2018年6月24日 放送
ゲーム見本市 E3
世界最大のコンピュータゲームの見本市、E3 (イースリー)が6月12日から14日までの3日間、
ロサンゼルスコンベンションセンターで開催されました。
今年は新型ゲーム機の発表はなく、200社以上が出展する中、新作のソフトに注目が集まりました。
ソニーは、プレイステーション4用に「メタルギア ソリッド」シリーズのゲームクリエーター、
小島秀夫(こじまひでお)さんがてがける新作のトレーラーや、マーベルなどと協力して制作した「スパイダーマン」などを発表。
ニンテンドーは、「スイッチ」向けに様々なゲームキャラクターが戦う、「大乱闘スマッシュブラザーズ・スペシャル」を披露。
このほか、アメリカの大手ゲーム会社による人気タイトルや、バーチャルリアリティー・ゲームが注目を集め、来場者たちはデモプレイを見たり、アトラクションに参加するなどしました。
もともとE3は業界関係者を対象としたものでしたが、昨年から一般の入場もできるようになりました。
主催するESA(イーエスエー)は、ファンたちに直接、ゲームをプレイしてもらうことにより、ソーシャル・ネットワークなどを通じて、その発信力を強める方針です。
イベントには3日間でおよそ7万人が来場しました。
叙勲祝賀会
6月10日日曜日、モンテベロのクワイエットキャノンで、叙勲祝賀会が行われました。
この祝賀会は、毎年、南加日系商工会議所が主催し、在ロサンゼルス日本国総領事館 管轄内における叙勲受章者を祝って行われています。
キティ・サンキさんは2017年度秋の叙勲で旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)を受章。
東京生まれの日系3世で、ロサンゼルス統一学区で教員を務めながら、日系アメリカ人の人権活動に貢献。
2016年には、南加日系商工会議所における初の女性会頭に就任しました。
アーネスト・ドイザキさんは、2018度春の叙勲において、旭日双光章を受章。
ロサンゼルス生まれの日系3世で、アメリカン・フィッシュカンパニーの社長として日本食の普及に貢献。
また、全米日系人博物館の設立に尽力し,理事長をつとめるなどしました。
他にも、2017年度秋の叙勲ではテルマ・プレスさんが旭日双光章を受章。
2018年度春の叙勲でエリス・クラウスさんが旭日中授章(きょくじつちゅうじゅしょう)を受章しましたが、この日は出席できませんでした。
受章者には南加日系商工会議所のジェフ山崎会頭から、それぞれ記念の盾が手渡されました。
サクラガーデンズ「居住者ピクニック」
6月9日土曜日、ボイルハイツにあるリタイアメントホーム、サクラガーデンズで「居住者ピクニック」が行われました。
このピクニックは、サクラガーデンズのスタッフとボランティアたちが協力しあい、施設で暮らす居住者たちにランチタイムを楽しんでもらおうと毎年行われているものです。
サクラガーデンズを運営するノーススター社のCEO、リック・ジェンセンさんは冒頭の挨拶で、「皆さんと一緒にランチを楽しむことができてうれしいです」と話しました。
また、ボランティアグループ愛友会の元会長ベティ・ユモリさんは「ボランティアスタッフたちの協力に感謝します」と話しました。
ランチには、ジョセフ&ヨシエ・ヒラタ夫妻によるドネーションと、KEIRO(ケイロー)のサポートにより、Habit(ハビット)のハンバーガーとグリーンビーンズの天ぷらなどが提供されました。
また、ダンスやカラオケのエンターテイメント、ドアプライズなども行われ、居住者たちおよそ120名がイベントを楽しみました。
現在、サクラガーデンズの居住者の半分は日本語を第一言語とする新一世です。
施設の運営は2年前にKeiroからノーススター シニアリビングにかわりました。
二世ウィーク ねぶた
ロサンゼルス日系社会の夏祭り、二世ウィークへ向けた練習が始まっています。
リトル東京にある南加青森県人会館では、LAねぶた囃子(ばやし)保存会によるお囃子(はやし)の練習が始まっています。
ねぶたは毎年、二世ウィークの目玉の一つとして、お祭りを盛り上げています。
本場青森との協力で2007年に始まったねぶたも今年で12年目になりました。
メンバー達は今回、これまで以上に練習に力を入れているようです。
その理由は、新たに制作したこの「金時(きんとき)」です。
昨年10月、LAねぶた囃子保存会はねぶた師の竹浪比呂央(たけなみひろお)さんと協力し、LAねぶたとしては2代目の、この「金時」を制作しました。
「金時」は昨年末のハリウッドクリスマスパレードで初お披露目され注目を集めました。
8月の二世ウィーク グランドパレードには、1代目の「義経」とともに、2台での参加となります。