニア日系人学生会協議会、INC主催の日系人学生と社会人とのネットワーキングイベント「日系プロフェッショナルズ」が2月10日、リトル東京の全米日系人博物館で開催されました。
INCは南カリフォルニアにある大学の日系スチューデントユニオンらが集まって組織された団体です。
現在12の大学の日系学生団体が加盟しています。
「日系プロフェッショナルズ」は、実社会で活躍する日系コミュニティの先輩たちと学生たちが交流する目的で、INCが毎年開催しています。
今年はおよそ150名が参加しました。
イベントではアカウンティング、パブリックヘルス、コンサルティングの仕事に携わる3人が登壇し、パネルディスカッションが行われました。
パネリストたちは、大学での勉強がその後のキャリアにどう影響を与えたかや、キャリア形成の進め方などを自らの経験を元に語りました。
そのあと、学生たちはグループに分かれ、順番にワークショップに参加。
卒業後の進路をいかに決めていくかのアドバイスを受けました。
その間、他のグループは用意されたランチを食べながら互いに情報交換したり、ボランティアで参加したおよそ25人の社会人と話をしたりしてネットワークを広げました。