2022年3月27日 放送

テラサキ・ブドーカン グランドオープン

3月12日土曜日、リトル東京のテラサキ武道館がグランドオープンしました。

この武道館は、社会福祉サービスを提供する非営利団体、リトル東京サービスセンターにより作られた、
スポーツや文化活動を行える多目的施設です。昨年より実質的な運営は始まっていましたが、コロナのためお披露目ができず
今回、オープニングイベントが開かれることになりました。

まず11日金曜日に関係諸団体の代表者らが出席してのリボンカッティングセレモニーが開かれました。

そして12日土曜日は一般客を招いてのグランドオープニング・セレモニーとなりました。

セレモニーには、市や州の関係者が出席し、祝いの挨拶をしました。
また、元NBAプレーヤーで、現ロサンゼルス・クリッパーズの最高顧問ジェリー・ウエストさんも招かれ、この施設の意義を語りました。

リトル東京を若者にも魅了的なエリアにするため1994年に始まった建設プロジェクトは、総工費が3380万ドルに増大。
政府の助成金や、一般の投資家などからの寄付を募って完成に至りました。
リトル東京でビジネスを営むフジモトアキラさんも寄付に応じた一人です。

体育館はバスケットボール2面分のスペースで武道の練習や、スポーツ大会の会場としても利用されるほか、 1階にはパフォーマンススペース、公園、コミュニティルーム、2階には子供の遊び場を含む屋外テラスが設置されています。

また、地下には55台分の駐車スペースがあり多様なコミュニティ活動のニーズにも対応します。

コロナとの2年 パート4
JETRO

ロサンゼルスのコロナによるロックダウンから2年が過ぎました。
さまざまな業界の方々に、この2年間を振り返りつつ、これからの展望をお尋ねしてきたシリーズ。
最終回は日本貿易振興機構、ジェトロのロサンゼルス事務所にお話を聞きました。

ジェトロは日本企業の海外輸出や進出をサポートする日本の非営利団体です。商品から技術、サービスまであらゆる分野のビジネスを取り扱っており、日本食にも力を入れています。

そこでジェトロは、日本食品を紹介するショールームを,アメリカの食品業界関係者むけに昨年ロサンゼルスにオープンしました。

海外進出を狙う日本企業は、ウィズコロナの時代を見据え、今から準備が必要とジェトロは言います。

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