2018年2月11日 放送
南加日系商工会議所 役員就任式
1月28日、アルハンブラのアルマンサー・コートで南加日系商工会議所による、2018年度、役員就任式が行われました。南加日系商工会議所は、現在170名の会員からなる非営利団体で、企業間の交流促進とサポート、日米親善、地域奉仕活動などを行っています。この日は、会員ほか、関係者ら223名が出席する中、まず今期役員の就任宣誓が行われました。今期2期目の就任となった、ジェフ・ヤマザキ会頭は「今年はネットワークイベントを毎月開催し、会員の増加をはかることで、コミュニティの活性化につなげたい」と話しました。また、日系諸団体の代表者らによる挨拶の後は、功労賞の授賞式が行われました。コミュニティ功労団体賞を受賞した南加詩吟連盟は、1990年に創立され、現在6流派からなる団体で詩吟の伝統をアメリカ社会に伝えています。日系スピリット賞は2名。西元みよこさんは、1980年代からオレンジ郡をはじめ、様々な日系主要団体でのボランティア活動を続けています。ヘレン太田さんは、1989年から、二世ウィークでボランティアを始め、主にエンターテイメントを通じて、コミュニティ活動を続けています。
南加庭園業連盟 新役員就任式
2月4日、モンテベロのクワイエットキャノンで、南加庭園業連盟による新年会と新役員就任式が行われました。南加庭園業連盟は、南カリフォルニア各地の16の組合が加盟する非営利団体で、会員同士の助け合いや、社会奉仕活動を行っています。会員や日系諸団体の代表者125名が出席する中、まず、今年度の新役員が発表され、新会長となった岩下寿盛さんをはじめとする7名が就任宣誓を行いました。岩下さんは、過去に南加鹿児島県人会、南加県人会協議会などの主要団体の会長を歴任しており、今回の就任にあたって「わからないことがまだ多くあるが、連盟の存続のために全力で頑張ります」と抱負を語りました。今年の功労者表彰では2名が選ばれました。べイシティ地区組合の藤谷征一さんは、2016と2017の2期にわたり庭園業連盟の会長をつとめ、組織の存続のために貢献しました。また、元ベイシティ地区組合の白澤まことさんは、一般の参加者向けに行われている野菜セミナーの講師を7年間つとめ、地域社会に貢献しました。南加庭園業連盟は1955年に発足、第二次世界戦後の最盛期は、およそ6000名いた会員も、今では670名にまで減りました。