2019年4月14日 放送
サクラガーデンズ 「スシ・デー」
3月23日土曜日、ボイルハイツのさくらガーデンズで、居住者に握りたてのお寿司を提供する「寿司デー」がJRA米国日系レストラン協会の協力で行われました。
JRA米国日系レストラン協会は日本食レストランの経営者、食品業者などからなる非営利団体です。
この日使われた食材は、協力業者8社から無料提供され日本食レストラン「Katsu-Ya」と「鮨元」の寿司シェフ達が協力しあい、160人分の寿司を用意しました。
JRAによる「寿司デー」は、さくらガーデンズの前身となる「敬老リタイアメントホーム」の頃からはじめられ、今年で20年になりました。
できあがったお寿司は、居住者達が作ったお皿に盛り付けられました。
食事の前に、この日携わった寿司シェフたちが紹介されさくらガーデンズからJRAに感謝状が贈られました。
さくらガーデンズのダイニングルームは今年1月に改装工事が終わり、これは新しくなったホールで行う初めてのイベントとなりました。
JRAの職員、シェフ、さくらガーデンズのボランティアスタッフたちはそれぞれのテーブルをまわり、「ありがとう」という言葉をかけながら、一人ひとりにお寿司を配りました。
シェフたちが感謝の気持ちを込めて作ったお寿司。みんな、美味しそうに食べていました。
Keiro 介護者カンフェレンス
3月30日土曜日、パサデナ仏教会で、介護者カンファレンスが行われました。
このカンファレンスは日系コミュニティに向け、 高齢者福祉サービスを提供するKeiroが主催し、高齢者を介護する人々のための実用的な情報やノウハウを共有するために行われました。
現在、ロサンゼルス、オレンジ、ベンチュラカウンティ在住の日本人、日系人のおよそ1/4が65歳以上で、その97パーセントが現在、または将来において在宅介護を希望していると言われています。
基調講演では、ハンティントン・ホスピタルの看護師、パティ・ワトソン・スワンさんが「介護者のストレス管理」をテーマにスピーチを行いました。
このほか、「モバイルアプリを活用した介護」のセミナー。
現役で活躍する看護師による「実践介護」のデモンストレーション、なども行われました。
このカンファレンスはKeiroとメンバーの高齢化がすすむパサデナ仏教会ほか、地元の日系諸団体との協力で行われました。
会場では高齢者を支援する非営利団体や企業が参加するリソースフェアも開催され、参加者たちは問題を相談したり、必要な情報を共有しあったりしていました。