2021年3月28日 放送
Love To Nippon 2021
今年、東日本大震災発生から10周年を迎えました。
3月10日木曜日、ロサンゼルスでもLove to Nippon主催の追悼イベントが行われました。
Love to Nipponはロサンゼルス在住の鵜浦(うのうら)まさこさんの被災経験をきっかけに立ち上げられたプロジェクトです。
死者、行方不明者2万人以上という未曾有の被害をもたらした東日本大震災。
その経験を忘れないようにと、Love To Nipponは毎年追悼集会を行ってきました。
鵜浦さんは10年前、出身地である岩手県大船渡市で津波を経験しました。
今年はコロナのため、イベントはズームでの開催となりました。
ジャパン・ハウス・ロサンゼルスと共催の第一部では、大船渡市市長が現地の復興状況を報告し、また専門家をまじえ自然災害に対する備えの重要性などが語られました。
第二部ではロサンゼルス在住の個人、団体によるメッセージ、そして歌や踊りのパフォーマンスなどで、被災地にエールを送りました。
鵜浦さんはLove To Nipponの活動を通して、災害に対する備えの重要性を訴え続けてきました。
Love to Nipponの活動は来年以降も続くということです。
アジア系アメリカ人へのヘイトクライム
全米でアジア系アメリカ人へのヘイトクライムが問題化しています。
2月末、リトル東京の東本願寺で起きた器物破損、並び、放火事件もヘイトクライムの疑いがもたれています。
ロサンゼルスのリトル東京やチャイナタウンではまだ、深刻な事件は起きていないものの、コミュニティや在ロサンゼルス日本国総領事館は注意を呼びかけています。
ヘイトクライム被害のレポートは警察まで。
また、NPO団体 Stop AAPI Hate では日本語でのレポートも受け付けています。