2019年8月11日 放送

叙勲伝達式

7月12日金曜日、令和元年春の叙勲で旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)を受章した、坂本安子(さかもとやすこ)さんへの叙勲伝達式が在ロサンゼルス日本国総領事公邸で行われました。

毎年日本政府は春と秋に、国家や社会への功績が認められた個人に対し勲章を授与しています。

坂本さんは福島県いわき市の出身で、明治学院大学で社会福祉を学び、1976年に渡米。
リトル東京サービスセンターの最初のスタッフとなり、以来、日英バイリンガルソーシャルワーカーとして、日系の高齢者たちをサポートや多くのソーシャルワーカーの育成に尽力してきました。

2018年には南カリフォルニア大学において、社会福祉の功労者としての殿堂入りを果たしました。

また、2016年7月に着任した千葉明総領事がその任期を終え、日本への帰国が決定しました。

新しい総領事は、今月着任の予定です。

2019 ジャパン フィルム フェスティバル

7月25日土曜日、ウエストロサンゼルスのテラサキ・ニベイ・ファウンデーションでジャパン・フィルム・フェスティバルのプロモーションが行われました。

ジャパン・フィルム・フェスティバルは、優れた日本映画を海外に紹介する映画祭で14回目となる今年は長編、短編をあわせた18作品が上映されます。

また、フェスティバルでは日本映画に限らず、日系コミュニ ティーと関連するアメリカで制作された映画も紹介されます。

それらの作品の一つが、ドキュメンタリー、「夢は咲く(Dream Blossoms)」。

この作品は、戦後間もない1950年代、貧窮にあえいでいた鹿児島の若者のために、アメリカへの移民運動に尽力した内田善一郎(うちだぜんいちろう)と、いわゆる「排日移民法」の壁を乗り越え、彼と一緒にアメリカへ渡ってきた日本人開拓者たちのストーリーです。

「花は咲く」は明後日の13日火曜日に、テラサキ・ニベイ・ファンデーションで先行上映されます。
このほか、日米が注目する作品が揃うジャパン・フィルム・フェスティバルは、17日と18日リトル東京とコスタメサで開催されます。

サケ アンド フード エキシビション

8月3日土曜日、アナハイィズメタック エイジアンフーズによる第12回 酒 アンド フード・エキシビションが開催されました。

ウィズメタック エイジアンフーズは日系の食品と酒類の卸売会社で、小売店、飲食店経営者など、業界関係者を対象に商品のPRを行いました。

各企業のフードブースでは、スシやラーメンなどに加え、今年は健康志向をテーマとした商品が数多く紹介されました。

トーフを使ったドーナッツ。
キヌアを使ったサラダ感覚のご飯。
また、ビーガン向けの寿司ネタとして、 トマトを使ってマグロに似せたものやナスを使ってうなぎに似せた商品も紹介されました。

一方、酒コーナーでは各酒造メーカーによる純米、吟醸、大吟醸、ビールなどブースのほか、特に焼酎と泡盛の魅力を伝えるためのカクテルブースが設置されました。

専門家がゆず、とうがらし、けずり節など日本の食材を使っ た14種類のカクテルを作り、ステージではそのデモンスト
レーションも行われました。

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