2023年4月23日 放送
シンビオシス: 生きられた島
アートと自然、そして人との共生を考える展示会「シンビオシス、生きられた島」展がハリウッドのジャパンハウスロサンゼルスで開催されています。
これは、日本の出版・教育関連企業、ベネッセが瀬戸内海の離島で展開しているアートプロジェクトの一つ、「犬島『家プロジェクト』」を紹介するものです。
「家プロジェクト」は誰も住まなくなった犬島の古民家や廃墟を、ギャラリーとして利用したり、アート作品そのものに変えようというものです。
会場には犬島の形に自然や家の模型が設置され、島のどこにどのような作品があるのか分かるようになっています。
また入り口には犬島の中央部に設置されているブラジル人アーティストによる作品のレプリカが展示されています。
展示会のタイトル「シンビオシス」とは、お互いに関係しながら共存している状態のことです。
そして副題は「生きられた島」
「シンビオシス: 生きられた島」はジャパンハウス ロサンゼルスで7月5日まで開催中。入場は無料。
詳しくはジャパンハウスのウェブサイトをご覧ください。
トーランス 文化祭ファスティバル
4月15日と16日、トーランスで「文化祭」が開かれました。
これはトーランスと千葉県柏市の姉妹都市交流委員会が開催したものです。
トーランスと千葉県柏市は今年で姉妹都市提携50周年を迎え、先日も柏市からの親善団がトーランスを訪れました。
両都市は交流活動の一環として高校生の交換学生プログラムを実施しており、このイベントはそのファンドレイズとなっています。
会場には姉妹都市交流委員会などがフードブースを設置し、焼きそばやカレー、チキンなどを販売。
ステージでは茶道のデモンストレーション。
琴の演奏などのパフォーマンスが披露されました。
また、ホールでは押絵などのクラフト、盆栽や生花が展示され、デモンストレーションが行われました。
体験ブースでは家族連れが折紙や習字に挑戦。
紙芝居も行われ、集まった子供たちは夢中になって楽しんでいました。
バザーにもおよそ20のベンダーが出展。
日本に関連した衣服や雑貨も多く売られ、来場者はじっくり品定めをするなど、その名の通り、大人も子供も日本の文化を楽しめる1日となりました。