2018年3月25日 放送

JNTO 観光PRイベント

3月12日、ハリウッド・ハイランドのドルビー・シアターで政府観光局JNTOによる、PRイベントがおこなわれました。JNTOは、海外からの訪日外国人旅行者の誘致活動を行う独立行政法人です。JNTOによると、昨年、日本を訪れた海外からの旅行者数は2800万人。消費額は4.4兆円で過去最高に達しました。日本政府は東京オリンピックが開催される2020年までに旅行者数4000万人、消費額8兆円を達成することを目標にしています。これにあたり、今年から欧米を中心としたキャンペーン、「Enjoy My Japan」を実施し、日本を旅行先として意識していない層をターゲットに、日本の魅力をPRしていく方針です。JNTOロサンゼルス事務所では、今年ハリウッド・ハイランドにオープンするJapan Houseなどと協力し、イベントや広報活動などを通じて、観光客を誘致することを発表しました。

JBA南カリフォルニア日系企業協会 総会

3月16日、JBA南カリフォルニア日系企業協会の総会とJBAが運営する日本語補習校あさひ学園の総会、並びレセプションがトーランスのミヤコ・ハイブリッドホテルで開催されました。この日の総会ではJBAの2018年度の常任理事が選出され、新会長にスミトモ・コーポレーション・オブ・アメリカの大川智さんが就任しました。大川さんは2016年度に続き、2度目の会長就任となります。


「宮中歌会始の儀」入選祝賀会

3月18日、今年の「宮中歌会始の儀」の一般公募で自作の短歌が入選したオレンジ・カウンティー在住の鈴木敦子さんの入選祝賀会が、トーランスのミヤコ・ハイブリッ
ド・ホテルで開催されました。「宮中歌会始」は750年ほど前から続くと言われる、皇室の正月行事。天皇陛下がお催しになり、共通のお題で詠んだ歌を披露しあいます。 2018年度のお題は「語」、言葉でした。鈴木さんは、アメリカで育った子供たちとの日本語の会話の中で、時に言葉のニュアンスがうまく伝わらないもどかしさを歌に込め、2万以上の応募な中から選ばれる10首の一つとして入選しました。鈴木さんはエッセイストとして活躍するとともに、短歌の会も主催。祝賀会に集まった、コミュニティーの代表者や友人、短歌の仲間らを前に「歌会始の儀」の一部始終、また皇后陛下と拝謁(はいえつ)した時のエピソードを語りました。

オニヅカ・スペースサイエンスデー

3月10日土曜日、トーランスのエルカミーノカレッジでオニヅカ・スペースサイエンスデーが行われ、今年も宇宙科学に興味をもつ、地元の子どもたちが集まりました。毎年ホンダが主催するこのイベントは、32年前にスペースシャトル・チャレンジャー号の事故で亡くなった日系人宇宙飛行士、エリソン・オニズカさんの功績をたたえて行われています。 今回、キーノートスピーカーとして参加したのは、NASAの宇宙飛行士、シェーン・キンブローさん。シェーンさんは、2016年から2017年にかけて行われた国際宇宙ステーションにおけるミッションで、合計189日間の長期滞在を経験。宇宙での生活や様々な実験、またサンドイッチの作り方など興味深いエピソードを語りました。そのあとのQ & Aでは子どもたちが、シェーン宇宙飛行士に思い思いの質問をなげかけました。また、レクチャー後に行われた体験教室では、子どもたちがそれぞれ興味のある課題に取り組み、楽しみながら科学を学びました。

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