2020年2月9日 放送
2020年 JBA 賀詞交歓会
1月22日、トーランスでJBA、南カリフォルニア日系企業協会による賀詞交換会が行われました。
これは毎年JBAが、新たな年に会員同士の交流をはかる目的で行っています。
JBAは、南カリフォルニアで事業を営む日系企業およそ440社が加盟する非営利団体で、 日米間のビジネスにおける相互理解と、地域社会への貢献を目的に活動しています。
今年の賀詞交歓会のテーマは東京オリンピック。
オープニングでは聖火ランナーが登場し会場を沸かせました。
式典では挨拶に立ったJBAの中島会長、そして在ロサンゼルス日本国総領事館の松尾主席領事は東京オリンピックのコンセプトにならい、多様性と調和(Unity in Diversity)にフォーカスした年にしたいと話しました。
乾杯のあと、およそ500名の参加者たちは、お雑煮やおせち料理を楽しみながら、互いに挨拶をしたり、名刺交換をしたりしました。
この日はスペシャルゲストとして、オリンピック、パラリンピックを目指す日本のアスリートたちが招かれました。
それぞれがデモンストレーションを披露し、大会への意気込みを語るとともに、競技活動への支援を呼びかけました。
最後は恒例のラッフルが行われ、当選者らは豪華商品を受け取りました。
ジャパニーズ・フード・エキスポ
1月25日、ハリウッドでジャパニーズ フード エキスポが開催されました。
このイベントは日本食文化の普及を目的に活動するJapanese Food Culture Associationによって主催され、14回目となりました。
今年は、ミューチュアルトレーディングなどの現地大手食品商社や日本各地からの業者をあわせ、およそ60社が出展し、それぞれの商品をアピールしました。
らーめん。たこやき。ちらし寿司など今やおなじみとなった日本食に加え、各県の特産品ブースでは、参加者が興味深そうに試食をしていました。
一方、酒ブースでは、地酒、焼酎、ビールなどが紹介され、日本食とのマッチングを楽しみました。
このほかステージでは、巨大マグロの解体ショー。
日本ならではの洋食、オムライスのデモンストレーション。
キャラ弁作りコンテスト。メガロール作り、などが行われました。
また、観光ブースも設けられ「食」を切り口として、参加者に日本への旅行をプロモーションしました。
イベントには、およそ2000名が来場し、賑わいました。
「飛騨の木工文化」展
ハリウッド・ハイランドのジャパンハウス・ロサンゼルスで、「飛騨の木工文化」展が開催されています。
この展示会では、岐阜県の飛騨地方に伝わるモノづくりを紹介しています。
飛騨は豊かな森林に囲まれた地方で、1300年の歴史を持つ「飛騨の匠」と呼ばれる職人たちが貴重な木工文化を受け継いでいます。
この展示会では、飛騨の老舗家具メーカーが、 家具材料としては扱いにくいとされる杉を加工する技術やものづくりのコンセプトを紹介しています。
また、使われなくなった杉の有効活用や、長く使えるモノを作る、という側面から、環境問題にも焦点をあてています。
HIDA -“A Woodwork Tradition in the making”は4月12日までジャパンハウス・ロサンゼルスで開催されています。