2022年3月13日 放送
コロナとの2年 パート3
Kamerycah / Wismettac Asian Foods / KDDI America / JAL
まもなくロサンゼルスのコロナによるロックダウンから2年が経とうとしています。
SoCal Japanではさまざまな業界の方々に、この2年間を振り返りつつ、ビジネスの変化や問題、そしてそれらに対する対応をお尋ねしました。
海藻のメカブから採れるフコイダンを主成分としたサプリメント、「海の雫」ブランドを展開するカメリカ社はロックダウン当初、業績が悪化しました。
健康に注目が集まり、業績の回復が見えてきた中、頭を悩ませたのが物流問題。
健康への関心が高まる中、カメリカが大切にしているのはカスタマーサポートだといいます。
日系の食料品、食品関連商品を取り扱うウィズメタック・エィジアン・フーズは、コロナによるレストランの営業規制に大きな影響を受けました。
その中での大きな変化は、テイクアウトやデリバリー関連商品の伸び。
そして今直面しているのが、やはり物流の滞りです。
物流問題の根本的な解決に時間がかかる中、ウィズメタックは、アメリカ国内での商品開発に力を入れるとともに、全米にある19拠点を活かした新しい事業を始めています。
ITソリューションを提供するKDDIアメリカは、コロナによる業績への影響を少なく抑えることができました。
コロナの影響で、企業のITソリューションの導入は一気に進んだといいます。
これからは人間ではなく、ソフトウェアでもができることへの需要が高まると見られています。
2019年にロサンゼルス就航60周年を迎え、増便やさまざまなサービスの拡大を予定していた日本航空、JAL.。
その矢先に襲ってきたのがコロナでした。
日本の入国人数制限のため、例え希望があっても規定の人数のお客さんしか乗せられないフライトを続けるなか、JALが徹底したのは感染症対策。
ウクライナ情勢など、先行きの不透明感はあるものの、コロナの規制緩和が続く中、JALは様々なサービスの展開を予定しているとのことです。