2023年10月8日 放送
共同貿易 ジャパニーズフード & レストラン エキスポ 2023
9月23日パサデナコンベンションセンターでミューチュアルトレーディング共同貿易主催のジャパニーズフード アンド レストランエキスポが開催されました。
飲食業界関係者に向けて日本食の最新の業務用食材や商品を、紹介、販売するこのエキスポは今年で32回目。
アメリカでの日本食のビジネスショーとしては最も歴史があり、最大規模のもので今年は146社が出店しました。
来場者は各社が紹介する新商品や、工夫をこらしたメニューなどをそれぞれ試飲、試食しました。
フードセクションは、だし、のり、わさび、麺、スープなどの基本的な食材から超低温冷凍技術、ULTSによる新鮮な魚や宮崎和牛などの高級食材まで、様々な食品が紹介されました。
ミューチュアルトレーディングのオリジナルブランド、ミヤコブランドも植物性素材から作られた餃子などの新商品を紹介しました。
レストラン関連商品も用意され、食器のディスカウント販売はイベント開始直後から大勢が押し寄せ、包丁の名前入れサービスも人気を集めました。
また、コロナ後の傾向として、テイクアウト用のボックスなど、デリバリー関係の商品も注目を集めました。
アルコールセクションでは、日本酒、焼酎、ウィスキー、地ビールなどの様々なメーカーが出店しました。
またワークショップも行われ、4名のナビゲーター達が食べ物とのペアリング、飲み方の工夫などを参加者に説明しました。
コロナ後の初の対面での開催となった今年のエキスポのテーマは「一新紀元」。
ミューチュアルトレーディングによると、日本食の需要はコロナ禍から順調に回復しており、その中で消費者の生活スタイルや消費行動の変化にあわせたビジネスを展開していくとのことです。
敬老の日フェスティバル2023
9月17日日曜日、リトル東京の全米日系人博物館でKeiro主催の第6回敬老の日フェスティバルが開催されました。
Keiroは、日系高齢者向けのサービスを提供する非営利団体で、毎年、日本の「敬老の日」にちなんだ、シニア向けの無料コミュニティイベントを開催しています。
今回はロサンゼルス、ベンチュラ、オレンジ郡の計6箇所からの無料送迎バスが用意されるなどし、およそ500名が参加しました。
イベントのテーマは“Purpose”-「目的」。
釣りの楽しみ方や、手芸、漬物作りなど、充実した生活を送るヒントになるワークショップが行われました。
また着物の着付けと写真撮影会も開かれました。
メインホールでは、KeiroのCEO、ビバリー伊藤さんをはじめ、曽根けんこう総領事、アル・ムラツチ州議会下院議員らがあいさつし高齢者の長寿と健康を祝いました。
また、60歳以上の希望者には無料のお弁当が配られ、参加者は様々なエンターテイメントとともに、一日を楽しみました。
OCJAA 敬老感謝の集い
10月1日日曜日には、オレンジ郡日系協会、OCJAAによる第37回「敬老感謝の集い」がオンラインで開かれました。
今年も予約した60歳以上の希望者に無料のお弁当が用意されました。
タスティン、アーバイン、コスタメサの3箇所で210食が配布され、参加者は自宅でお弁当を味わいながらZoomのライブ配信を楽しみました。
プログラムは日系諸団体の代表者によるお祝いの言葉やエンターテインメントが配信。
今年80歳を迎える方への敬老表彰は11名が表彰を受けました。
そして104歳を迎えたミヤケアケミOCJAA名誉会長が今年も元気な姿を見せ、あいさつしました。
最後は商品券があたる抽選会がライブでおこなわれ、オンラインで参加者との親睦をはかりました。